2010年2月10日(wed)

2月2日に、実家の十字屋午後のサロンに出演しました。私がゲストでの出演は、数えること何回目でしょうか？
ここでは毎回一人でトークをしていますが、皆さまが温かい目で見守ってくださるので、気づくと息つく暇もないくらいの弾丸トークになってしまうことが殆どでした。
それでもなんとかやってこられたのですが、実は今回はトークのお相手をお願いしました。
パリで、何について話そうかな？と考えていた時、ふと、ものすご～く危機感を感じたのです。
すぐに母に電話をし、今回はどなたか質問を振ってくださる方がいた方が良いような気がすると伝えたのです。

そして、この午後のサロンのお客様で、色々なイベントに参加して下さっている上に、私のトークイベントにもよく来て下さっている、たきさんにお相手をお願いできないかしら？と頼んだのです。
一緒に写真に写っているプロの司会の方です。
快くお受けいただき、気持ちも軽やかにイベントに望むことが出来ました。
お蔭さまで、いらして下さった方々からも喜んでいただけたと思います。

やはり一人でのトークですと、自分が伝えたいことに対する思いが強くなってしまい、そのことばかり話してしまいがち。
でも、今回はたきさんがリードをして下さったので、テンポよく色々な話題に触れることが出来たのです。
そして、演奏は二胡奏者のチェンミンさん。午後のサロンは、お話と音楽の生演奏の会です。
久しぶりにチェンミンさんの演奏を聞き、やはり二胡の音色は優しくて良いなあと感じました。
またチェンミンさんはお美しい方なので、演奏している姿を見ているだけでも、何だか豊かな気分になってきます。

そうそう、当日着ていたのはロエベのワンピースの下に、ユニクロのウールの薄手のタートルネックセーターを合わせていました。
トーク開始と同時に服の話になり、ユニクロ・・と言ったら皆さんの反応がすごかったです。
その後の交流会では、「ユニクロのなんという商品ですか？」とか細かいお問い合わせがあり、今から、お店に行ってみます！！という方までいらしたんですよ。
カシミヤとウールを使い分けているという話に反応された方が多かったようです。

さて、パリに戻ってきて数日経ちました。
暖かいと聞いていたパリはまた真冬の寒さに戻っていて、外に出たくないくらい。
彼は、「いや～本当に冬って感じで良いねえ。これで春がくるのが余計に楽しみになった！！」と、超ポジティブ発言。
寒がりの私はどう頑張ってもそんな風には考えられません・・・。

どんよりグレーの空ではなく、真っ青な空が早く見たい！
公園で子供たちを思いっきり遊ばせたい！
少しでも暖かくなってくると、少しでもお日様が出てくると、パリの人たちがカフェやレストランのテラス席を確保して、これでもか！！というくらいにお日様を感じていたい！！と、日焼けにいそしんでいる理由が、ようやく分かってきました。
東京でカイロを沢山買いだめしてきて良かった！！

2010年2月vol.1

完全に、はまってしまいました、”生姜ロイヤルミルクティー！！”。
ホテル西洋のロイヤルミルクティーは私にとって１５年来の定番です。
会社員の時、仕事の後に友人とお茶をして、二人してロイヤルミルクティーを飲みすぎて（確か３時間くらいおしゃべりをしていたのです）、その日の夜は二人とも眠れなかったり・・・。
もう何年もドリンクのメニューを見ていなかったので、当然、新しいメニューがあるのも知りませんでした。
先日、ホテル西洋で打ち合わせがあり、いつものようにメニューも見ないで「いつものものを！！」とオーダー。
そうしたら、少し遠慮がちにホテルの方が、「江里子さん、生姜ロイヤルミルクティー、飲まれたことありますか？」と。
「いいえ、知りませんでした！！」というこで、トライすることに。
もう、と～～～～～っても美味しくて美味しくて、体もぽかぽかしてきました。
カップの中に、生姜のパウダーがかかったホイップクリームがコロンとのって出てきます。コロンとした感じを崩さないように、横の方から生姜を入れて煮立てたロイヤルミルクティーを注いでくれます。
横にあるのは生姜のジャム。お好みで入れるのですが、徐々に増やしていった結果、私はすべて一気に入れた味が好きです！！
もともと生姜好きなので、大ファンになってしまったのです。
今回、日本に着くやいなや、何かと「体温を上げる」とか「生姜パワー」という特集や言葉を耳にしました。
今、ブームなんですか？
子どもの頃から祖母の影響か、体が冷えている時や風邪を引きそうな時、のどが痛い時には、生姜湯を飲んでいました。今も、パリに持って行っていますよ。
生姜と紅茶は相性が良いとは思ってはいましたが、こんな形で出会うとは！！
滞在中にもう一度、飲みにいきたいなあ。

2010年2月6日(sat)

東京は暖かいと聞いていたのに・・・、今はパリより寒いようです。
「東京の今日は６度だったわ。」と言うと、彼は「パリは１０度以上あったよ。」と大笑い。
おかしいなあ～～～、東京では快適に外を歩けると思っていたのに。
ただ、雪が降ったりしていますが、やっぱり日中の青空は気持ち良い！！

今回の東京は、『母＆祖母孝行』の滞在。
短い滞在ですが、家族とのんびり過ごすというのが目的なのです。
何か特別なことをするでもなく、家でゆっくりと食事をしたり、おしゃべりをしたり・・・。
実は、そういう時間がなかなか持てないので、祖母も母もとっても嬉しそう！！

到着した日には、母と一緒にネイルサロンに行きました。私が１５年以上お世話になっているリ・ボーン。
ずっと母を連れて行ってあげたいと思っていたのですが、ネイルをすると「苦しいわ～。つめが呼吸できない～。」と叫ぶ母は、全くネイルサロンに興味がなかったのです。
ところが昨年の秋、足裏がとっても痛くなってしまったのです。

昨年の春に足の甲の骨を折り、そこを常にかばいながら歩いていたら、変な体重のかかり方をして足裏にまめが出来てしまったんですね。
そこで、サロンを勧めたのです。「上手に痛くなく、綺麗にしてくれるわよ」と。
それ以来、定期的に通っているのですが、今回は私が予約を入れた時間に合わせて予約を入れたそうです。
「一緒に行きましょうよ！！」と誘われて、おしゃべりしながら快適な時間が過ごせるなと喜んでいたのですが・・・、母は・・・、お手入れ開始と同時に大爆睡。まあ、いいかあ。ちなみに母は、やはりお手入れだけで色は塗らないのです。

さて今回のフォトは、母と二胡奏者のチェンミンさん、知人と一緒のショットです。
他の方もいらして、皆でお食事をした時のものです。
経堂って、お店がすごく充実しているんですね。
お寿司をいただいた後、軽くデザートをということで、斜め向かいのフレンチレストランに行ったのです。
実は、チェンミンさんとはその２日後、十字屋午後のサロンでご一緒させていただきました！！
その時の様子は、また次回ご紹介します。私は全く写真を撮れなかったので、今お願いして送っていただくことになっています。

それから・・・、お知らせをしないままになっていたのですが、２月１９日に朝日新聞出版より本が発売になります。
月曜日の夜に、最終確認原稿を編集の方に手渡しました！！
そして４日に印刷所に入ったようです。
何だか怒涛のようなスケジュールの中での作業だったので、中々、皆さまにお知らせするような気持ちになれませんでした。
でも、なんとか本当に印刷所に入った！！ということで、ホッとし、ようやく告知できて良かったです。
今回の本は、一冊丸ごと私物です。服や小物、家のインテリア、キッチン、全て好きで集めたものや使っているものをご紹介しています。
基本的にはフランス、パリで購入したものや集めたものが中心です。
とはいえ、編集の方にも「私の私物なんて、皆さん、興味があるのかしら？」と聞いてしまったほど・・・。
でも、せっかく作った本なので、ご興味を持っていただけたら嬉しいです。