前回の記事にも載せましたとおり、那珂市の子どもを守るプロジェクトでは、那珂市議会にあてた
「原発事故子ども・被災者支援法における支援対象地域の指定に向けた政府への意見書提出を求める陳情」
提出していました。

今月14日に総務・生活委員会にて陳述を行い、審議され、全会一致で採択していただきました。
そして本日の本会議においても全会一致での採択となりましたのでご報告いたします。

また、意見書についてはこちらで用意し、提出した案から一部議会側で修正する形となりましたが、
「現在の空間線量で支援対象地域を決めるのではなく、原発事故当初の放射性物質の
拡散状況から判断してほしい」
という思いを政府へ訴えることが実現できることになりました。
今回、二度目の陳情でしたが、最終的に求めたいのは那珂市でも甲状腺検査など
内部被ばくの影響を調べるための健康調査を行ってほしいというところにあります。

したがって、来年またどこかの定例会で陳情をする予定でおりますが、
しばらくはその準備期間にあてたいと思います。

今回、委員会にて審議されるにあたり、陳情の代表者が陳述(陳情内容の説明や、思いを市議さんの前で
話すというもの)を行うのは那珂市議会では初めてのことでした。
ただ委員会を傍聴するだけよりも大変有意義でしたし、貴重な経験をさせていただくことができたと思っています。

最後に、今回の陳情に関して色々とご意見・ご指導をいただきました那珂市議会のみなさまに、
この場を借りて深くお礼を申し上げます。