監督・・・『トラン・アン・ユン』
出演・・・『ジョシュ・ハートネット』『木村拓哉』『イ・ビョンホン』
『トラン・ヌー・イェン・ケー』『ショーン・ユー』『イライアス・コティーズ』
<ストーリー>
ある男が、失踪した。
手がかりは、名前と年齢、数枚の写真だけだった。
彼の名はシタオ(木村拓哉)。
他人の痛みを身代わりとなって引き受けるという、
不思議な力を持つ。
彼の父の依頼より、元刑事の探偵クライン(ジョシュ・ハートネット)は、
シタオ捜索の旅に出る。
彼の足跡を辿ってLAからフィリピン、
そして香港へとたどり着くクライン。
そこで刑事時代の仲間メンジー(ショーン・ユー)と共に突き止めたのは、
シタオがリリ(トラン・ヌー・イェン・ケー)という女性と一緒にいるということ。
そして、リリを溺愛し、追い求め続ける香港マフィアのボス、
ス・ドンホ(イ・ビョンホン)もまた、
シタオを探している、ということであった。
香港マフィアと警察の抗争、
壮絶な逃走劇に巻き込まれながら捜索を続けるクラインは、
遂にシタオとの対面を果たす。
しかし、そのとき彼の目に映ったシタオの姿とは・・・。
いままで見た事のない
美しい男たちの競艶
まぁ~~ねぇぇぇ~~
ある意味見た事のない競艶ですけどねぇ~
正直・・・
大物俳優3人の競演、
こんなんでええのぉ?!
突っ込みどころ満載でしたわな。
序盤はまだしも終盤になるにつれて
目もあてられない
これはB級ホラーか??
まず、一瞬にして観る側を幻滅させた
リリ役の女優の演技にカーーーーツ!!
『やめてーーー!』と叫ぶさまは
まるでド素人
おまけに泣いてるはずであろうシーンなのに、
顔なぜ笑ってる???
こいつの出現でどっちらけた
色気もないのにやたらと肌をおっぴろげた衣装も目障り。
豪華男性キャストなのに
なんでこんな女優使ったのかわけわからん。
もしかして、男性キャストにお金がかかったからか?
だよねー。
ジョシュ×イ・ビョンホン×キムタク だもんねー。
それにしても、
ビョンホンの肉体美はマジ凄かった!
でも、このシーン結構むごかった
っていうか・・・
かなづちが出てきた時点で
「チェイサー」思い出しちゃったよ。
ほんと惨酷なシーンだったわ。
でも役柄でいえば、
イ・ビョンホンが一番よかったと思うな。
パープルのサテンシャツが似合ってたよなぁ。
ラストではこんな表情も。
いやぁ~とかくいい男だとは思いませんが、
この作品でちょっと心ときめいちゃったかも~
あっ!
本命のジョシュですが、
期待してたけど・・・
あの設定なら別にジョシュじゃなくてもよかったかなと。
なんか元刑事にしては
刑事っぽくないし・・・ね。
で、キムタクはというと・・・・。
"不思議な力をもつ男"="不死身な男"という設定が、
うさんくさかった。
でも!
でもですよ!
終盤、すっごく気持ち悪いシーンを演じてるんですよ!
あれは、CGなのか?
それともリアルなのか???
リアルなものであれば、
私の中のキムタク高感度は急上昇
CGであれば、やっぱそんなことしないんだぁ~と
イメージダウンだね
結局この作品、
リアルな肉体美と芸術の肉体美?を
魅せたかっただけだったんじゃないのかな。
とても芸術だとは思えないものだったけどね。
いやはや、千円での鑑賞でよかったぁ