「鉄部」ケレン・下塗
本日も前日の続きを行います。
1F軒天の表面のケレンを行いまして、
ここからが問題の本格的なケレンの作業となります。
本来は全部剥がして塗り直したいところですが、色々と事情もありますので、今回は妥協策で行く事に決定。
基本的に状態が悪い箇所を中心に剥がすことにしまして、その後の様子を見ながら綺麗にケレンが出来ていないと思われる箇所を、ケレンの手直しという形で行いながら差魚を進めて行く事にしております。
塗膜が残っている箇所は、密着力は以前の塗膜に依存しておりますので、今後剥離する恐れは十分にありますが、基本的に現状で剥離が起きていないとするならば、その部分は健全であるであろうという考え方を元に行うケレンの方法で今回は行うことにしております。
現状で剥離が起きている箇所を中心に周囲の部分を剥がしていきます。
ケレン後の様子。
塗膜が残っている状態を見れば、残りの塗膜も剥がしたくなってしまいますが、一旦はケレンの作業は以上で終了としております。
再度、清掃を行いまして、
次の下塗の工程に移ります。
今回使用しております下塗材はこちらの製品。
日本ペイント ハイポンファインプライマーⅡ
この下塗材で部分邸に軒天の下塗を開始。
下塗を行いましたら塗膜の状態が悪い箇所は起きて（浮き上がって）きますので、その後の様子を見てみようと思っておりましたら・・・
ケレン不足という事になります。
この部分浮き上がった部分は除去し直し、再度下塗を行いまして、次の工程に移りたいと思います。
以上で、本日の作業は終了となっております。