昨日、このシーズン最後の かぶらずし作りをした


春が近づいてきた ので

この冬 何回か作ったかぶらずしも 今回が最後です

ちょっとさみしい、大好きな酒の肴 ですからね

 数日前 いつも買い物をしている通称「おばさんみせ」で

大株を買い、サバを切ってもらう様 依頼した。


一緒にいつもの “ペースト状になって袋に入っているかぶらずし用の麹”を

買おうとしたら


無い!


そうだよね、もう春ですものね、仕方ないね。


売っていたのは 板状になった 花麹。

そうだ、今回は 一から 麹作りに挑戦しよう!

もしかして、最初で最後?


だって、とても難しそうだからね。


でも、ひょっとして旨く出来れば 来年からは麹も作るからね、と

早々来冬を イメージして

イザ やってみることに・・・・


おかゆを炊いて ジャーに入れて ばらばらにほぐした麹を混ぜて


保温のスイッチを ONにしたり OFFにしたり温度が高すぎると せっかくの酵母菌が しぼんでしまうからね


(温度計が無いので アバウトです)


「モーツアルトを聞かせると 良い」 と聞いたことも思い出し


「麹、良い子よ、おいしくなあれ」と口ずさんでみた


そうこうして、4時間・・・プツプツ・・・実は音はしないのだけど

明らかに  プツプツ麹が動いているんだ。


甘くなれば大成功なのだそうで、ちょっとなめてみた・・・


「あまあい」・・・すごく元気な麹ができましたヨ


私の子守唄が効いたかも?何となく麹菌が かわいらしく みえてきました。


来冬は これで行きます!

ひとり宣言をして、かぶらずしの漬けこみを終えました。


お酒造りの世界は こんな気楽なことでは無いでしょうが

造り手さんの愛情で すべてが始まり すべてが完結する


造り手のやさしい気持ちと 一本通った気合


だから、造りは 止められない、きっとそうなのでしょう。


この方も やさしいまなざしで こう 呟くように言いました

    ↓↓


「微生物の世界は平和に見えたから」

http://www.nakayasu-net.jp/page034.html


お陰でやさしく包まれるような仕上がりです。