ウィーン旅行記 その5 | NAHOの独り言

ウィーン旅行記 その5

6月19日 金曜日

今日はウィーンの観光スポットの中でも最も人気の高い世界遺産のシェーンブルン宮殿へ。


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宮殿内はすでに見学済みなので今回は動物園へ。目玉はパンダとコアラ。レッサーパンダクンもいました。

でもどこの国でもパンダとコアラは寝てばかり。お客さんサービスの為?給餌の時間が張り出されていました。

しかしマリア・テレジア女帝一人のためにこれだけの動物園を作ってしまうお婿さんてすごい。

彼の有名な悲劇の王妃マリー・アントワネットもこの動物園で遊んだのでしょうか。フランスへお嫁に行ったのとこの動物園が出来たのとどちらが先か判らないのではっきりいえませんが。

動物園の中をぶらぶらしたおかげで、宮殿の広大な庭園のはるかかなた先の丘の上に見えていて、何時も行くのをあきらめていたグロリエッテという今はカフェになっている離宮のよう建物にたどり着くことが出来ました。

とりあえずここで昼食。今度は普通に庭園内の路を下って丘の下へ。さすがに少し疲れました。

その後街中に戻ってお土産品のお買い物。

そして夜はメインイベントのオペラ鑑賞。

演目は奴隷となったお姫様の悲恋物語「アイーダ」。平土間の最前列に近い席で舞台もよく見えて満足でした。

さすがにオペラ歌手の声量はものすごかったです。日本人もたくさん見受けられました。


6月20日 土曜日

ウィーン滞在実質最終日。しかし今旅行中初の朝から雨。ガイドブックでは雨天中止となっていたけれど、とりあえず土曜日しかやっていないというナッシュマルクトの蚤の市へ。地下鉄の駅を下りるとすでにすごい人出。

雨天でもやっていました。 v(^-^)v  出店するのにお金がかかるそうなので多少の雨では休業にしないみたいです。売り物はフリーマーケット風中古品から高級アンティークまで玉石混合。規模や質はロンドンやパリには遠く及びませんがこういうのを見て歩くのは好きなので楽しかったです。

午後はJTBのカフェクーポンがあったのでホテルザッハーで休憩。


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定番のザッハートルテとコーヒー。本当はケーキとコーヒーの種類を選べるはずだったのですが、雨の土曜日の午後と言うことでカフェは観光客で大混雑。クーポンを出したら何も聞かれずに出されしまいました。なんか行く度に対応が悪くなっていく気がして少しがっかり。でもトルテはおいしかったです。コーヒーはクリームがのっているけどガラスのコップではないのでメランジュ(ウィーン風カフェオレ)かアインシュぺナー(いわゆるウィンナーコーヒーに一番近い種類で通常ガラスのグラスで出されます)かは分からずでした。

その後天気がよければプラター公園の大観覧車(とても古い映画ですが「第三の男」に出てきた観覧車)に乗るつもりだったのですが雨なので予定変更してアルベルティーナ美術館へ。モダンアートも多かったのですが、ピカソや私の好きなシャガール、ルノワールの絵などもあって行ってよかったです。そして最後にハプスブルグ家の代々の皇帝などの棺が納められているカプツィーナー教会へ。マリア・テレジア女帝の棺はとても巨大でした。他に事実上最後の皇帝となったフランツ・ヨーゼフ皇帝とミュージカルにもなり今でも人気の高い美貌のエリザベート王妃夫妻の棺もありました。

最後の夕飯はグリーヒェンバイスルというウィーン最古のレストランでスモークサーモンとにしんの前菜にウィーン風ステーキ。一番の特徴は大量のフライドオニオン(カリカリになるまで炒められています)が添えられていること。ついでにいつもどおりのまたもやポテト!どれくらいポテト好き?そして最後はメニューではアプリコットアイスになっていたのですが、出てきたのはシュークリーム風アレンジの正にケーキ!もうお腹いっぱいだって!

でもおいしかったのでしっかり食べました。締めは普通の飲み物はさすがにきついのでエスプレッソにしました。


そして翌日帰国の途へ。何とか大きなトラブルも無く、天気にもほぼ恵まれ、予定した観光やコンサートもすべて

楽しめて、行く前はインフル騒ぎなどで悩んだけやっぱり行ってよかったです。

あまり無理しないゆったりとした予定の旅行だったので、食べすぎで胃がもたれた以外は体調も崩さずとりあえず元気に帰って来られました。


上手くまとめられなくてだらだらした文章になってしまいましたが、ここまで私の旅行記を読んでくださった方ありがとうございます。