日本でおなじみのロールケーキって、なぜか「スイスロール」って呼ばれてますよね?

でも、スイスではスイスロールとは呼ばれていません。



だんな様が日本に来た時に、スーパーで「これ、スイスロールって言うんだよ」って言ったら、

「なんで!?」と、ビックリしてました(笑)








で、わたしなりになんでスイスロールって言うのか調べてみました。

諸説あるようですが。





日本人がロールケーキをスイスロールを呼び始めたのは、1950年頃と言われているようで。


その頃、山崎パンが洋菓子製造を開始し、そしてロールケーキがスイスロールという商品名で発売されました。

でも、これは登録商標ではなく、当時一般的にロールケーキのことをスイスロールと呼んでいたみたいです。

山崎パンの画期的なお菓子のおかげで、この名前で広く定着したのではないでしょうか。





―説 その1―



では、当時の日本人がなぜスイスロールと呼んでいたのか。


丁度その頃は、戦後すぐで食糧があまり豊富ではありませんでした。

なかなか手に入らない、栄養価の高いバタークリームをスポンジで巻いたお菓子として人気があったようです。

つまり、乳製品=スイスというイメージから、スイスロールという呼び名が一般化したのではないかという説。

アルプスの少女ハイジが日本で翻訳されたのが、1920年代らしいので、この説はアリかもしれません。

スイスを知らない日本人でも、ハイジを知っていたら容易に想像つきますもんね。

もう既に一般化していたこの名前で、山崎パンは発売したのかも!?






―説 その2―

スイスで作られていたから。

スイスには、Rulade(ルラーデ)というお菓子があります。

これ、スポンジケーキで生クリームとビスケットを巻いたものです。


日本人はこれ見て、スイスロールって呼んだんじゃないかと。

調べている間に、山崎パンの回答というものを書いている人がいました。←ホントかはわかりませんが。

それによると、「スイスが発祥だから」って。

つまり、スイスが発祥のロールケーキだからスイスロールという説。

ルラーデなんてわかりにくい名前より、スイスのロールですから!って言った方がわっかりやすいもんねー。





と、まぁこのほかにも説はあるのかもしれませんが、

わたしが調べた感じではこの2説が有力なんじゃないでしょうか?








さて、今度はRuladeについて。
(これは、スイスのインターネットから引っ張ってきた情報です。)


本来、ルラーデは肉とキャベツを巻いた料理です。

そして地域によって、生クリームとビスケット巻いたりするらしいです。←これがスイスロール?

もともとスイス料理というよりは、ヨーロッパの料理であります。

ハンガリーとか、ドイツとかー。

わたし、ハンガリーとドイツに住んだことないので、ホントかどうかはわかりませんが・・・。ドウデスカネ?





名前の語源はフランス語「Roulade」→巻く(roll)から。

現在では、この単語をフランス語で「巻く」として使ってないようです。

料理の名前として存在しているのか・・・?

フランス語話せないので、これまたホントかどうかわかりません・・・。ドウデスカネ?





ちなみに、スイスのグーグルで「Schweizer Rolle」(スイスロール)を検索すると、

ひき肉のパイシート巻きのレシピが一番上に出てきますよ!


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