私は33歳独身の女性です。
33歳といえば、体型が良くてもミニスカートやショートパンツをはくと白い目で見られ、なんだか自分でも気恥ずかしい気持ちになる年頃ですよね。
親にはもっと長いスカートを履けだの、大人らしい格好をしろだの、文句をつけられる始末。
自分の心の中ではまだ女で居たい、かわいいと言われたいというのにどんな格好をしたらいいのか分からなくなってしまい迷走しがちな時期になります。

実際、周囲の友人は結婚して手抜き臭満点のおばさん臭い格好になってしまったり、選択肢がなくて森ガールみたいな格好になってしまったりして、個人的には女として真似したい、魅力があるなと思えない格好になってきました。
こんな彼女たちですが20代の頃はお互いに刺激を受け、かわいい格好をしていました。
30代というのは女として分かれ道になっているのかもしれません。

このように迷いやすい年代の服装として、私が最近買った服で良かったコーディネートをご案内します。
その名もなんとプチゴスロリセレブ系。
レースや薔薇を使った服を中心に使います。
どちらも30代には無理があるのではないかと思われるかもしれませんが、工夫次第でとてもいい服に仕上がってくれました。

そのコーディネートはどこにでもあるひらひら系ワンピースを使用します。
この時、色の選択がポイントになります。
私の気に入ったワンピースの形は、ボルドー、グリーン、紺、黒の4色がありました。
ボルドーはまるで発表会に出るかのようなので却下、黒も思いっきりゴスロリと間違えられてしまいそうなので却下しました。
グリーンと紺ですが、グリーンが一番落ち着いているように見えたのでグリーンを選択しました。


次に重ね着として薔薇のカメオのついた白いリボンをワンピースの上から出して使用しました。
これは色違いの大きなリボンをワインポイントとして目立たせることで、他の部分のひらひら感を隠す役目があります。
また、カメオは大人らしい雰囲気を与えてくれます。


ワンピース付属だった自分で縛るタイプのリボンを放棄して、ゴムタイプのベルトをチョイスしました。
結ぶリボンは年相応ではないので、ゴムにバックルがついたベルトにする事で、もとからのワンピースのヒラヒラ感を軽減します。
また、しっかりと体のラインが出ることから、正装のような雰囲気を醸し出せます。
腰のくびれと対照的になるように、下にチュチュを着て下半身のボリュームを出しました。


このようにして、ヒラヒラワンピースをヒラヒラ感を少なくする工夫をして着ることで、ゴスロリでもセレブのパーティードレスでもない、大人なのにかわいい、女らしい服装が完成しました。
スカートの丈のひざ上でしたが、まったく若作りをしている感じがしませんでした。


服装が完成したら次はアクセサリーと思うかたも居るかもしれません。
ここでアクセサリーなども頑張りすぎると単なるゴスロリになってしまう事に私は気づきました。
ですので靴はできるだけシンプルな茶色のウエッジソウルに決定。
他のアクセサリーは、シャラシャラと揺れる系のピアスだけで、他には何もつけませんでした。
ちょっと頑張りたいときは髪の先を少しだけ巻き巻きして、ゴージャス感を出して出かけます。


本当はこんな格好なら靴もキラキラしたい、ヘアバンドも巻きたい、ブレスレットや指輪もしたいというところですが、そうなってしまってはただのゴスロリおばさんです。
歳を取ったら我慢するべきところは我慢はしなくてはいけませんね。
アクセサリー系に気合を入れなかった結果、かわいい成分が丁度よくバランスが取れてプチゴスロリセレブ系のコーディネートが完成しました。


この服を着て行ったら、初対面のかたにお世辞ではなく25歳と間違えられました。
何歳になってもおしゃれには気を使っていたいです。
そして若く見られたいですね。