福岡市西区 H様邸 ALC・コロニアル瓦 塗装工事   11月27日 | ナカヤマ彩工の塗装工事日記

ナカヤマ彩工の塗装工事日記

福岡県福岡市の塗装職人、ナカヤマ彩工が日々の塗り替え工事の記録を詳しくお伝えします。プロが読んでも勉強になる記事を目指します!

平成24年11月27日(火)作業人員 2名(2時間)『累計 2.5人工』
下地処理


本日は午後から作業を開始。

最初にこれから作業を行うにあたって、全体の状態を確認する作業を行います。

ALCの目地部分のシーリングの状態です。
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全体的に同様の症状が見られる様です。
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外壁の状態は非常に良好に思えますが、多少のひび割れが生じているようです。
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ただ非常に小さなクラックですので、問題は無さそうです。

一部多少大きめのクラックが入っているようでした。
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このような多少大きめのクラックは全体で3箇所程度(他の箇所は僅かな大きさでした)。

この部分はひび割れもしくは小さな爆裂のように見えます。
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この箇所は爆裂のようです。
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以前補修を行なっているような箇所も1箇所あるようです。
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ここは補修跡が目立ちますので、今回目立たなく補修を行い直します。

雨樋の廻りのシーリングも切れている模様です。
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外壁関係では以上のようです。
状態が良好の為、比較的少ないように思います。

外壁以外の様子は、
破風板の塗装は剥離などは起きておらず、表面の塗膜の劣化が生じている程度でした。
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手で表面を擦りますと、
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劣化した塗膜が取れまして、まだ劣化していない部分が表面に出てくるようです。
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軒天のボードのジョイント部の金属は、多少サビが発生気味。
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シャッターボックスも同様に若干サビが発生し始めているようです。
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その他には破風板のシーリングが切れているようでした。
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最後に屋根の確認。
屋根は全体的な汚れや、
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コケの発生を除いては、
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非常に状態は良好です。

棟の板金を固定する釘は多少浮いてはいましたが、
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再度打ち付け+抜けなくする処理を行えば、問題はないようです。

一通り全体の確認を行った後、このような部位を確認しやすくするために、スプレーで印を付けていきます(マーキングをいう作業)。
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外壁面に補修方法別に、4種類の印を付けています。
僅かなひび割れ(ヘアークラック) 黄色線
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シール材(もしくはフィラーと呼ばれる材料)をクラック内に擦り込んで補修を行う箇所になります。

多少大きなひび割れ 黄色線に丸印
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Uカットシーリング材充填工法で補修を行う箇所になります。

爆裂(と思われる箇所) 青丸
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ハツリ落として再度補修を行う箇所になります。

シリコーンシーリング打設箇所 青でS
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このままの状態では塗装が出来ないため、専用のプライマーで処理を行う箇所になります。

以上でマーキングの作業は終了。
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明日からシーリングを行いますので、シーリングの絡みになる爆裂部分の補修のみ、本日行なっておきます。

割れている箇所をハツリ落としたみたところ、
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角が取れるかと思っていたところ、表面飲のみが剥がれる程度。
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爆裂ではなくただのクラックのようでした。

もう一つの箇所もハツってみたところ、
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表面の部分は取れましたが、内部はALC内のラスでくっついているようです。
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ラスを切断してまで撤去するのもどうかと思いましたので、今回はこの状態で表面の復旧を行います。

先ほどハツリ落とした箇所にプライマーを塗布後、
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ポリマーセメントと呼ばれる材料で形成し直します。
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後は硬化した後に表面をペーパー掛けを行いまして、補修は完了となります。

今回補修に使用した材料はこちらの製品を使用。
日本化成 NSハイフレックス HF-1000
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日本化成 NSポリマーミックス#40
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以上の作業を行い、本日は終了となっております。