いやぁー
読みでがありました。
誰もが知っているであろう
「織田信長」 「明智光秀」 「豊臣秀吉」
本能寺の変 のナゾ
なぜ、信長はわずかな手勢で本能寺に泊まったか?
なぜ、明晰な光秀が信長を襲ったか?
なぜ、秀吉があんなにも早く京に戻れたか?
なぜ、信長の死体が見つからなかったのか?
信長が目指した天下統一とはなんだったのか?
安土城の天守閣の秘密とは?
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作者の 加藤廣さんの初めての小説です。
5年前の75歳のときに出版されました。
細かいところもチャンと調べて書いていらっしゃいます。
弓衆として名を成した、「太田信定(後の太田牛一)」は
全国に展開した諸将からの戦況報告を受け、また信長様の諸々の指令を発する事務方を司る裏方に定位している。
信長は、上洛する前に信定に安土城天守にてある指示を与えた。
そして、本能寺の変が起こった。
信定は光秀の軍勢から逃れたが、敵とも味方とも判らぬままに1年近く幽閉され
ある日、前田利家によって呼び出されたが
そこにいたのは、大殿と呼ばれる秀吉であった。
太田信定は、太田牛一として隠居した身として
「信長伝」を書くためにさまざまな伝聞をききその検証を行ってゆく。
久しぶりの時代小説ですが
本格的ミステリーでした。