福岡市博多区 H様邸 ALC板 塗装工事 7月30日 | ナカヤマ彩工の塗装工事日記

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福岡県福岡市の塗装職人、ナカヤマ彩工が日々の塗り替え工事の記録を詳しくお伝えします。プロが読んでも勉強になる記事を目指します!

平成24年7月30日(月)作業人員 3名(1時間) 『計 21人工』
「外壁」上塗色調色 他 「パラペット」下塗 


本日は天候不良気味・・・
私の会社の西区は何とか天候が良い感じだったので、朝は通常通りH様邸に向かいますが、現地に近づくに連れて天候が崩れてきまして、到着時はこの様な感じに・・・
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「さすがに今日は無理かな・・・」
と思いつつ、中止にしまして会社への帰路についておりましたが、戻るに連れて天候が回復。
丁度、中間まで戻ったところで、日差しが出てきましたので、
「あっ、コレは雨が上がるな。^^」
と思い直しまして、再度H様邸に戻っておりましたが、いざ戻ってみるとまたもやこの様な感じ・・・
(先ほどと同じ写真ですが・・・^^;)
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さすがに今日は無理だろうと思いまして、この時点でH様に作業中止の連絡を入れ会社へ戻ります。

AM11:00頃 会社到着。
何故か会社のある西区は晴れています・・・
1時間ほど様子をみまして、やはり雨が降る気配が無い様でしたので、再度PM12:00過ぎにH様邸に再出発。

H様邸 PM13:00前 到着。
H様邸の博多区も雨が上がって晴れ間が出てきておりましたので、今から作業を開始することにしました。

午前中に追加で頼んでおいた外壁の下塗材が納入されていた様です。
エスケー化研 水性ソフトサーフSG
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前回10缶入れておりまして、今回再度5缶追加しておりますので、合計15缶となります。

外壁の下塗材はこの微弾性フィラーの他に、高弾性のレナエクセレントAという製品も本日在庫から持ってきております。
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本来の予定は外壁は全て微弾性フィラーで施工を行う予定としておりましたが、バルコニー手摺壁(内側)のみクラックが多数発生しておりましたので、そのような箇所には微弾性フィラーよりも、より適している高弾性の下塗り材を使用することに変更しております。

前回のRコート様の建物でも、同様の理由から一部この仕様に変更をしました箇所がありました。

~~~以下 前回の説明文の引用です。~~~

当初の仕様の水性ソフトサーフSG+水性セラミシリコンは、
下塗材の水性ソフトサーフSGは「微弾性」タイプであり、上塗材の水性セラミシリコンは「硬質」タイプとなっておりますので、動きに対する追従性がそれ程高くありません。

ALCパネル面は、目地のシール材で動きを緩衝していますので、仮に塗膜が切れても内部に漏水の心配は、シール材が健全である限り、それ程無いのですが、このモルタル部分は壁内部の下地の状況によっては、クラックの発生から内部に水の侵入が起こりうる可能性が出てきます。
そのような際に、出来る限る表面上に発生するクラックの発生を防ぐ為に、動きに対して追従出来るような、弾力性が備わった塗料を使用した方が、表面上のクラック発生のリスクを低減出来る事となりますので、今回の手摺壁(内側)には、弾性タイプの仕様に変更をしようと思っております。

この中塗材は、塗り回数(工程)が2回塗りとなりまして、工程数は増えますが、その分、塗膜自体の厚みを確保する事が出来やすく、塗膜自体の弾力性も同メーカー内の製品で、最も優れている塗料となっております。

先程、話に出ました水性ソフトサーフSGは「微弾性」タイプとなりますが、その上位グレードに、レナフレンドという「弾性」タイプの製品がありまして、その上位グレードに今回使用する、レナエクセレントという「高弾性」タイプの製品が位置しております。

また、弾性の仕様を組んだ場合、上塗材も弾性タイプに変更する必要がありますので、上塗材の水性セラミシリコンに関しましても、この手摺壁(内側)部分に関しましては、水性セラミシリコンから、水性弾性セラミシリコンという製品に変更を致します予定としております。

当初の仕様でいきますと、下塗1回・上塗2回の計3回塗りでしたが、
この仕様に関しましては、下塗1回・中塗2回・上塗2回の計5回塗りという工程に変わる予定となっております。

~~~引用 終り~~~

塗装のグレードが上がることになるのですが、どの程度上がるか設計価格で見てみますと、本来の仕様(微弾性フィラー 厚付け工法+水性セラミシリコン)はこちらになりますが、
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高弾性の仕様(レナエクセレントA ゆず肌仕上げ+水性弾性セラミシリコン)に変わりますと、こちらの価格帯に変わります。
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通常は高額になるため、あまりこの仕様を選ぶことは無いのですが、今回は材料は在庫で数缶持っているために材料費が掛かりませんので、より良い工法で行うように変更をしております。

作業は外壁の上塗色の調色から開始。
調色の元となる上塗材は在庫から持って来ております。
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量的には1缶(新品)と半分程度で合計1.5缶程度です。
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決定色が決まっていないために、H様のイメージに近い色に調色。
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計3色、準備したところで、
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上野氏は軒天のマスキングテープ貼り。
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私は外壁上塗1回目の塗布。
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林氏はパラペット部の下塗の刷毛塗り。
と、それぞれ作業を行なっておりましたが、何故か空から雷が・・・ヾ(゚Д゚ )ォィォィ

その後、あっという間に雨模様。
ひとまず塗ったばかりの箇所にビニールを貼り、流れないようにしておきまして、
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本日の作業は終了となりました。
戻って来まして僅か1時間程度で終了となってしまいました。^^;
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