平成23年8月19日(金)作業人員 2名(半日)+3名(2名半日)『累計3人工』
仮設組立、雨戸ケレン
本日よりM様邸の工事が始まります。
1週間程前に近隣の方がたには挨拶を済ませておきまして、いよいよ本日工事開始です。
これからしばらくの間、M様、近隣の皆様、騒音や臭気等ご迷惑をお掛けしますが、十分気を付けまして工事を進めていく次第です。
工事期間中、どうぞ宜しくお願い致します。
足場組立は組み立てる音がしますので、作業は9時より開始です。
仮設業者は足場を組み立てる前の準備。
廻りに足場の部材を配って回りつつ、柱の位置決め。
1時間程度2人で部材を配って廻ります。
仮設業者が段取り良く部材を配って廻っている間、上野氏は雨戸のケレンを行います。
取り外しが出来る下廻りの雨戸を1箇所に集めまして、仮設業者の邪魔にならないところでケレン開始。
雨戸の状態は、全体に錆が出てき始めの様です。
この錆をサンドペーパーでケレンします。
ケレン前
ケレン後
このような感じですべての雨戸をケレンします。
今回M様の建物は、雨戸が全部で20枚ありますので、本日1日かけてケレンを行う予定です。
午前は上野氏に任せまして、午後からみんな(3名)でケレンを行う作戦でいきたいと思います。
私と林氏はしばし離脱。
他の仕事をすませまして、昼に戻る予定です。
その後・・・
午後1時M様邸到着。
足場の方はほぼ組みあがり完了。
やはり、専門の職人さん達は早いですね。
上野氏も下廻りの雨戸のケレンは終わっているようですので、今から皆で雨戸のケレンを行います。
3名で上廻りの雨戸のケレン中。
この作業を一時しまして、すべてのケレンが完了しましたのは午後3時。
20枚の雨戸のケレンは終了です。
ケレン作業の動画です。
足場の方も午後2時前にはすべて完了。
シートの貼り終っています。
2名で半日ちょっとでシートまで完了。
さすが、プロですね。
本当に感心します。
以前にも話しましたが、私も前はトラック(3.5t)と足場2軒分持っていまして、自分で組立を行っていたのですが、その当時でも1件組みあがるのに3名でギリギリ1日で終わるかどうか、という感じでした。
ですので、このように半日でシートまで終わるというのは、非常に凄いことだと思います。
さすがですね、本職は違います。
とまあ、話が少しそれましたが、本筋に戻します。
足場が組みあがったので、上がってみて建物全体の確認を行います。
まずは屋根から確認。
下から見た時はわからなかったのですが、大屋根は結構痛みが進んでいるようです。
何故このようになっているのかはわかりませんが、廻りの建物を見る限りでは、同じ様になっている建物が多い様に見受けられます。(建て売りの団地の様です)
他の屋根の箇所も同じ様に傷んでいるようです。
棟の板金も錆が結構進行しているようです。
この箇所はシーリングが劣化し切れています。
何故かこの板金だけは、錆が発生していないようです。
下屋根の状況ですが、反りが発生しており隙間があいている箇所が、多々あるようです。
この反りは下屋根に限らず、大屋根にも全体的にあるようです。
下屋根の棟の板金は錆びは発生しておりませんが、塗装が剥がれたような跡があります。
水切りの板金も同様に、塗装が剥がれているようです。
他にはコケや汚れがあるようです。
屋根以外には、化粧の胴差(見切り)のシーリングが切れているようです。
この箇所は、シリコンシーリング材によるブリードが発生しています。
庇は錆びは発生しておりませんが、褪色が起こっています。
外壁はクラックが発生しているようです。
最後に破風板です。
以前の塗膜が剥がれています。
このような状態が全体の劣化の様子になります。
このような確認作業をし終わったころには、すでに午後4時でした。
少し早いですが、本日はここまでで作業は終了。
帰って明日の段取りを行うことにします。
それではM様、本日よりどうぞ宜しくお願い致します。m(_ _)m