02.検索エンジンの変遷 | 情報リテラシー論

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情報リテラシーのレポートです。

第二回目は検索エンジンの変遷についてです。

現在世界中のWebサイトの数が10億を突破し、今なお増加しています。これほどの数のWebサイトから適切なサイトを探す上で重要な検索エンジンですが、時代と数に伴い検索エンジンも変化してきました。
まずYahoo!検索について。Yahoo!の検索エンジンは人の手によって、カテゴリごとにふりわけていましたが、対応しきれずカテゴリサービスは破綻。
そこでGoogleのキーワード検索が登場します。ロボットによりページランクという機能を使い周囲の評価が検索結果に反映されるため、利用者が求めているものがより探しやすいものとなっています。Yahoo!もこのことを受け、キーワード検索を取り入れるようになり、最終的にはGoogleと提携をし同一の検索結果が表示されるようになりました。
この二つの会社はそれぞれ資金の集め方が異なっており、Yahoo!はトップにYahoo!ニュースをや広告を表示したり、検索結果にYahoo!のサービスを多く表示しサービスを利用してもらうことによって、Googleは広告を資金源にしています。

しかし、万能に思えたGoogleも検索結果が多すぎることにより欲しい情報が得られないという不満が生じてきていることから、破綻の可能性もないとはいえない状況になってきているうえに、近年はアプリ内での検索やSNS内での質疑応答によっての解決など、検索エンジンを使用されない問題点もあります。
また検索して答えがでてきてしまう時代になってしまったせいで、人の思考力の低下も否定できないと思います。ローマ法王も述べていたように検索やSNSに依存することなく、自分で思考し答えを探すことも重要であると感じました。

これで第二回の情報リテラシーのレポートとします。ありがとうございました。