こんなことだったら昨日のうちにちゃんとしておけばよかったなー。
宿の近くに大きめの銀行があるってこともあって出発する前にそこで両替すりゃいっかーって思っててんけど当然のように両替してくれない。
洵智「すいませーん？ブルガリアのコインを札に替えて欲しいんですけどー？」
銀行「ノー。ヒアー キャント。」
洵智「あ、はい。どこの銀行なら両替できますか？」
銀行「アイ ドント ノー！」
洵智「いや、だからちょっと調べてくれたりはしないわけ？？」
銀行「アイ セイ！！ アイ ドント ノー！！」
もう！
やっぱりブルガリアの女はロクな奴がいない！
だいたい国境跨いでグリーンカード買う時もこんなような態度だったよな。
別に「神対応しろ」とは言わないけどせめて相手に不快感を与えないような対応はしろよな！
人、と、し、て！！！！
両替だけで何件の銀行回っただろ。
街中の銀行行き尽くしたんじゃね？って思うほど銀行を１０件以上回ってもどこもコインを両替してくれない。
しかも全部が全部こんな塩対応。
ほんまナイフ待ってたら刺すとこよ？ってなくらいひどい対応が続く。
いや、腐りきった心に刺してあげよう！ブルガリアウーマンよ！？
おかしいなー…。
なぜか銀行は男の人も対応がよろしくない。
外人が困ってるんだから分からないにしても分からないなりにそれなりの対応はした方がいいよ？
おもてなしって意味を少しくらい知ってた方が人生上手くいくよ？
一度日本に来てみなはれ？
あなたたちの行為がどれほど低俗か思い知ればいい？！
「ここでは出来る」ってやっと教えてもらった中央銀行みたいなところに行っても両替してくれない…。
えっ、？
ブルガリアの人はどこで両替してんの？
貯金箱割ったとしてもみんな小銭で欲しいもん買ったりするわけ？？
もうー！！ 意味分からん！！
今日出発の日なのに全然出発の準備が出来ない！
銀行「両替出来ますが手数料５パーセントかかります。それでもいいですか？？」
やっと見つかった！！
てか、おそらくどこの銀行でも出来るような気がするんだよな。
面倒臭いから相手にしませんよ？オーラがどことなく感じられるんだよな。
うぉりゃゃーーー！！
ムカつくけど何とか出来たぜ３００レフ！！
こいつをユーロに変えて何とか１５０ユーロ程をゲットする！
イエイ♪
何だかんだで２万円程作れた。
今まではその国で余ったお金はドルに変えてたけど、これからは完全にユーロ圏だもんな。
ユーロのお札ってなんかオモチャみたい。
慣れてないせいかあんまり価値を感じられないな（笑）
でもブルガリアでもちゃんも貯金が出来た☆
この１５０ユーロを無駄遣いせずに使っていきたいよな♪
セルビアはなんて言っても内戦してた国だもんな。
それなりに時間は経ってるけどまだ国としては回復してないはず。
でも何にしてもセルビアも物価は安い！
朝方予約したホステルも首都ベオグラードの中で一番安い一泊９００円。
１５０ユーロあればたとえ稼げなかったとしても生活費には事足りるよな☆
久々に蓄えが出来て気を良くしてバイクにまたがる。
行くしかないよね。
この寒さの中でも行くしかない。
今日中に出なければ完全に雪に閉ざされる。
なんか不思議なもんで何だかんだで雪に追われながらもギリギリのところでいつも移動出来てるよなー♪
この辺の勘の良さは我ながら感心する♪
モーホーが同居人っていう気が全然休まらなかったホステルを後にして４００キロ程先にあるベオグラードを目指す！
ベオグラード。
うん♪ この首都も初めて聞く名前だね♪
いつもはギターで稼ぐかどうかが大変だみたいた内容のブログが多いけど、実はバイクの移動もとても大変。
この寒さの中、時速１３０キロくらいで駆け抜けると体感温度は、まぁ寒い。
荷物になるからっていう理由で防寒着がないから重ね着しまくるんだけどもちろん限度があって合間合間に休憩入れて熱々のチャイを数杯胃の中に流し込んで無理やり体を温める。
寒さに耐えながら運転すると肩に力が入って物凄い肩凝りに襲われたりもする。
そんでもってガソリンだよねー！
結局お金の話になるんだけどリッター１５０円くらいになってくるとガソリン代もバカにならない！
うーーん、お金ないよーー(>_<)
セルビアの国境が見えてきていつも通りの出国手続きと入国手続きをする。
もうこれも慣れたもんで。
というよりほとんど何もすることはない。
係の人が適当にパスポート見て、バイクのパスポートとバイクのナンバーが一致するか見て。あとはヨーロッパ入ってから荷物のチェックとかもなくなった。
これが俗に言うユーロ圏ってやつなのかな？
国境はあってないようなもん的な？
セルビア入国係「こんにちわ。グリーンカードの提示お願いします。」
ヨーロッパは保険の加入が強制なのかな。
グリーンカードがないと入国出来ないみたい。
でも、まぁ、ブルガリアに入る時に１ヶ月分の保険に加入してグリーンカードはもらってる。
洵智「はい！グリーンカードね！」
セルビア入国係「プロブレム。ユー ニード ニュー インシュランス。」
なんか良く分からないけどグリーンカードが適用出来るのはユーロ圏のみみたい。
セルビアはユーロ圏じゃないのかな？
ブルガリアはセルビアよりユーロから遠いのにユーロ圏だったってわけ？
なんか良く分からないけど確かに良く見てみるとセルビアは保険が適用されません的なマークが付いてる。
セルビア入国係「国境越えた所に保険代理店があるからセルビアの保険に入って来てください。」
またこのパターンか…。
対応悪い女がおったら嫌やな〜…。
まぁ、お金はある。
ゆうても１ヶ月で４０００円くらいっしょ！
洵智「すいませーん！保険がなくて入国拒否されたから保険くださーい！」
代理店「えっと、バイクで１ヶ月だったら１１０ユーロになります。」
洵智「はいはーい♪ １１０ユー、、？？！」
「千ノナイフガー胸ヲ刺ァァス(°_°)！！」
１１０ユーロてあんた、ブルガリアでの稼ぎほぼほぼ全部じゃないですか？
え？ 俺の懐事情知ってたの？？
もう、そうとしか思えないような金額設定。
そりゃ、GLAYも流れるわ…。
代理店「セルビアの保険はとても高いからね。君がグリーンカード持ってるならセルビアに入らずに、ルーマニア、ハンガリー、クロアチアっていうルートに変えたら大丈夫だよ。」
対応はとても良い。
ボッてるとも思わない。
ただ単純に値段が高いみたい。
かと言っておじさんの提案通りにセルビアを避けて行ってもガソリン代だけで同じくらいのお金がかかってくる。
そしてルーマニアもハンガリーもここより緯度が高いからきっと極寒。
いやだ。
寒いのはいやだ。
でもお金を払うのもいやだ。
いやだいやだ〜！
今日両替したばかりのホヤホヤの５０ユーロ札が１日持たずに消えていく…。
金は天下の回りものって言うしな。
まぁ、良かろう。
全然良くねー。
銀行で両替完了して３時間後にはもうすっからぴん。
いつになったら俺はお金に余裕のある日々を暮らせるのでしょうか…。（涙）
丁寧な対応をしてくれたおじさんに丁寧にお礼をしてセルビアの保険もゲットしてセルビア入国！！
イェイ♪
寒いぃぃぃーーーー！！！
チャイ流し込み休憩。
寒いぃぃぃーーーー！！！！！
チャイ流し込み休憩。
道はとても良いよね☆
てか高速道路が通ってて５００円くらいで首都のベオグラードまで一直線♪
冷えっ冷え！
体の芯まで冷えっ冷え！！
なのに、
予約したホステル閉まってる(°_°)
もう！ なんなん？！ 今日は厄日なん？！
震えながらインターフォン鳴らすけど誰も出てこない。
え？
玄関口にテントでも張って過ごせと？？
えーーと、、、。
「誰もいないとには下記の番号に電話してください」ね。
旅人はWi-Fiないと電話も掛けれないっちゅうの！とか思いながらも寒さでシャワー浴びたすぎて道行く人に携帯借りる。
待つこと１５分。
急いだ素振りも見せてくれないオーナーが現れて鍵を開けてくれた。
中には数人の宿泊客…。
いや、誰か開けてよね？（涙）
ゆっくり休んでなんていられない！
明日はすぐにストリート出来るように今のうちに下見に行っておかないと！
流石に今からギター弾く元気はないからまずは街のメインストリートを目指す。
腐敗臭漂う路面電車。
「やっぱりこの国は貧しいのかなー」って思ったけどメイン通りに着くと、
へーー！
へーーー！
へーーーー！
全然煌びやかやん！！☆
平日の夜なのに沢山の人が歩いててとっても賑わってる。
物乞いのスリの子にコーラ盗られたりしながらも人混みの中を歩いてみる。
おし。
バイオリン弾いてる人もいる！！
楽器弾いても大丈夫そう！
この雰囲気なら絶対稼げる！！☆
安心からか体に疲れを激しく感じてそのまま宿にとんぼ返りする。
明日からはセルビア編。
ここでも何とか溜め込んでせめて懐くらいは温めたいよなー。
なんにしても寒過ぎでしょー！！
〜寒さ〜
耳が痛いくらいの冷たい風。
手足が凍るような凍てつく空気。
そんな中森の中を駆けずり回った
子供の頃を思い出したりしてさ！
寒さに負けずにやっていこう！
心はちゃんと温かいはずよ？！
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