こんばんはかに座永末です。


今日の神戸は本当に良いお天気で、まさに行楽日和です桜


4月は地元神戸での講演が多いのですが・・来週は京都、淡路と続くので各地の桜をひとめでも楽しめると嬉しいなぁニコニコ

さて、講演やセミナーがある前には休日もなるべく本を読んだり準備に時間を費やすようにしています。

講演依頼はほとんどが著書の内容を希望されることが多いので基本的な内容は同じです。


ただ、依頼先や聴講される方の年齢層や職業により、少しだけ強調する部分を変えてみたり付け加えたりしています。とは言いながら・・結局はその時自分が現場で働いていて、一番欲している事や学びたいと思っていることを調べていることが多いです。で、自分で話して自分に言い聞かせているみたいなあせる


今月は商工会議所様主催で色々な業種の新入社員向けセミナーや、映画の試写会前のお話などなど・・

いつもよりバリエーション豊かに準備しないといけないため、私のベットの周りにはあらゆるジャンルの本が10冊以上積まれている状態です。


毎晩寝る前にあっち読んだり、こっち読んだりしています。


今日も弊社の新入社員研修で使用させてもらったマニュアルの改訂版を確認していたら・・・「蟻の社会」のお話があり、大変興味深く拝見しました。


蟻の社会にも組織原則が機能しているそうです。

ある生物学者の研究によると、1匹ずつの蟻が達成する仕事量よりも、2匹の蟻が達成する仕事量の方が1匹分のなんと・・2倍を超えると発表しているそうです。

複数の蟻が協働して仕事をするとき、互いの触覚や身体から出すホルモンの分泌を使って情報を伝え合うコミュニケーションを行っているとのこと。


まさに、組織があることやチームワークの強みとは一人の能力には限界があることを、複数の人で協働することにより、それを超えた仕事を達成できるということなのです。


そのためには、各人が果たすべき責任や分担が明確であることと目標に対する共通認識、そしてコミュニケーションが必要だということです。


あたりまえのことのようですが・・


同じ方向性でない。(コンセプトやターゲットの理解がそれぞれバラバラ)

一人一人の役割分担が明確になっていない。

担当者それぞれが一人で仕事を抱え込み、その人でないとわからない。

個々の長所や特技が発揮されにくい役割分担になっている。


などなど・・


それらを意識して確認してみると、組織やチームが機能していない状態になってしまっていることはないでしょうか?


私はラグビー観戦が趣味ですが(笑)、素人が観ていても個々のポジションが機能していなかったり、チームがまとまっていないように感じる時など、結果として試合に負けてしまった・・ということがあります。


組織原則のメリットを生かすためにも、バランス良く各人が自分の能力を遺憾なく発揮して、組織に対する貢献意欲を感じ、協働意識を持てるようなマネージメントができればいいですよね・・。


そのための仕組みづくりや人材教育、まだまだ勉強することばかりですDASH!