福岡市西区 T様邸 モルタル壁 塗装工事 3月16日 | ナカヤマ彩工の塗装工事日記

ナカヤマ彩工の塗装工事日記

福岡県福岡市の塗装職人、ナカヤマ彩工が日々の塗り替え工事の記録を詳しくお伝えします。プロが読んでも勉強になる記事を目指します!

平成24年3月16日(金)作業人員 3名 『累計 6人工』
鉄部下地処理・下塗


足場も組み上がりましたので、本日より本格的に塗装工事開始です。

昨日に引き続きまして、鉄部の下地処理・下塗から行います。
まずは下塗前のケレン(目荒らし)
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写真では少々分かりづらいですが、表面に細かな傷を付けていきまして、
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その後、下塗のサビ止めを塗装。
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この様な庇なども同様に行います。
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この庇は多少錆が発生している模様です。
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まずはケレンを行いまして、
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続いて、下塗のサビ止め塗布です。
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T様の建物は、軒天のボードとボードの継ぎ目が鉄製のジョイントが入っておりまして、
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若干の錆の発生と、塗膜剥離が起きていました。
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この様な箇所も、ケレン作業後に、
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ケレン前
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ケレン後
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下塗のサビ止めを塗布しておきます。
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今回T様の建物に使用しています下塗はコチラ。
日本ペイント ハイポン20ファイン
2液型の弱溶剤変成エポキシ樹脂の下塗材になります。
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鉄部関係の作業を一通り行う間、外壁のクラックの下地処理も一緒に行なっています。
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以前の行われていた補修の様子です。
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この箇所は綺麗に補修を行われていない様子。
クラックが見え隠れしていますね。
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この様なクラックの処理をきちんと行うために、今回はUカット工法で補修を行います。
まずはクラックに沿ってU型の溝を掘り込みます。
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近くで確認してみますと、表面上だけではなく内部にまでクラックが達しているようです。
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このカットした溝内部にシーリング材を充填しますので、溝内部を清掃後、プライマーの塗布を行います。
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塗布しましたプライマーが乾燥しましたら、シーリング材を充填していきます。
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シーリング完了。
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この補修方法は、クラック処理方法としては適した処理なのですが、今回のT様で行う仕上げ工法には美観上あまり適しておりません。
今回は外壁を仕上げる上で、極力外壁表面の雰囲気を損なわずに仕上げるため、この補修方法を取りますと若干仕上がった後にも補修箇所が残ってしまいます。
通常の塗装の工法(ローラー塗り)で行うとすれば、完全に補修箇所をわからなくすることは可能となりますが、今回はコチラにも書いておりますように通常の工法で仕上げる事が出来ません。
仕上がった後に目立たな異様に補修を行おうとすれば、旋回の業者が行なっている様な補修方法を取れば、ある程度は出来ることは可能となりますが、その補修方法はあくまでも表面上の処理でしかありませんので、根本的なクラック処理とは言いがたい方法となってしまいます。
やはり、この様なクラックはきちんと処理を行うことの方が、美観を気にするよりも重要となります。
クラックから起こりうる漏水の可能性を考えれば、後に安心して生活するために必ず行なっておきたい処理となります。

この様な下地処理を1日中行いまして、本日の作業は終了となっております。
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