タイトルを「猫ボラ辞めます」にするか悩みました。


けどお婆はん&ちび娘の預かりしてるので、それも違うか〜、となり、ひとまず上記タイトルに至りました。


その決断に至った理由は以下です。


①里親様が裏切り、定期連絡を拒絶してきた


②私の身体不調により離職し、経済的困窮状態に陥った為


時系列としては②が先ですが、話が短く済む①から説明します。


最後には現時点で我が家の医療が必要な子を紹介します。



【里親様の裏切り】

2023年6月頃に里親様が1年以上定期連絡なかったので連絡したら、突然「今後そちらからの連絡は拒否します」と言われました。


「契約書に載ってないからする必要はないし、引っ越し先も告げる気はない」と。


いきなりです。


契約書についてはこちらの不備ですが、応募の時点で定期連絡に同意するアンケートは取れてるので、契約としては成立してます。


が、正直そこはどうでもよいのです。

法的な話でモメる気はありません。

それよりも信頼していたのに裏切られたのが辛かったのです。


それにより、私はもう新規の里親希望の方を信じる事が出来なくなってしまいました。


今でもこうして綴るのは辛いです。


あ、そうそう!結局他ボラさんが間に入ってくれて、猫たちの無事は確認出来てます。


そこだけはホッとしました。

猫を大切にしてくれる人だと信じたのは、間違いではなかったのだな、と。


でももう、2度とあの子達の成長した姿を見ることは出来ません。


里親様とのLINEのやり取りの前後も知人数名に見てもらいましたが、やはりとの角度からみても「里親様の突然の告知」で、私が何かしてしまってる等も無いです。


あまりの出来事に「必ず貴方を探し出します」と暴言じみた事をラインしたりもしましたが、今はただただ虚しさしか有りません。


ただあの子達の成長を定期的に知らせてくれたらそれで良かったのに…

今も、心から悲しいし、立ち直れません。

私は2度と、新たな里親候補様を信じることは出来ないでしょう。

あれだけシビアな審査をしてもこの始末ですから。


【不調にて離職、経済的困窮】

これは2022年の年明け直ぐでした。

ある日起きたら首が痛くて、仕事はおろか日常家事も難しい状態になりました。

1月中旬から休職し、療養生活となりました。

痛みが兎に角酷くて、ブロック注射も全く効かず、ロキソニンもダメ。

最終的にリリカとトアラセットを使う事になりました。

両方とも中枢神経に直接作用するタイプの痛み止めで、この2種を1日3回数錠。

ところが私の場合、副作用がかなり強く出てしまい、当分は吐き気と目眩に苦しめられ、それはそれで家事出来ない状態に。

数ヶ月して吐き気は無くなったけど目眩と眠気は残りました。


副作用が強ければ今度はじゃあ減薬しようか、となりますが、このリリカもトアラセットも禁断症状が出るタイプの薬でして。

(トアラセットなどはモルヒネ入ってる)

副作用は眠気だったのが、禁断症状は不眠、焦燥感、火照り、発汗、動悸…

うん、ヤ◯中ですね(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)

↑禁断症状の作用機序は同じ要領です。


容易に断薬も減薬出来ず、副作用で兎に角ひたすら痛いor眠い…そんな2022年でした。

仕事の復帰は難しいとみて、2022.8月に退職しました。


え?でも2022年お前パニャリンとか出かけてたよね?って思った方。


はい、そう、その時はね、わざと減薬して禁断症状を軽く起こすんですよ。

そこに痛み止めとしてはロキソニン&ステロイド(猫用のを独断内服。オススメしません)入れて、そこにモンスターというカフェインぶち込むとナチュラルハイに!


2022〜2023年のお出かけは大体そうしてました😁


2023年は痛みはマシになってきたけど、今度は本格的に断薬する為に減薬、これが何度も失敗しまして。

まぁ大変でした。

2023年年末辺りからかな?断薬してロキソニンのみでいける様になったのは。


身体面はそんな感じで2023年末辺りである程度普通に生活出来る状態にはなりました。

が、問題は生活面です。


退職前まで私は介護の夜勤専従で、且つ長年のスキル的なのもあり、給与は一般介護職より高額でした。

だからこの子達を抱えても生活出来ました。

ご支援で全く賄えてない事は過去の収支報告記事を御覧頂ければ分かるかと思います。



首を痛めた事で夜勤専従どころか現場復帰は困難で、別の道を見出さねばなりませんでした。


そこで2017年に合格して放置してたケアマネの研修に行き、ケアマネとして働くことにしました。

ケアマネは、試験合格したあとに1年近くの研修を受講し、その修了証明書を取得して初めて、ケアマネ資格証が発行され働けます。


てかケアマネしか道がなかったのです。


給料を考えるとまた施設管理者になるのも考えたけど、やはり仕事スマホ持たされ24時間対応は厳しい。

お猫様ファーストな我が家なので😅


ケアマネデスクワークだし、将来的に独立も出来るので、これしか道が残されていませんでした。


ただ給与が介護の夜勤専従の頃に比べたら10万円以上下がります。

5年間ほどはそんなもんです。

今はこれしか選べない自分に絶望し、5年後報われてるといいなと思うだけです。



ということで、要は離職して里親様に裏切られて人間不信、再就職先はケアマネ一択で給料タダ下がり。

とうてい猫ボラや里親募集出来る状況では有りません。

今手元にいる11頭+預かり2頭のQOLを下げないようにするので精一杯です。



今医療が必要な子たち↓


腎不全ステージ3のてんぷら皇子。9歳かな?Wキャリアが陰転したのに、すぐ腎不全なっちゃった仔。
ステージ3で2年経ちます。腎不全自体は3年位かな?
ラプロス、セファランチン、アゾディル、アミンアバスト、イパキチン、…
いっぱい内服頑張ってくれてます!
本猫はまだ元気に遊んで跳ねてます🎵

腎不全予防対策として点滴開始してるニョッキ。若く計算しても、もう13歳です。
蛋白尿なのでテルミサルタンとセファランチン内服してます。

こちらは一時的ですが、1ヶ月前からトイレチップ異食がはじまり、小腸が傷ついちゃってるので抗生剤2種内服してる茶胡ちゃん(触れない系女子)
500g以上体重減っちゃった…5.6kg😅
万が一治り遅いパターンだとリンパ腫の可能性とかも出てきちゃうので、早く治って欲しいところです。

こちら預かりだけど我が家でご支援募ったりと、ほぼ我が家管理のお婆はん17歳。
慢性腎不全ステージ2、拘束型心筋症、高血圧。
内服はラプロス、アムロジピン、イパキチン。
全ての医療費をご支援に頼る形なので、内服も必要最低限です。
本当はセファランチンもいきたい。

今年に入ってトイレで全く排泄しなくなり、それはまぁ良いとしても、こうして排泄物の側(大小)やその上で寝たりする。
そこが一番手がかかってるかも。

お婆はんは近々支援呼びかけしますので、宜しくお願いします🙇‍♀

以上、我が家の近況報告でした。
最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。


5/24頃、お婆はんの様子が少しおかしいことに気付きました。


ふらっと寝床から出てきてウロウロすることはよくあるのですが、その日はこんな感じになってました。



???

手動で寝床に戻してもまたフラフラ出てきてぐるぐるぐる…

う〜ん。。。

認知症の前庭障害にしては回り方に規則性が無い様に感じたので、
(動画は一番わかり易い部分を抜粋したので規則性あります)

そうではなくレベル低下による方向感覚の喪失かなと思いましたが、いかんせんこういった経験ないのでよく分からない。

べつに回る分には良いのですが、疲労の為か動画冒頭の様にふらつきも出てたので、そちらの方が心配でした。

ちょうど慢性腎不全の経過観察受診から数ヶ月経ってたので、ついでに受診する事にしました。

診察室にて、少し日光浴がてら。
(お婆はん失明してる&運動機能低下にて走れません)
😱おわかり
いただけただろうか😱

鋭い人は気付いたかもですね。
私はこの時点では全く気付きませんでした。情けない(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)

診察室に入りお婆はんをキャリーから出してすぐに獣医さんに言われました。


「この子眼振出てますね」

え?ま??
ʕ⁠ ⁠º⁠ ⁠ᴥ⁠ ⁠º⁠ʔ



…ほんまや😨

言われるまで1ミリも気づきませんでした、申し訳ない🥲

診察室にて、お婆はん。大人しく血圧測定。

血圧はそんなに高くもなく、内服しっかり効いてました(アムロジピン内服)。
注)通常は高血圧と言われる範囲です。お婆はん内服前は200オーバーとかなので、これはマシな方なのです。

心エコーも撮りましたが、拘束型心筋症の方は状態維持出来てました。

グルグル回る症状とその動画を一通りお見せしたところ、やはり前庭障害であるとの診断でした。

おい誰や、レベル低下による方向感覚の喪失とか言ったアホは(⁠┛⁠✧⁠Д⁠✧⁠)⁠)⁠┛⁠彡⁠┻⁠━⁠┻ww


診断名は特発性前庭疾患です。

※前庭とは?
→耳の奥にある三半規管を中心とした平衡感覚や体の位置把握をする為の器官です。


【特発性前庭疾患とは】

原因不明
発症年齢幅広い
症状も軽度〜重度まで様々

症状
水平or回転眼振
病変側への捻転傾斜や旋回運動、軸転運動(横に転がる)、
意識は清明
嘔吐や流涎伴う場合あり 
四肢反応異常や顔面麻痺などの
他の神経症状は認められない

ちなみに内耳や中耳炎による神経症状の場合もありえるので耳も診てもらいましたが、こちらは問題なしでした。

【治療方法】
基本無し。嘔吐あるならセレニア。脱水あるなら皮下点の対症療法。
2,3日で症状軽減し、1ヶ月もすれば消失するパターン多し(個体差あり)。

因みに今回の特発性前庭疾患は恐らく末梢性であるけど、中枢性の前庭疾患の場合は腫瘍などの可能性が高くなるので余り良くありませんし、その場合は症状軽減は困難かと思われます(多分。細かくは確認してません)。

ここらへん記憶曖昧ですので詳細お話出来ませんが、言えるのは
水平眼振は垂直眼振よりマシな場合が多い
です。

もちろん中枢性でも水平眼振出る可能性はあるのですが、垂直眼振や振り子眼振は中枢性前庭疾患でしか出ません

このブログを未だ読んでくださってる方の中に
「あらうちのコ眼振が。水平眼振はマシだってりなざくろさん書いてたから、受診は時間空いてからでいっか♪」
とかいうアホはいないと思いますが、それはやめてくださいね。私は責任持てません。

あとこちらは血液検査結果です。

今回は腎数値だけですが、お蔭様で経過良好です💕
お婆はんへ定期支援という形で支援継続してくださっている方々、以前の呼びかけで医療費ご支援くださった方々、本当にありがとうございます✨

帰宅してから
「前庭疾患の腫瘍の可能性消す為にアルブミンも検査したら良かったぁぁぁ!!」
と帰宅してから思いましたが後の祭り。

まぁアルブミンだけで腫瘍有無判断できる訳ではないので、わざわざ受診し直すほどの事ではないですね。

経過観察にて症状軽減したら、腫瘍除外しても良いかと思ってます。


そしてこれ書いてる6/8のお婆はんがコチラ



…………治ってないお\⁠(⁠^⁠o⁠^⁠)⁠/

まぁ実際は日によって波がある感じです。
今日はちょっと強めに出てますね。
普段はもう少しマシなのでご安心下さい。

というか、症状出てる時でも5月の受診した時よりはマシです。


ただこれ腫瘍だったからといって、抗がん剤を今のお婆はんにするのはちょっと違う気もしますしね…

前庭疾患については、悪化して食事摂取出来ないとか出ない限りは様観します。

以上がお婆はん近況でした。

こちらはお婆はんの娘猫である、ちび娘(ちびこ)。

ファミーネーターでブラッシングしすぎてスカスカになっちゃいました😭

相変わらず夜鳴きは続いてますので、夜は窓を閉めなければなりませんが💦

親子共々、何とか穏やかに過ごせておりますってお話でした(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)




以下は今年入ってからのお婆はんの支援金収支報告です。
ご査収下さい。

※トイレ砂、ペットシート、ちび娘のフードなど生活費は我が家から支出しております※
 


【1〜5月 定期支援金】

500      Y様   

1,000   A様

5,000   A様

500    83様

500      T様

500      S様

1,000   M様

計 9,000×5ヶ月分


1〜5月定期支援金
合計 45,000


【1〜5月医療的支出】

2/9  26,433

(血圧&心エコー&血球生化学三項目血液検査&ソルアセト5本針100本ラプロス1箱)


2/12 4,130

(ベッツワンベテリナリー2kg)


3/9   2,990

(アムロジピン5mg50錠)


3/23  4,130

(ベッツワンベテリナリー2kg)


3/27  14,300

(ラプロス1箱100錠)


4/28   2,750

(ソルアセト5本)


5/8  4,001

(ベッツワンベテリナリー2kg)


5/25  19,624

(心エコー&腎数値&血圧測定&ラプロス1箱100錠)


1〜5月医療的支出合計

78,358




12月繰越金              77,619

1〜5月支援金合計   45,000

1〜5月医療的支出合計 78,358

5月繰越金        44,261





4/7、最後のパニャリンピック(ハンデのある猫さんの譲渡会)が開催されました。

我が家からはニョッキ
(エイズ+、シニア、顎可動域狭い、フードアレルギー、肥満細胞腫切除済、全顎抜歯済、糖尿病寛解中)

そしてキャリーinしやすいからという理由でチョイスされがちな島ノ内さん(エイズ+一部抜歯済)

この2頭参加でした。

会場には
虐待形跡のある茶トラ兄妹

シニアのまぁくん

シニアで膵炎治療中のあまねちゃん

シニアのしのぶちゃん

シニアのコブJr.


以上のかわいこちゃんたちが参加してくれました。

私のインスタ垢からLIVE配信もしてます。
4/7 パニャリンLIVE配信


八幡地域猫の会さんからはパネル参加の猫さんたち。




くーまさんの物販。FINALなので安売り!私もいくつか購入しました〜

トミーさんの物販。こちらもちょっとした贈り物等に大助かりしてたので、買い溜めしました。
もう定期的にお会いすることは無くなるんですものね…😥

ニョッキ、相変わらずみんなにナデナデしてもらってご満悦です😊


知人やinstagram繋がりの猫仲間たち、里親様、猫ボラ様、色んな方がいらして下さり、本当に嬉しかったです💓


前回のパニャリンでは、熊本からわざわざパニャリンに日程合わせて大阪旅行決行し、ニョッキに会いに来てくださった方もおられました。

今回も遠方から遥々泊まりで来て下さった方や、出張でよって下さった方がおられました。

言ってしまえばたかだか猫見に足を運んで下さる…
ニョッキも島ノ内さんも私も、本当に幸せ者だと思います。

改めて感謝申し上げます、ありがとうございます。

そしてFINALには来れずとも、今まで来てくださった方、LIVE配信で応援して下さってた方、様々な形で気にかけて下さっていた方…

すべての方に心より感謝申し上げます。

ありがとうございます!!
。・゚・(ノД`)・゚・。

終わってから数日経つと凄く寂しくなりました😥
また今度詳しくお話しますが、私は2022年年明けから身体を痛めて現在も療養生活を送っています。

大して友人などもいない私は完全に社会から孤立した存在として過ごしてましたが、その中でパニャリンは唯一、病院以外で定期的に出掛ける場となってました。

出掛けるために数日前から内服薬を調整して、眠気や吐き気などが少なく済むようにして、出来るだけ万全の状態でパニャリンには参加してました。

一人でいるのは全く平気なのですが、人は所詮社会を構築する動物なので、本当に全く言葉を発することなく家にいるとあまり良い状態にならないのだな、と実感する中、パニャリンは良い社会リハの場となってました😂

それと、そうなる前から元々、ブログでも度々書いていたように、パニャリンのコンセプトが大好きでした。

パニャリンが無くなったのは寂しいですが、ハンデのある子たちも普通の譲渡会参加しても後ろ指さされることなくなったというのは、世の中がゆっくりながら良くなっていってる証拠ですね💓

喜ばしい閉幕としましょう(^^)/


でもどうか皆様忘れないで下さい。
家族を待ってるハンデ猫さん、シニア猫さんが沢山いると言う事。
そしてやはり偏見はなくなったといえど、仔猫ほど求められて居らず「保護猫」という状態で亡くなる子が多いという事。


そして保護されてる子に限らず、お外でのハンデ猫、シニア猫も沢山いるということ。

ほんの少しでも、手を差し伸べてあげてほしいです。
あなたが少し行動するだけで幸せになれる子がいるんです。

そんな子達の事、忘れないであげて下さい。