福島立ち入り禁止までのレスキュー
今はもう20km圏内は
家族もどんな理由でも
入れる事は
できません
最後まで
一つの命だけでも
そのざわざわとした焦燥感の中
福島圏内へ
入ってきました
人が作ったもの
今そのものが
家族をおびやかすものとして
命からがら避難された町
あたりは手つかずのまま
とにかく行ける所まで!
ここにはいままで当たり前のようにいた
人の匂いがなく
静まりかえった所
そこには・・・・
さまよう生き物たち
さまよう事も出来ずに泣き続ける子達
どうしていいのか
なんでぼくたちはここに一人ぼっちなのか
この子達や
飼い主さまの悲鳴が聞こえそうな気分です
放浪犬を捕獲して救助する様子です
だれ?
怖いの・・・
お母さんたちがいなくなったんだ
だからお友達と探してるんだ
「大丈夫だよ
きっとまっているからね
一緒に帰ろうか」
小さく向こうにもお友達が
僕もいい?
みんな
みんなでお家に帰ろう
来てくれたんだっ
本当にさみしかったんだよ・・
さぁ君も一緒に帰ろう
JARF号もきて
最後まで救いたい全国から多くのチーム達が
戻れない
今日しかない
想いを全力で
活動してきました。
さぁ行こうか
見つけられた子達
みんな捕獲できました
家族がいない間
ジ―っと耐えて我慢して
きっとまた帰って来てくれると
この子達は信じていました
どうすることもできない命も
現実にはありました・・・
もう戻れない
心痛く悔しさを噛みしめながら
救えた命を
必ず飼い主さまに遭わせるため
出来たことから始めて行きます
ごめんね・・・・