こんにちは、中倉です。
昨日、NPO法人ファザーリング・ジャパン(FJ)10周年記念フォーラム「父親がMotto変われば、社会はもっと変わる!」に参加しました。
FJは「Fathering=父親であることを楽しもう」をモットーに「笑っている父親を増やす」ため、数多くのプロジェクトを立ち上げて活動しています。
私も一昨年から会員になっています。
今から10年前には、まだ「イクメン」という言葉も広まっていませんでした。
設立当時は、よほど奇異な目で見られたことでしょうね。
今では「イクメン」は一般的な言葉になり、昨年からは「イクボス」という言葉が企業の働き方改革に必要な人材としてブレークしています。
会場となった東京ウィメンズプラザホールは2階席まで満席、約240名の熱気であふれていました。
フォーラムでは、まず武蔵大学の田中俊之准教授が「現代の日本社会で『父親になる』ということ」というタイトルで基調講演。
男性学の第一人者として、父親に関連した日本人の意識の変化などを解説されました。
最後に話された「積極的寛容」はダイバーシティに通じる考え方で、多いに共感しました。
そのあと、FJの10年間の活動成果について安藤代表理事と各プロジェクトリーダーが発表。
その活動の幅広さとスピード感にあらためて感服。
最後のトークセッションでは安藤代表、川島理事、小崎顧問、田中准教授が本音でトーク。
田中准教授が「FJのメンバーはみんなアップテンポで、落ち着きがない。僕のような『フツメン(普通の父親)』はついて行けない」と発言し、会場は大爆笑。
とは言っても、理事をはじめとするFJメンバーのハイパー感、熱意こそが数多くの人々を引きつけ、社会に影響を与えてきた一番の要因だと思います。
これからもFJを中心に、みんなで笑っている父親を増やしていきましょう!