8月16日、今日は敏音知(ピンネシリ)岳登山。「北のてっぺん・宗谷自然学校で夏休み!」で一番のイベントです。でも、朝から心配な空模様です。
※ 敏音知岳を紹介したサイト。
http://homepage2.nifty.com/buratto/kita/mt_pinnesir.htm
朝ご飯の後、昼のお弁当づくり。自分の弁当は自分でつくる。
さわさんに教えてもらいながら、おむすびづくり。
出発前に気勢をあげます。
子どもたちは元気、天候なんてなんのその、頂上をめざしやる気満々。
登山開始は10時。
敏音知の登山道入口は、自然学校のすぐ近くにある道の駅の裏側です。
まだ、雨は降っておらず、何とか最後まで持ってほしい期待しながら登山道を進んでいきます。
カッコー橋、千本シナ、登山道の名所を越えていきます。
しかし、やはり雨が降り出してきました。
みんなに意見を聞きます。
でも、全員が「登る!」です。
さらに、登山道を進むことにしましたが、次のポイント「白樺の泉」までくると雨が大粒になってしまいます。
それでも子どもたちからは「登りたい」という声。
敏音知岳は、標高704mと小さな山ですが、あなどれない山でもあります。
この先を進むと傾斜のきつくなり、足下は石がごろごろとしたところを歩かなければいけません。
雨でみづらく、石の上を滑ってしまい転ぶとけがをしかねない危険があります。
天候は回復の見込みは厳しく、ここで無念の下山を決断します。
麓から下山を決めた白樺の泉のあたりまで広がる人工林の林です。
この先は天然林で景色が変わっていきますが、残念ながら子どもたちはこの先を進むことができませんでした。
下山して自然学校に戻ると、地元観光協会の会長で印刷会社社長ののSKDさんが待っていてくれました。
今回の事業のためにオリジナルで登山の記念証を作り、子どもたちにプレゼントです。
ひとりひとりのために、顔写真入り。
頂上までは行けませんでしたが、とてもいい記念になりました。
いつかまた、この町に来て、そのときこそ頂上までのぼってほしいなと思います。