私が最も美味しいと感じたお品を5つ選んでみました。
ゆりセレク
花井ゆりセレクト
おいしかったBEST5!2015/11
ケンズカフェ東京/特選ガトーショコラ
素材にとことん拘った、グルテンフリーのガトーショコラ。
《HP引用》
世界で唯一、
DOMORI創始者ジャンルーカ・フランゾーニ氏によって
調合されたクーベルチュール「KEN'S」を使用しています。
DOMORI創始者ジャンルーカ・フランゾーニ氏によって
調合されたクーベルチュール「KEN'S」を使用しています。
濃厚でありながら、透明感のある澄んだ味わい。
ほろ苦さの先に、華やかな抜け感。
以前はヴァローナ社のクーベルチュールを使用していたと記憶。
ドモーリとヴァローナ。
どちらもショコラ通の方々に愛されている銘柄。
常温では、テリーヌショコラ。
加熱では、フォンダンショコラ。
冷蔵では、生チョコ。
温度により違う口どけ、味わいを楽しめることも、
魅力のひとつ。
そこにクオリティのブレ等は存在せず、
それぞれが研ぎ澄まされた完成形。
銀座ハプスブルグ・ファイルヒェン/テーベッカライ(クライン)
オーストリアの伝統的なテーベッカライ=クッキーの詰め合わせ。
賞味期限は、販売日より7日間と、
クッキーとしては異例の短さ。
口の中で解けるように崩れゆく心地良さは、
《生クッキー》等と言う表現ではとても追いつかない次元の話。
あまりのクオリティに、頭が混乱する程。
食感、香り含め。
味わいの全てが、誇り高く上品で美しい。
そして、儚い。
食べ物に対する形容詞とは思えない表現こそが、
無性に込み上げてくる。
高揚してやまぬ、至福の感情。
小さなこの缶に心ごと飲み込まれた、そんな出来事。
赤坂のツッカベッカライカヤヌマからも販売されている、
同様のテーベッカライ。
今度はそれをいただいてみるまで、私は死んでも死にきれないとすら思う。
どこまで書いてもどこまで書いても、言葉が足りない。
赤坂のツッカベッカライカヤヌマからも販売されている、
同様のテーベッカライ。
今度はそれをいただいてみるまで、私は死んでも死にきれないとすら思う。
どこまで書いてもどこまで書いても、言葉が足りない。
空也/空也もなか
予約の電話が込み合い、常に繋がりにくい状態。
来店に合わせて作られるもなかは、
1時間単位で予約時間を指定。
なんとも香ばしく、サクサクと軽い焦し皮。
優しい甘さの小豆のつぶし餡。
どこまでも品の良い重なり。
似た物は、いくらでもある。
でも、絶対的に違う余韻を残す。
空也もなかの地位が不動である所以は、おそらくそこに。
松屋長春/羽二重餅
餅粉に卵白を混ぜて作られた生地は、
一般的な羽二重餅とは異なる、いわゆる《雪平(せっぺい)》仕様。
それは誰もが感動を覚えるであろう、
噛まずとも溶けるような口当たり。
丹波大納言小豆の優しい甘さと相まり、
どこまでも品の良い仕上がり。
極上の名に相応しい、価値ある一品。
はがゆうごはんラボ/シュトーレン
日を追うごとに美味しくなるとわかっているのに、
最初の一口から呆気なく虜になってしまう。
そんなシュトーレン。
身体が喜ぶ《素材》を、そのまま感じる生地。
ドライフルーツや胡桃に馴染んだという以前の、
そもそもの生地としての味わい深さ。