監督・・・『大岡 俊彦』
出演・・・『蒼井優』『深澤嵐』『ともさかりえ』『萩原聖人』
『モト冬樹』『蓮佛美沙子』『柄本時生』
『池松壮亮』『岡村隆史』『吉行和子』
<ストーリー>
ヨシオ(深澤嵐)のそばには、いつの頃からか
"いけちゃん"という不思議ないきものがいる。
色も形も変幻自在。
お父さん(萩原聖人)が死んだときも、
いじめられたときも、いつも一緒にいてくれた。
だが、ヨシオが成長するにつれ、
その姿はだんだん見えなくなっていき、
とうとう最後の日にいけちゃんは
ヨシオにあることを打ち明ける。
試写会で鑑賞しました~♪
この作品は、フジテレビ『ザ・ベストハウス123』で、
<絶対泣ける本 第1位>に輝いた作品だそうです。
でも・・・
チラシを見るとなんだかへんなCGが載ってる・・・
ううう・・・
これは"凶"と出るか・・・"吉"と出るか・・・だな。
と、あまり期待せずに鑑賞。
しか~~~し、これが意外とヨカッタァ~
謎の物体"いけちゃん"の存在が、
一人の少年を陰ながら支えてる。
さぁ、この謎の物体が
なぜにヨシオくんにだけしか見えないのか・・・。
そして、なぜヨシオくんのところへ来たのか・・・。
ココがこの作品の"肝"なんですけどね。
まぁ、大体の予想はできても
後半のストーリーの下りは心にジーンときました
なんといっても、
いけちゃんの声役の蒼井優がGOODでしたね~!
なんだろ・・・?
ぜんぜん違和感なかった。
蒼井優ちゃんは女優だけに限らず声優でも大成功だね
お父さんが亡くなって
お母さんと二人暮しになっちゃうんだけど、
この辺のストーリーもじんわりと切ないです
↑この後のシーンでちょっとビックリ
実はお母さんが気づいていたなんてぇーーー!
この後のお母さんの優しいセリフもよかったぁ~
そして、終盤の野球対戦
「バットちゃうやんけーーー!」
には大笑い
この作品、たんなる"泣ける"映画ではなく、
ちょこちょこ笑いもあります。
変なとこでナイナイの岡村が出てきたり、
ヨシオの友達、うどん屋の息子のキャラも面白い
ラスト・・・
カーテンがヒラリで
いけちゃんがぁぁぁ~~~
とっても切なく心にジーンとくる一本でした
それにしても、
原作の西原理恵子さん、
最近よく名前を目にします。
彼女の本は「世界でいちばん大事な金の話」を読みましたが、
これまで苦労されたようですね。
今後の活躍が楽しみな作家さんです。
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