プレゼンをした学校への予算分配
既に大阪府のHPにて公開しておりますように、大阪府の私立・公立高校に1校最大500万円までの「学校経営推進費」を提供することになりました。
http://www.pref.osaka.jp/attach/6340/00000000/gakukoukeieisuishinnews.doc
この件については、以前にもこのブログで言及させていただきました。
http://ameblo.jp/nakahara-toru/entry-11531597594.html
本来、このプロジェクトの予算は1億5000万円でしたが、実際には1億円を切る支出になりそうです。
役所の悪しき慣習のひとつに、「予算を無理矢理使い切ろう」という慣習があります。しかし、無理に予算を消化する必要はなく、使わずに済めば、府の税金を節約できるわけですから、今回も無理矢理消化することは止めましょう(勿論、自信を持って必要であると胸を張れる場合には全額使いましょう)との方針を立てました。
各学校から提案された案が、各学校の経営方針に照らし、高校生にとって有用性の高いものであるか否か(費用対効果)、実現可能性は高いか否か、当該学校の意欲・熱意はどの程度あるか、といった要素を考慮して、26校を選ばせていただきました。
これらの26校には、教育委員会として大きな期待を寄せていますし、今回選考されなかった学校あるいは申請を控えた学校についても、来年度(同じ制度が継続するかは来年の予算次第ですが)、有用性と実現可能性を備えた計画を出していただければと思います。