WTの極秘の手紙が暴露され、最高裁でWT側に不利な判決が下った、という
情報です。
その極秘の手紙とは、集められた寄付金を当局の目から隠すように、という
指示でした。
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その手紙は3部から構成されています。
一つは平信徒向け。
もう一つは法人格を持たない会衆
さらにもう一つは法人格を持つ会衆(LRO)宛てられています。
皆さんはすでにご存知と思いますが、
長老団向けの情報が平信徒に発表されることはありません。
組織のレベルごとに、開示される情報は異なるのです。
ロシアでは以下のような組織構成になっているようです。
https://www.reddit.com/r/exjw/comments/5vzuuj/update_on_situation_in_russia/
ロシアの
○平信徒
○長老団、(法人格がない会衆)
○LRO (法人格がある会衆)
には、それぞれ異なった手紙(指示)が送られています。
平信徒には、イザヤとヘゼキヤ王の話から、ありきたりな聖書的な教訓が
書かれています。
長老団には、寄付金を支部に送らずに、安全なところに隠せ、という指示。
LROには、不動産に関する複雑で、翻訳するもの難しい指示です(極秘扱い)
これらの手紙の存在が先日の最高裁で明るみになり、JW側に
完全に不利な判決が下った、とのことです。
また、こちらの掲示板によると、WTは
法の網の目をくぐり、法の抜け穴を探して活動することに長けており、
ロシア最高裁は、WTの狡猾さを警戒している、と述べています。
追記1:法人格を持たない会衆は、不動産などに関する契約を結ぶ
ことはできません。一方、法人格を持つ会衆LROは、契約を結ぶことが
できます。支部は、LROに対し、不動産契約に関する細かい指示を
手紙で与えていました。
追記2:長老団に対する「寄付金を安全なところに隠せ」という指示は
2017年2月に出ました。
2017年3月16日にはロシア当局の立ち入り調査が予定されて
いました。調査の前月にWTはすでに情報を入手して、資産隠し
を始めていたことになります。
この辺りも、WTの悪質さを裁判所に印象付けたと思われます。