非常に流動的である!!
事前に曲順を決めず、ライブ中にくじを引いて
それで曲を決めていく。
4曲まとめてやったりするので、接合部分をどうするのかという相談をバンドメンバー達と少しする位で、曲はすぐに始まった。
こんなことが出来るミュージシャンは、一体何組いるんだろう。
めちゃくちゃなことをやっていると思う。
なかなかできることじゃない。
きっと完成度はバチバチで決め決めのライブよりは下がってしまうだろう。
そう思うのが普通だ。
が、めちゃくちゃに格好良かった。
人工的に作り出されたハプニングにメンバーは右往左往しながら、その自分達で生み出した苦難を自らで苦しみながら登りきる。
その度に楽しそうに歌う藤田さん。
発明だと思った。
ちゃんと積み重ねてきた人間にしか出来ないライブだろうけど、しっかり積み上げてきた藤田さんと藤田バンドだから、多少の苦難やハプニングは栄養に変わっていった。
これは凄いものを見せられた。
真似できるもんならやってみろ、と偽物たちに言いたい。
こりゃ、なかなか出来ることじゃないよ。
さすがモノホン!