この地球上には68億人もの人々がいて飲んだり食べたり人と人とが出会ってお喋りをしたり笑ったり歌ったり。
まるでパーティーのようにワイワイガヤガヤと生きている。
楽しいことばかりでもないけれどその光景は本当に賑やか。
一人ひとりの人間が『いま』という時間を精一杯に生きている。
しかし50年もするとその半分近くがいなくなり100年もするとそのほとんど全員がいなくなる。
どんな人であっても平等な一参加者であり
「はじめまして、どうぞよろしく」
と入ってきて
「じゃあ、お先に」
とどこかに消えていく。
代わりに次々と新顔が現われパーティーは延々と続く。
すべての人に必ずパーティーを去る時がやってくる。
その時があることを心の片隅に置いているのとまったく考えていないのとでは生き方も全然変わってくるはず。
なんでもそうだけど『限りあるもの』と捉えるとそれはとても価値のあるものになってくるんだ。
たとえ恋人同士、親兄弟でさえ完全に利害が一致する他人なんていない。
みんな一人ひとりバラバラ。
『孤独』とはまた別もの。
それだけ分かっていたら生きていくのがずいぶん楽になるよね。
一人ひとりみんな…バラバラ…。
魅力がある人というのはあまり単純じゃない人。
いろいろな引き出しがあってコレにはコレって出してくる人には魅力を感じる。
それと軸がブレない人。
何か事があると右往左往、大慌てする人がいるけど部下が安心してついていけるには考え方に一つのバックボーンがキチッとあるというのが大事。
そして己を犠牲にできる人間でしか引っ張ってはいけない。
きちんと怒れる人じゃないとダメなんだよ。
グチったり不満ぶつける人は資質ゼロ。
それを実践しているのがうちの北条和哉主任 だ。
自分の軸がブレない人とは必然的に長い付き合いになる。
和哉とは長いこと一緒にいすぎてきっと背中の皮が張り付いてしまっている。
そら、剥がす時はさぞかし痛いだろうな…。
互いに確認し合わなくても分かり合えている。
確信し合えている。
彼には俺をも引っ張って行く程の力がある。
俺がいつも和哉の前にいて先へ進み続けていれば和哉は俺に引っ張られて前進できる。
もしも俺が止まってしまったらその時はきっと後ろから和哉が背中を押してくれる。
俺たちはそんなイカした関係になれるだろう。
10kmに及ぶ走り込みの時のように常につま先の少し先だけを見てその歩みを進めてきた。
俺には特別なものはない。
普通の人。
ただ…
強く気持ちを維持することが人より少しできたのかもしれない。
ほんの少しの差だと思うんだ。
あと少しのところを踏ん張れるかそこで諦めるか。
俺はくじけそうになったら
「あとちょっとだけ頑張ればいい」
ってギリギリのところを踏みとどまって乗り越えてきた。
その結果が『社長』なんだ。
独立して初めて迎えたある夏の夜、和哉と階段前の踊り場にいた。
2人しかいなくてすごい静かだった。
当時、店は今の名古屋市中区新栄から少し離れた錦のシャインアネックスビルの5階にあった。
「ちょっと夜風にあたってみようぜ」
って誘って2人で踊り場に出たんだ。
ドアを開けたまま外に出てさ、月仰いでたんだよ。
すごく綺麗な満月じゃない月。
その中途半端な満ち欠けが俺たちみたいだった。
クラクションと喧騒が奏でる音楽…
初めて和哉がいて良かったと思ったよ。
和哉は永遠に大切にしよう、と思ったのもその時が初めてだった。
その時初めて気付いたような気がしていたけど本当はもっと以前から存在した気持ちだったのかもしれない。
真昼の月が気付かないだけでいつも空にあったように。
いろんなモノに頼らなくたって大切なあの頃は今日もしっかりと呼吸している。
俺の心はずっと踊りっぱなしだ。
未来は不透明。
この先に何が起きるかは想像するしかないわけでやってみないと分からない。
どうなってもいいや。
先に進もう─。
ホストは期間限定、その時代の花火みたいなもの。
ずっと続けるのは難しい。
それでも俺はホストで生きていく。
きっと俺は変わらない。
曇りなき信念が俺の背中を押すかぎり。
俺は夢を語っていく。
それはとても難しいこと。
努力を重ねれば現実的に達成できそうなこと…
それは目標であって夢ではない。
夢はごく一部の人にしか語れない。
それって哀しいことに思えるけどそんな悲観的になることはない。
夢を語る人がいてその人が周りを巻き込んでいけばみんなで一緒に夢を見ることができる。
そう、みんなで一緒に…。
ここにいる奴らには俺と同じ夢を見ていてほしい。
「昔のホストクラブは楽しかった…」
昔とはまだ俺が駆け出しだった頃をさして言っているのだろう。
よく聞くフレーズだけどそうではない。
その時の自分が楽しかったからだ。
ホストクラブは変わらず楽しい。
昔のホストクラブ、そこでの思い出は彼女らの人生のその後に残り続けてきた。
ドン・ぺリニョンを舌にのせ味を感じ飲み込んだ後でさえいつまでも残る深い味わいのように。
そしてもう一つ…
素敵な恋愛が残していった余韻。
やっぱりあの頃、彼を好きになって良かった─。
「俺は社長をぶち抜いて真のナンバー1になるんだ」
いつか叶えたいというその目は若かりし頃の俺たちを彷彿とさせる。
ドン・ぺリニョンのきりりと引き締まった酸とミネラル感はきっとあの頃にもひけをとらない。
暗闇の中でこそ輝く光。
太陽の世界では星は見えない。
光は闇の中にいる人間でなければ灯せない…。
だから必要なのかな、俺たちのような人間が…。
この場所は裏切らない─
そう信じられる日まで。
最初は先輩ホスト 、今は『ジュメイラ』の主任として和哉が俺に関わって間もなく11年になる。
ここまできたらもっと別の繋がりだと俺は思っているよ。
2月26日は和哉のバースデーイベント。
いいか？
今から泣くからお前らぜってーツッこめよ。
本気なんかー！
うわぁ社長、めんどくさいわあ。
マジで泣くんだ…。
誕生日の…
まだ2日前なのに…。
せっかくならこのパーティーのような人生を思う存分、楽しもうじゃないか。
人生のどんな時も
「結構、楽しんでるよ！」
とにっこり笑顔で言えるように。
焼肉『いっぽん（愛知県名古屋市中区新栄）』にて。
明日の名古屋気温→５～１６℃
名古屋栄のホストクラブ「ジュメイラ」
携帯版 ⇒http://m.club-jumeirah.com/
パソコン版 ⇒http://club-jumeirah.com/
店電 ⇒052-262-2284
「帆純 空」の
携帯アドレス ⇒lalalan.zzz@ezweb.ne.jp
『愛知県名古屋市でホストクラブ社長になった流れと決意』
「帆純 空イズム」を受け継ぐホスト随時募集しています！！
才能にはそれを育てる土壌が重要だと考えます。
いつも…こう…なんにもしないことへの言い訳だけがうまくなる…。
そんな風に悩んでいる人、夜空の下に生きてみませんか？
一緒に働いてくれる仲間増えるといいな (-.-)y-~
名古屋ホスト帆純 空より…