コミカライズ1巻が手元にないので(※本、漫画の地層のどっかにはある…はず。ジュラ期あたり?ACの「知」層ではない。むしろ「恥」層)比較は出来ないが、記憶にある行天より、行天が綺麗になってるような気がする。ホタルノヒカリ風のちょんまげだけど(笑)


内容は、コミカライズなんで、小説と同じですね。あとがきにもあったけど、軽トラを銃撃されて「なんじゃこりゃあ」って多田がもじゃもじゃ頭になる表現が見せ場だったりして(笑)個人的には凪子さんの動じなさ加減も気になるけど。

多田が「砂糖」の運び屋をやってた小学生の由良に、『やり直せることはほとんどない~おまえの親がおまえの望む形で愛してくれることはないだろう~だけどまだ誰かを愛するチャンスはある~生きていればいつだって(所々省略)』と諭す場面が好きなんで、そこが載ってて嬉しかった。この辺りから多田と行天の内面?つーか背景に触れてくるからなぁ。


短編の行天の沈黙クッキングも面白かったです。調理課程が…カオス。最後にタイトルの意味を理解して吹いた。

「番外地」放置しっぱなしなんで読まなきゃなって思いました(笑)