多様性という言葉が流行りだしてどのくらい経ちますかね・・・・・?

様々な考えやスタイルの人、性別などの垣根をなくし平等な権利とチャンスを与えられ、尊重すべき・・。

誠にもってその通りだと思います。

 

でも最近特に感じるのは「多様性を主張するものに限って自分の考えと違うものを攻撃する」ということです。

 

そういえば以前あるブログで「人の意見はそれぞれ」などと言う人物が井岡一翔の尊厳を根底から否定するような書き込みをしてたもので私が根拠を尋ねると「根拠があるとかないとかは関係ない。自分がそう思ったから書くだけだ」「表現の自由だ」「自分の考えを他人に押し付けるな」などとおよそ信じられないかみつき方をしてきたことがあり、またそのブログに出入りしてるのらりくらりなる人物が執拗に私をクズ呼ばわりしてきてまさに「類は類を呼ぶ」とはこの事だと思った事がありました・・・。

 

有名人になると多少のスキャンダルのようなものが出ることが真偽はともかくありますよね・・・。

その場にいないと事情も分からないはずなのにすべて見通したかのように人格否定するものも多いですよね・・。

 

 

ひろゆきとかいう自称論破王の決め台詞らしいのですが「それはあなたの感想ですよね?」というのが小学生の間で流行ってるらしいのですがほんとうに小学生レベルの言葉だと私は思います。

 

これまた以前ある方のブログでゴロフキン-村田諒太の試合の事でコメントをさせてもらった事があります。

大まかに言ってその方の意見にはその時は同意だったのですが「ちょっと角度を変えてこういう風にみたら違った結論になりませんかね?」くらいのつもりで言ったところ、それまた、そこに出入りしている一瞬のなんとかいう人物が私のブログに「それはあなたの主観ですよね」などと言ってきました。正直「バカじゃないのか」と思いながらも「意見というのはみなその人の主観でしょう。それが気に入らなければスルーしてください」と返したところ「他人様のブログに違う主観の事を書き込んでその態度はなんだ」などと言ってきました。「ああ、やっぱりただのバカだった」というのが正直な感想です・・・。

 

 

昨今SNSでの誹謗中傷が問題になっていますがディスカッションするうえでの反論や議論と誹謗中傷の区別がつかないものが多すぎやしませんかね?

 

これも昨今問題のハラスメント・・・。

確かにセクハラやパワハラ、カスハラで苦しんでる人には救いが必要だし当人にも訴える勇気が必要かもしれません。

でも本当にその人たちの妨げになっているのは「ハラスメント言い立て人間」ではないでしょうかね・・・?

 

とくに酷いのが「lineやメールで句読点を付けたらパワハラ」「ちらっと見ただけでセクハラ」ですかね・・・。

 

しかも本人が気にしてなくても周りにいる一部のものが騒ぐ。さらには言われた本人に対しても「セクハラを容認してる」などと言って批判し始める・・・。

 

何を考えているんだ・・・。どこかで歯止めが必要だと思いますけどね・・・。

そのうち、あいさつしただけでセクハラとか存在がセクハラなどと騒ぎだすものが出てくると思いますよ・・・。

「あの人、きれいだな」といったらルッキズムと騒ぐのは本人ではなく一部の周りのものがほとんど・・・。

 

 

 

何事も過ぎたるは及ばざるが如し・・・。ということですね・・・。

 

久しぶりのブログでボヤキばかりになってしまいましたね。

あの世で人生幸朗師匠はご立腹かもしれませんねん・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

パリオリンピックも大詰めですね・・・。

何かと不評の大会のようですがわたしはずっと以前のシドニーやアテネ、北京辺りからずっと気になっていたのがマスコミやコメンテーターの発言です・・・。

どの大会でしたか女子のメダルの方が男子より2~3個多かった時「女性が頑張ったオリンピックでした。男はダメですね」というのが目立ちました・・・。

 

確かにメダルをとった選手は大いに称賛されるべきだと思います。

しかしながら今回の大会では今はちょっと調べてませんが一昨日の時点で金メダルが13個で男子が10個女子は3個でした・・・。

 

この時「男性が頑張った大会です。女はダメですね」などと誰かが発言していたらどうなっていたか・・?

大炎上でしょうね・・・。

 

もちろん私にはメダルの数の男女比がどうであろうと「女は(或いは男は)ダメですね」などとはとてもいう気にはなれません。

当時、上記の事を云ったコメンテーターやマスコミの連中は今回のオリンピックをみてどう感じているんでしょうか・・?おそらく何も感じてないんでしょうね・・・。

 

それから、阿部詩ちゃんの号泣の件、擁護派も批判派も随分極端なものが多いように思いますが当初、件の試合を見ていなかった私はてっきり負けたショックで礼もせず試合場に座り込みギャン泣きしたのだと思いました。

幸いどこにも書き込んではいませんが「それは詩選手が悪い」と思ったものですが、どうやら実際は礼をして試合場をおり、コーチの胸で泣き崩れたそうで・・・。

その程度であったら確かに泣き過ぎだし試合の進行を止めた事で多少の批判は止むを得ないものの「できれば控室まで我慢してほしかった」程度で良いと思うし本人も「情けない姿を見せてしまい申し訳ありません」とSNSですが発信していまからこの件はこれで終わりで良いのではないでしょうか・・・?

 

なんだか擁護派も批判派も互いの人格否定までしあってますよね・・・。私にいわすればどっちもどっちですね。

 

もうひとつボクシングの性別問題ですが当初のあいまいな報道で「元男が性転換手術によって女性の大会に出てる」と思ってる人が多かったように思います。

実際は染色体の異常ということのようですね・・・。

 

試合の公平性や安全性などから言ってこの選手が出場して良いのかどうかは私にはわかりません。

ですが当の選手に向けての批判はあまりにも気の毒ではないですかね・・・?

 

女性として生まれ、女性として育ったうえで今までも女性の大会に出場してきたそうです。

染色体が異常だというだけで本人には罪はない筈です・・・。

 

本人を批判してる人たちは「この選手は元男だ」と思い込んでるものが多かったようですね・・・。

こういう勘違いもマスコミの報道でしょうね・・・。

 

 

選手たちはみな一生懸命頑張ってるのにマスコミが引っ掻き回してる・・・。

私にはそういうふうに感じられます。

 

 

 

 

今更ですがアフマダリエフとの対戦指令に関して井上陣営は拒否の方向性であることに関して以前に井上が井岡のタトゥー問題の時に発した「ルールはルール」という言葉を引き合いに批判してるコメントを見ました・・・・。

 

まったく何を仰せなのか・・・・。

社会人として何を学んできたのか疑わしいとさえ思います・・・。

 

そもそもルール、規定、規則というものはピンからキリまであるものです。

「何が何でも守らなければならないもの」

「時と場合によっては融通を利かすべきもの」

簡単にいうとこういう感じですかね・・・。

 

但し、規則を覆すにはそれ相応の理由が必要であるものです。

 

今回の井上陣営のケースはドヘニーとの交渉が煮詰まっている段階でしたからいまさら言われても困るということでしょう・・・。

一方、井岡がタトゥーを入れなければいけない理由、やんごとなき事由が一体どこにあったというのか・・・?

 

タトゥー禁止のルールの是非はともかく融通を利かす理由もなく破ったという事です。

 

井上陣営の今回のケースが「ルールを覆す合理的理由ではない」というご意見なら賛同できるか否かはともかく意見としてはまだ理解できます。しかしそういうことではなくただ規則をすべて一括りで判断してますよね。

何故ルールというだけで一色丹にしか判断できないのか?大人の判断ではないと私は思いますよ・・・。

 

そういえば井上のバンタム級でのWBAの指名試合をしてないことに関して亀田興毅の防衛戦の相手選びと同列であるとも言ってました・・・。

しかも言い方が「・・・と思う」ではなく、「井上が指名試合をしないのが許されるのなら亀田の防衛戦を否定してはいけない」という完全に自分の意見が100%正しいといってるかのようなもの・・・。

 

私は「なんであんたの許可が要るんだ?」と思いました・・・。

 

その方はよく「自分の仕事がこうだから」という言い方をされるが「自分の仕事がこうだから世の中の全てがそうだ」とでも言ってるかのよう・・・。「あんたの仕事は世の中の事のほんの一部に過ぎないんだよ」と言ってくれる人が周りにいないのでしょうかね・・・。

 

「民法に道義は関係ない」「被害者の感情は考慮に入れてはいけない」といいネリの体重オーバーが繰り返されようと故意であろうと全く関係ないとの意見でしたがほんとに暴論以外の何物でもないですね・・・。

民法に道義が関係なく被害者の感情も関係ないのであれば何故「意見陳述」というものが存在するのか考えた事もないのでしょうね・・・。

 

とはいうもののこういう物事を一色丹にしか見られない人が増えてるのも事実です。一体世の中はどうなってしまうんだろうかと思いますよ・・・。

 

 

 

 

 

何度も見返したみた井上尚弥VSルイス・ネリですがほんとうに興奮しました・・・。

 

1ラウンドのダウンは気負い過ぎという指摘は私だけではなく多くの方がなされているようですがその中でも初ダウンなのにしっかりと8カウントまで待って立ち上がった事に感心する方が多いようですね・・・。

 

私も尤もであると思います。そして2ラウンド以降はネリを圧倒しだしたとういう声も多いようです。

ただ、私は8カウントまで待って立ったあとに驚かされました。ダメージはもちろん多少あったと思いますがそんな中でネリのラッシュに対して一度目はクリンチで逃れましたがその後はブロック、スウェー、ダッキングでかわしてパンチを全くもらってない事です。ネリとて実力はそこそこ以上の(元)世界チャンピオンです。

並のボクサーだったらというより並の世界チャンピオンであればあそこで決められていたと思います。

井上尚弥は決められるどころか追撃のパンチを完全に外してしまっており見方によっては1ラウンドの終盤にはもう優位に立っていたという考えもそうおかしくはないかもしれません。

 

2ラウンにも危ないタイミング(に見えた)左フックもありましたが改めて見返すとちゃんと避けていました(見切れてたのかラッキーだったのかはわかりませんが)。要するにネリは1ラウンドのダウンを奪った左以外はパンチを一発もクリーンヒットさせてないということです。

 

それ以降は全く危なげない試合運びで明白な実力差を見せてくれましたし6ラウンドのフィニッシュパンチはほんとうに見事でした。しかし井上尚弥のほんとうにすごいところは1ラウンドにダウンを奪われた直後にあったのではないでしょうかね・・・・。

ほんとうに恐ろしい男だと思います。

 

ところでリング誌のパウンドフォーパウンドで再び1位になったようでまた賛否あるようですが

「ダウンを奪われたのに何故上がるんだ?」

「パウンドフォーパウンドにランクインしてる選手に勝ってないじゃないか」

「クロフォードは1年試合をしてないじゃないか」

などなど見聞きしましたが

 

「ダウンを奪われた事は減点材料になる」という話も「ダウンを奪われたあとの対処が見事であれば加点材料になる」という話もどちらも頷けることだと私は思います。

さらに私はダウンどころか負けても上がる可能性はあると思っています。

もちろん1位の選手はさすがに負けたらあがらないでしょうが

例えば1位と10位の対戦で大熱戦であり大接戦のすえ1位の選手が勝利したとします。その場合内容を認められて10位の選手のランクが上がるのはおかしな話ではないと思います。

 

「個人の主観じゃないか」

「パウンドフォーパウンドなんてナンセンスだ」

という意見も相変わらずあるようですが何をいまさら・・・。

そもそもパウンドフォーパウンドなんてのは正解を導き出すことが不可能な傍観者によるお遊びでしかなくナンセンスなのはみなわかってる事ではないですか・・・?

 

ただ見てる側の夢のあるイマジネーションでしょう・・・。

 

試合内容を重視するのもありだし、相手選手を重視すのも、試合数や試合内容を重視するのもどれもありでしょう・・・。

正解がないということは逆に言えば不正解もないということです。

 

「それでは単なる好き嫌いじゃないか」という意見もありましたがそもそもが傍観者である人物にそれ以上の事ができると思うこと自体がおこがましいと私は思いますけどね・・・。

 

 

よって井上尚弥が1位でも良いし、クロフォードが1位のままでも良いと私は思います。

もちろんボクサー当人にとっては自分がどれくらい認められているかということですから単なるお遊びとは言っても気にはなるところでしょうけどね・・・。

 

夜勤明けでその日も夜勤で仮眠取らずにボクシング観戦・・・。終わると同時に出勤というスケジュール・・・。

本日帰ってきて改めてじっくりと井上-ネリを観ました・・・。

 

 

皆さんも同じだと思うのですが1ラウンドはほんとうに驚きましたしヒヤッとしました・・・。

ただ立ち上がった直後のネリの猛攻に対してクリンチは一度だけあとは体をゆすってかわしながらボディとアッパーでネリの突進を止めてましたね。

 

2ラウンドの前半でのネリの左フックも一瞬ヒヤッとはしたものの改めてみてみるとかわしてましたね・・。

それ以降は実力差がはっきりと見て取れる内容だったのではないでしょうか・・・?

 

 

パンチを見切ってからの井上はいつもの井上であったと思います。

1ラウンドは一瞬の隙というか要は気負い過ぎでしょう、本人も言ってましたかね・・・。

 

ただ試合前から気にはなっていたのですが、Xや試合前後のインタビューでもすこししゃべり過ぎではないかという気もしました・・・。

もちろん喋るのは良いのですがなんだか井上らしくない、気持ちに余裕がないように思えました・・・。

 

 

「それだけ必死だったという事」という人もいますが「必死」というのと「余裕がない」というのは必ずしもイコールではないものです。

 

おそらく「負けられない」「期待に応えねばならない」というプレッシャーやストレスが相当大きなものになってきてるのではないでしょうか・・・。

 

1ラウンドのダウン以降、特に2ラウンド以降の戦いぶりから言って体の衰えはまだしばらく大丈夫であろうと思いますがメンタル面での限界の方が少々心配ではありますね・・・。

 

具志堅用高の引退も精神が限界であったと言いますし大相撲の力士も気力の限界という言葉を使うい人も多くいました・・・。

 

今回の井上尚弥の初ダウンから落ち着いて立て直したという点、もの凄いメンタルの強さであると思います・・・。

だからこそある時、突然心が折れてしまわないか・・・、一番の心配はそこにあります・・・。

とはいうものの井上尚弥ほどのチャンピオンでも気負い過ぎたり油断したりするとああいう事になりうるということですからそこを今後の教訓にできればさらに強くなっていくという事を期待してしまっている自分もいます・・・。

 

ファンというのは本当に身勝手なものですね・・・・。

 

 

 

東京ドーム決戦まであと1週間ですね。

いつものことながら私が知ってる井上尚弥であればほとんど心配はないでしょう・・・。

まあ、まぐれでも井上に勝つ可能性があるわずかなボクサーの一人がネリであるとは思ってますがそれでも万が一以上のものではないかと思います・・・。

 

ただ井上尚弥といえどもいずれは「かわせるはずのパンチがかわせない」、「当たるはずのパンチが当たらない」「倒せるはずのパンチで倒せない」というときがくるのは仕方ないとも思います。

 

それがいつなのか?次戦か?あるいはその次か?それとも数年後か?

私は絶対王者の衰えほどみていて寂しいものはないと思っています。

古くは王貞治が彼特有の角度で上がった打球が失速しライトフライになってしまった時、不利な体勢から力で相手をねじ伏せた北の湖が自ら絶好の体勢になりながら負けるようになった時、マイク・タイソンが(加齢による衰えではないが)対して危険でもないと思われたダグラスにKOされた時、自分より50kg以上思い曙や武蔵丸を挟みつけてもって行ってた貴乃花が武蔵丸に差し出を返されただけで身体が浮き上がりそのまま投げられた時、etc・・・・。

 

特にファンではなくても極端に言えばアンチだった場合でもどうしようもない寂しさを感じたものです・・・。

 

ただ私は井上尚弥にその時が来たとしても蜜に群がる蟻のごとく湧いてきてここぞとばかり叩き始める自称「目の肥えたボクシングファン」だけにはなりたくないと思っています。

 

 

今でも

1.「勝てる相手を選んでる」、

2.「バンタム級でWBAの指名試合をしてない」

3.「スーパーフライ級時代にアンカハスやエストラーダから逃げた」

 

などと言ってるものもおり何れも自称「目の肥えたボクシングファン」が多い・・・。

1に関して誰と戦えば満足だったんですか?と問いたいですね。

2に関してはWBSSの開催に続きコロナ渦、いったいいつ1位と対戦するチャンスがあったというのか?それ以前にそれより手ごわい相手を倒しておりチャンピオンの権威を少しも貶めてはいない、さらに当時のランキング上位者からの不満の声は一切出ていない。そして井上尚弥が去った後のバンタム級王者は弟の拓真と中谷とあとの二人はモロニーとロドリゲス。いずれも井上に敗れた面々・・・。これを亀田の対戦相手選びと同じだとかいうものがいるがそれこそ愚の骨頂・・・。

 

3に関しては大橋会長が「交渉の途中で連絡が途絶えた」と言っているがそれを「嘘だ」と決めつけて批判した人もいました・・・。

いくら表現の自由とは言え私は他人様を嘘つき呼ばわりして批判するにはそれ相応の根拠が必要であると思っています・・・。

根拠を尋ねたところ「動画の依頼が自分か自分の知ってる人のところへ来るはずだがそれがなかった」とのこと。

さらに「これでも憶測ですか?」と聞いてきました。

 

正直な感想ですが「憶測の域にも達してないよ」ということです。

動画を依頼するのは「交渉が始まり、話が煮詰まるとまでいかなくともある程度方向性の目処が立ってからというのが普通ではないかな?」と思ったもののそこまで詳しくは知らない私ですので一応「依頼があるのはオファーを出す前が普通なんですか?」と尋ねましたが返ってきた返事は「正式試合発表の前も後もあり得ます」という返事・・・。

 

私は「試合発表の前か後かは聞いてない」と思いながらも再度

「交渉してみてある程度目処が立ってから依頼するものではないのですか?」と尋ねましたらもう一度

「依頼は正式な発表前も後もあります」とのこと。

 

まさかその方のお住いの地方の方言で試合発表の事をオファーなどという事はないでしょうからおそらくその方はわかっててごまかしてるんだと思いました・・・。

 

動画を依頼してそれを見たうえでオファーをかけるのが当たり前というのであれば大橋会長の言い分が嘘だと断定する証拠にはなるでしょう。そこまでいかなくてもそういうケースが多いというのであれば根拠にはなるでしょう・・・。

 

ですが正式な試合発表の前か後かという話でごまかす以上やはりある程度、方向性の目処が付いてから依頼があるのが普通なのであろうと思います。よって大橋会長のいう事が嘘だという証拠どころか根拠にもならないと私は思いました・・・。

 

では何故そんなことを言って他人様を貶めようとするのか・・・?それらを考えているうちにブログを書く意欲が急速に失われました・・・。

 

また気が向いたときにでも記事にするか・・。それともこのままフェイドアウトするか、自分でもわかりません・・・。

 

 

 

 

井岡一翔の評価に関してですがずっと以前に述べた事がありますが日本ボクシング史上でもトップクラスの実力であると私は思っています。

歴代の日本人世界チャンピオンの中でもはっきりと井岡より強いと思えるのは井上尚弥くらいなものだと思います。

*井岡より強いかもしれないと思うチャンピオンは数名いますが・・・。

 

あるブロガーさんによると的を得ていない批判が多く評価されていないとの事でしたが確かにヤフコメなどを見ると所謂

”下衆の勘繰りともいえるような邪推””でっち上げられたものを鵜呑みにしたもの”も多くいます。

しかし一方でボクサーの人気ランキングでは井上に次いで2位になったという事も聞いていますので皆が皆批判してるわけではないようにも思います。

井岡は何故批判されるのか・・・?

前回のブログで「誤解されるのは誤解される方にも問題がある」と言いました・・・。

事の発端はライトフライ級時代にロマゴン戦を金を払って回避したという事があります。

 

そして「ロマゴンを回避したことが全て。ほかに誰と戦おうとも自分は認めない」と仰せだった熱心なボクシングファンの方もおられました。

 

その方の仰せは一理以上あると思いますしそれ以前にロマゴンを回避した事は誤解ではなく事実です。よって批判は止むを得ないものと私は思います。

その後レベコをはじめ強豪たちと拳を交えたにも関わらず「穴王者や急造ランカーとばかり戦う」などと批判する人も少なくありませんがこれは思い込み、あるいはでっち上げられたものを鵜呑みにしたものでしょう・・・。

 

昨年のWBO王座返上に関してはこれまた以前にも申しましたがブランコとの決着を付けたいがための決断であったと私は思いますが過大評価否かはとりあえずおいといて、非常に前評判の高い中谷潤人との試合を避けたのは誤解されても仕方ない・・・。

WBOに1試合挟ましてほしいと交渉するなりファンに自分の気持ちを伝えるなどをもせずにいきなり返上ではふつうは逃げたと思うでしょう。

この辺りはやり方が不器用過ぎて誤解からの非難が多い貴乃花と私は被るわけです・・・。

 

さらに過去にのロマゴン回避という事実がある以上猶更です。「やはり井岡はそういう奴だったんだ」と思う人が少なからずいても不思議ではないですよね・・・。

 

ただ気の毒な面もあります。

井岡のタイプは柔剛技巧のうち巧の占める割合が多く強さがわかりにくいということに加え、階級も年齢も比較的近い井上尚弥の豪快な倒しっぷりと比較され面白くないと言われることが多いです。

私は巷間言われるほど井岡はパワーレスではないと思っています。

スーパーフライでのKOが2つしかないという人もいますが辰吉丈一郎だって世界戦でのKOはリチャードソン、シリモンコンからあげた2つのみファイティング原田はキングピッチからの一つのみ・・・。

 

ここ10数年で長谷川、西岡、山中、内山、三浦、そして井上尚弥に寺地拳四朗と世界戦で倒しまくるチャンピオンが出てきていますがそれ以前は世界戦でのKOはそんなに多くなく判定決着が(ヤマカンですが)2/3くらいではなかったでしょうか・・・?

 

田中恒成をTKOに下した試合は見事でした・・・。私はこの時井岡の衰えあるいはスーパーフライ級が彼の適正ではないかもしれないという考えから若干、田中が有利ではないかと思っていましたが私の予想は大外れ、見事な健在ぶりでした・・・。

井岡の衰えがなくスーパーフライ級という階級にフィットさえしていれば田中有利の予想はたててなかったと思います(後付けみたいですが)。

 

中谷戦に関してはやはり若干の衰えは感じますので中谷有利と予想をしていますが井岡が健在ぶりを示しても少しも驚きません。

仮に井岡が全盛期であって中谷の評価が過大評価などではなかった場合はどちらが勝つか全くわからない試合であったと思います。

 

井上尚弥を野球のピッチャーに例えると快速球と決め球の変化球でバッタバッタと三振に取るタイプであるのに対し井岡の場合は巧みな投球の組み立てで打たせて取るタイプのピッチャーといえるかなと思いますが実際のところ前者の方が評価が高くなるのは致し方ない・・・。

 

私自身で考えても最近感じたもどかしさが「倒せるのに倒しにいかないように見えた」と言いましたがこれが井上らの試合で感覚がマヒしてるためなのかどうかは正直わかりません。福永戦で試合後に「次を考えて無理をしなかった」といったといわれる事で安全運転に徹しているという思い込みが入ってるかもしれませんがこの辺も井岡は誤解の種を自らまいているようにも思えるわけです・・・。

 

ただ・・・、「勝ったのか負けたのかよくわからない試合が続いている」ということは逆に言えば「多くの世界のトップクラスのレベルのボクサーと互角か悪く見てもそれに近い戦いをしている」という事も言えるわけです。

 

これはちょっとやそっとの実力でできるものではないと思います。

 

やはり井岡一翔は歴代の世界チャンピオンの中でもトップクラスであると言って良いと思います。

ひょっとしたら2位かもしれません・・・。

それだけに誤解(する方が悪い場合もされる方が悪い場合も両方)によって評価されにくいのが猶更歯がゆくもどかしさも感じます。

 

 

 

 

 

 

 

いまさらですが井岡一翔に関して・・・。

 

大晦日の防衛戦、見事でした。

今回はKOを意識したとのことですがそれに関して一部に批判の意見もあるようですね・・・・。

 

そのご意見も一理もないとは言いませんが私なりに解釈させてもらえれば

「KOに拘らずまず勝つことを優先したがしばらくKO(または圧勝)がないので今回は魅せる試合を意識した」

ということではないでしょうか・・・?

 

ボクシングに限らずプロには「徹底して勝つことを追求するもの」と「力・技能やスピリッツで魅せる」とがいると思われますがどちらも良い悪いとは言えないものであると思います(好き嫌いは別)。

 

こう考えると批判をするべきことではないように私には思えます・・・。

ただ・・・、ペレスの情報が少なく力量がわからないため組み易い相手を選んだのかどうかはわかりませんが世界挑戦が初めてではないことや序盤の動きを見た限りにおいては「世界挑戦の力量がない選手」というのではないように思います・・・。

 

よって今回の試合での井岡は素直に称えて良いのではないかと思います。

 

 

ただ・・・、2年前の福永戦で試合後に語ったといわれる「次の試合を考えて無理をしなかった」という言葉、本当に言ったのであればこれはダメでしょう。例え本心でも口にしてはいけなかったと思います。

福永選手、試合に携わった人々、応援してくれたファンにも失礼でしょう・・・。

 

 

また、これまでの様々な言動で井岡は随分と誤解されてしまっている面も多々あると思います。

以前「誤解されるのは誤解される方にも問題がある」と申したところある方から

 

”「詐欺にあうのは騙される方が悪い」「虐められるのは虐められる方が悪い」というのと同じ理屈だ。”

というご意見を頂きましたがそれは曲解も甚だしい・・・。

 

そもそも誤解といっても様々なものがあります。

「下衆の勘繰り」といえるような邪推、ネットででっち上げられた噂話をまともに信じて猛烈に批判を始めるものもある一方、「普通、そういうことをすれば(例え事実とは違っていても)こういう風に思われるのが普通だろう」と思われることもあります。

 

井岡への批判はどちらのケースもあるように思います。

ロマゴン回避は批判されても仕方ないもののその他の対戦あいてがほとんど急造ランカーか穴王者だと言って批判した人は前者であると思いますがWBO王座を返上して中谷との対戦をしなかったことに関しては後者でしょう・・・。

 

ロマゴン回避の時、私は世間の批判とは違いかなり庇った方だと思います。

それは「回避してもいい」ということではなく「一時的に避けただけで近々やってくれるだろう」と信じてたためです。

 

そしてやるつもりがないとわかった時に「やった事の悪質さやあからさまさでは圧倒的に亀田の方が酷いが井岡は亀田と違い実力があるのでその分井岡の方が罪深い」と言いました。

 

ただ、井岡自身はロマゴンとやりたかったけど本人の希望が通らなかっただけだと思いたいという気持ちがあります。

 

何かと井上尚弥と比較され可哀想な部分ももちろんありますが残り少ない現役生活の中ですべてを出し尽くしてほしいと思います。

 

 

 

 

随分更新が空いてしまいました。

いきなりですが”THE ANSWER”の記事より引用

 

強さを証明した井上だが、X上にはそれでも疑問を呈する海外ファンがいた模様。そんな“いちゃもん”とも言える声に、英ボクシング専門ポッドキャスト番組「トレーディング・レザー」の司会者スティーブ・ボックスマン氏は自身のXで一喝した。

 

 「『米国で戦え』『ドラッグテストが必要』『バンテージをチェックしろ』『強敵と対戦した?』『デービスにはKO負けするぞ』。正直に言って、ボクシングファンとしてこんなに惨めにはなりたくない。我々の目の前にあるものを楽しもう」

 

まさしくその通りだと思います。

 

最近、井上尚弥に対してもやれ「WBAの指名試合をしていない」「スーパーフライ級時代にエスラーダやアンカハスから逃げた」

「大橋会長の言ってること(交渉の途中で頓挫したという話)は嘘だ」「亀田と変わらない」などと根拠もなく言ってるブログが多く(本人は根拠を示したが根拠にならないものばかり)、正直ブログを書く気がめっきり失せたというところです。

 

玄人気取りで裏事情まで見てきたかのような嘘を言って悦に入ってないで何故素直に健闘を称えられないのかな・・・?

 

勝てる相手を選んでかませ犬としか試合をしないものが4団体統一などできるわけがなかろうぞ!

とはいえ、井上にしてはもどかしい展開であったというのはあるかもしれない。

しかしながらピンチというほどのものはなく顔もきれいなまま・・・。ほぼワンサイドであった・・。

この程度の事で「苦戦だ」「限界だ」「衰えだ」などという声がでるのは強すぎるが故の宿命かもしれないがまだまだそれを言うのは尚早というもの・・・。

 

 

まあ、いかに井上といえどもいつかは「かわせるパンチがかわせない」「当たるはずのパンチが当たらない」「倒せるはずのパンチで倒れない」という日が来るのは避けられないでしょう・・・。

その日に蜜に群がる蟻のようにここぞとばかり叩き始める自称”目の肥えたボクシング通”とやらにだけは私はなりたくないですね。

 

 

少し空いてしまいましたが前回の続き・・・・。

対戦相手に関してです。

 

井岡の対戦相手はけして悪くない。ロマゴンを避けた事で批判をうけそれが尾ひれがついてすべてあるいはほとんどが急造ランカーとの対戦だという人もいますがそんなことはない。

何度も例えた事ですが相撲でいえば白鵬は避けたものの日馬富士や鶴竜稀勢の里らとは対戦しているという感じ・・・。

ロマゴン回避は批判されても仕方ないとは思うものの本人の意思とは関係なかったと私は信じています。

WBOのタイトルの返上をしたことにしてもあれは自身が納得いかなかったブランコ戦での決着を付けたいという気持ちからで決して中谷が怖くて避けたのではないだろうと思います。

 

ただ・・、何度も拙ブログでも申しましたが何のコメントも出さずにブランコとの再戦交渉も進まないうちに(発表されてないだけかもしれないが)黙ってタイトルを返上してしまえば逃げたと誤解されることは仕方ない。気の毒な面も多々ありますが立ち回りの下手さで誤解された面もある。要は誤解される方も悪いということ・・・。

 

よって井岡が批判されても仕方ないのはロマゴン回避とタトゥー問題やWBOタイトルの返上した際の立ち回りの悪さくらいなもの・・・(大麻問題は真相がわからないので考慮に入れない)。

 

しかしながら井岡や亀田を引き合いにだして中谷を批判する意見もありますがそれはどうも・・・・。

 

中には中谷をまるでかませ犬とばかりの試合で戴冠した作られた世界チャンピオンのように言う意見も拝聴したことがありますがそれはおかしい。

フライ級の戴冠は決定戦であったものの初防衛戦では元ライトフライ級王者でランキング1位のアンヘル・アコスタ。

この試合をきっちりKOで勝利しています。2度目の山内は確かに役者不足の感は否めないののアジアパシフィックの王者経験者であり、世界ランカーに勝ったこともありますのでそこまで批判するには当たらないでしょう・・・。

 

スーパーフライ級も決定戦ではあったものの相手はあのモロニーでありこれも批判には当たらないと思います。

初防衛戦で相対したアルヒ・コルテスは散々かませ犬のように言われてましたが彼もエストラーダとの対戦経験があり僅差の判定負けだったそうで・・・。この試合は私は見ていないの鵜呑みにしていいかどうかというのはありますが見た複数の人の感想や記述を見ると本当に接戦であったようです。

 

あるブロガーさんによるとコルテスは国内ランカーレベルとの事でしたがその方の過去の記述を拝見するといささか疑問が

 

1.井上尚弥はスーパーフライ級時代にエストラーダやアンカハスから逃げた

2.井岡-中谷では井岡が有利だから井岡が逃げるというのはあり得ない

 

ボクシングのような相対的競技の場合は相性というのもあるのはわかりますがそれでも国内ランカーとエストラーダが接戦になるとは考えにくいのではないか・・・?

 

井岡-中谷では巷間中谷有利という意見が多いとは思いますし私自身も中谷が若干有利ではないかと思います。

仮に井岡が若干有利だとして、井岡が中谷から逃げるのがありえないのに国内ランカーレベルと接戦になるようなエストラーダから井上が逃げるというのはどういうことか・・・?

 

私は中谷有利とは思いながらも井岡の試合運びの巧みさが中谷の長所を消してしまう可能性も否定していないので井岡が勝つこともあり得ると思いますがどちらが有利としても「負けがあり得ない」というほどの差はないと思います。一方エストラーダにしてもアンカハスにしても井上に対して有利な予想は私の知る限り皆無であったと思います。

 

よって井岡が中谷から逃げるのがあり得ないのであれば井上がエストラーダやアンカハスから逃げることはもっとあり得ないといえるのではないでしょうか・・・?

 

もちろん事は勝敗の結果のみならずリスクとリターンの両方を天秤にかけて考えることもあるでしょうから有利と思われた方から避けるという事もあり得ないとは言いませんがその方の理屈から言うとおかしな話になるという事です。

 

 

もちろん中谷に対しては期待するがゆえに不満もあります。

山内戦やコルテス戦ではきれいに倒してほしかったです。

ですが世界戦が現在5試合・・・。

そのうち役者不足と感じたのは山内とコルテスくらいなもの、モロニーやアコスタをきっちりKOに仕留めてますし、あとの対戦相手も世界前哨戦で対戦したミラン・メリンドもいましたしそこまで非難されるものではないと思います。

少なくとも批判するのはまだ早いと思います。

ましてや亀田興毅より酷いという意見はちょっと・・・・。

 

亀田興毅がフライ級で対戦した内藤大助とポンサクレック。

内藤は防衛戦での内容が今ひとつどころかふたつみっつという感じ・・・。

清水智信には逆転KOしたもののそれまでの採点では明白に負けてました。ちなみに清水が経験した世界戦で明白に採点でリードしていたのはこの内藤戦のみですよね…。戴冠試合も物議を醸す内容だったし、初防衛戦は一進一退のままTKO敗・・・。

それほどの強豪とは言えない相手でした。

5度目の熊は後のミニマム級の王者でしたがこの相手にダウンを奪われたうえでのポイント勝ち・・・

 

内藤の評価を巷間言われてるより割り引いて考えるべきであると私は思いますがその内藤が衰えが著しい段階での内藤への挑戦・・・。グローブに細工云々という噂もありますが噂の域を出ないので考慮には入れてません。

 

そしてポンサクレック戦。このポンサクレック亀田戦での前戦が「とんでもない強さだった」という意見も聞きましたが私もこの試合は見ました・・。

正直な感想は「どこがとんでもない強さだったんだ?」というもの。まるで迫力がなく全盛期からは大きく劣るように私には見えました。念のため私の周りのボクシングマニアの方やボクシング関係者の方にも聞きましたが皆さん多少の差はあれ「衰えははっきり見て取れた」ということで一致しましたので私の思い込みばかりではないと思います。

 

ここからは私の憶測であり思い込みといわれたら返す言葉はないのですが

亀田興毅はポンサクレックが衰えたとみて指名試合(だったと思う)に応じたもののそれでも敗れたためバンタム級では一層慎重に相手を選ぶようになったのではないか?もしポンサクレックが衰えてなければなんだかんだと理由をつけて対戦を避けていたのではないかと思います・・・。

 

中谷に関しては対戦相手が微妙であったものも確かにいましたがそれでもそこまで批判されるほどのものではない。

少なくとも世界レベルであるとみられる相手にKOで明白に勝利した経験もあり、亀田と同列に語られるような事はないと私は思います。

 

今後、中谷には井岡が衰える前に対戦してほしいと思います。できれば井岡の最後の相手が中谷であったらいいなと思っています。