週刊誌「サンデー毎日」で、毎年この時期から特集が組まれる
大学別の合格者数速報。
高校時代にちょっと洗脳されて以来、結構好きで毎年チェックしています。
(この時期のサンデー毎日はすぐ売り切れるので、書店にないと不満がたまります。。。
なぜもっと発注かけないのか!!2フェイスで山積みしろ!!!と(笑))
そこで、新潟県内の高校のみという超マニアックな情報ですが
以下に大学別合格者数UPします。お楽しみ下さい(笑)
●●●参考までに新潟の高校の大学進学基礎知識!!●●●
新潟県内の各高校の大学合格実績から、高校の実力を数値であらわしています(2ちゃんねるより)。
上位24位まであげてみました~(しかし、自分で書いていてマニアックだ・・・)
国際情報11292 新潟10341 長岡7316 高田5608 新潟南4956 村上中教4288
新発田4228 柏崎3738 三条2955 新潟明訓2914 新潟第一2446 新津1931
高田北城1922 六日町1790 佐渡1686 巻1398 新潟中央1133 新潟江南1097
長岡大手928 村上887 糸魚川713 十日町711 新発田南695 新潟清心女子653
新潟で最も実力があると(このデータで)される新潟県立国際情報高校は、
都内でたとえますと、国立高校・暁星高校・芝高校。
神奈川だと公文国際学園に近いイメージ(進学実績)です。
※高校の大学合格実績は「大学合格力」として1つの数値に統合され、一目でわかるようになっています。
大学合格力=(国公立大合格者数×5000+東大合格者数×40000+京大合格者数×30000+
一工・阪大合格者数×20000+5大合格者数×10000+国公立医学科合格者数×30000+
早慶合格者数×7500+ 私立11大合格者数×1000)÷卒業生数 (5大:北大・東北・名大・九大・
神戸) (私立11大:上智・東京理科・明治・青学・立教・中央・法政・同志社・立命館・関西・関学)
歩留り率を早慶40%、私立11大20%と仮定。早慶・MARCH・関関同立付属校は内部合格を加算
していない 。早稲田・慶應・明治・青学・立教・中央・法政・同志社・立命館・関西・関学・ICU・
学習院・成蹊・成城・明学・日本女子・南山・ 西南学院の付属・系属校は分母を卒業生数-内部
合格者数として計算 。
参考資料:読売ウイークリー2008.4.20、週刊朝日2008.4.11、サンデー毎日2008.6.14、各校のHP
↑この計算式がすごい。。。さすが2ちゃんねる( ̄ー ̄;
さ、前置き長くなりましたが、
実際の今年春の大学合格者数速報です!!(でも、新潟の高校限定です(笑))
★京都大学
高田高校 5名
長岡高校 3名
新潟高校
三条高校 1名
国際情報高校
<ナグモの解説>
新潟から関西方面の国立大へ行くことはかなり少ないのですが、
そのなかで県立高田高校が大健闘の5名。その他、ここ数年で力を急速につけている
三条高校が1名の合格。
★東京大学
新潟高校 14名
長岡高校 2名
柏崎翔洋高校 1名
国際情報高校
新発田高校
新潟南高校
村上中教校
<ナグモの解説>
最も注目される東大合格者数ですが、今年は新潟高校の圧勝(それにしても14名は凄い)。
中高一貫として県教委の肝いりで出来た柏崎翔洋・村上中教の2校はそろって1名の合格者。
国際情報がたった1名という結果から、この年代は、上位層が新潟高校へかなり流れたことが
伺える(2004年11月の中越地震の影響か?)。この新潟高校の大躍進と国際情報の低迷は
来年以降も注目したい。(この結果が、また今年の高校受験・進学にも大きく影響するだろうなぁ)
★一橋大学
国際情報高校 3名
新潟高校
新潟南高校 2名
長岡高校
<ナグモの解説>
伝統的に一橋大学に強い国際情報高校が、新潟高校と並んで3名の合格者。が、実は、
生徒数が国際情報高校は一学年160名、新潟高校は一学年360名。倍以上の差があるため
合格「率」を考えることがその高校の合格力を正確にはかるポイントであることがわかる。
★北海道大学
新潟高校 6名
高田高校 2名
新潟江南高校 1名
巻高校
長岡高校
十日町高校
国際情報高校
新発田高校
村上中教校
新潟明訓高校
東京学館新潟
<ナグモの解説>
実は今まで、全て公立高校だったのですが、ここで初めて私立の新潟明訓・東京学館が登場!
(新潟は公立が強い。というか私立が弱い。というか根本的にはどっちも全国平均からは劣る・・・)
ここでも新潟高校の好調ぶりが目立ちます。
★東北大
新潟高校 23名
国際情報高校 13名
新潟南高校 7名
三条高校 6名
新発田高校 4名
新潟第一高校
新潟江南高校 3名
六日町高校 2名
柏崎高校
巻高校 1名
十日町高校
村上中教校
柏崎翔洋高校
<ナグモの解説>
新潟県は伝統的に東北大学へ流れる傾向があり、結構合格者数は各高校とも多くなっています。
(教員内でも東北大の評価は高く、東大より入学後の成長があるらしいため、薦める傾向にある)
新潟南高校の7名、三条高校の6名は健闘。この2校はここ数年ほんとうに学力が伸びている。
(その秘密は。。。確か、両校ともに某Y先生が進路指導で赴任しているはず)
★名古屋大学
新潟高校 1名
国際情報高校 1名
<ナグモの解説>
新潟県は伝統的に東海地方へは進学しません。なので名古屋大に1名合格が出るだけで立派。
大抵、こういう人は、慶応とかに合格して東京にいきます(そういう財力を親が持っている)。
★大阪大学
国際情報高校 4名
新潟高校 3名
長岡高校 1名
<ナグモの解説>
大阪へも新潟県はあまり進学でいくことはないのですが、それにしても国際情報の4名は
例年になく多いなぁと感じます。もしかすると東京大から志望を落とした人たちが大阪大を
受験してこうなったのかも。これも名古屋大と同様に、本当に4人全員が大阪に行くかは疑問です。
★筑波大学
新潟高校 8名
長岡高校
新潟南高校 6名
高田高校 4名
新潟明訓高校
三条高校 3名
十日町高校
新潟第一高校 2名
<ナグモの解説>
新潟高校、長岡高校は定番ですが、それでも例年の倍ぐらいの合格者数。他の高校の躍進も
見受けられます。
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以上のことから、今年は国際情報・新潟・長岡高校以外の各地方の伝統普通科校の
躍進が目立つなぁぁと感じました。
多分、10数年前は全国ワースト3だった新潟県の大学進学率も、20番台後半ぐらいにまで
あがってきたんじゃないかなぁぁと思います。
(その昔は、全国TOP3に入る東大進学率を誇る県だったのに。。。頑張れにいがた!!)