今だ、厚労省や国政でも割れ、ハッキリ言って自民党内でも割れている子宮頸がんワクチンについて。

ようやく杉並区も単独での救済が決定したようですが…

この研究成果は前に進むと期待をします。


子宮頸がんワクチン、“副反応”症状で初の研究成果
 子宮頸がんワクチンをめぐる動きです。ワクチンの副反応とみられる症状について、厚生労働省の検討部会は「痛みなどの心身の反応」と結論づけていますが、症状を検討している厚労省の研究チームが、これに真っ向から反論する新たな研究成果をまとめたことがわかりました。

 今年1月、厚生労働省の検討部会は、子宮頸がんワクチンの副反応とみられる症状について、“筋肉注射という針の傷みや医師の説明不足などの『心身の反応』が原因”と結論づけました。しかし、これに真っ向から反論する研究論文が発表されることになりました。

 「(副反応の)全てのことを“心因反応”で説明することは医学的に不可能」(厚労省 副反応・痛み研究チーム信州大学医学部 池田修一教授)

 信州大学の池田修一教授は、厚生労働省の副反応研究チームの1つで代表を務めています。副反応の疑いがある患者40人を調査。「患者29人に自律神経の異常がみられる」とする研究成果をまとめました。

 「普通は神経の束がぴっちり整列している。ところが神経が壊れると神経の中が“むくむ”」(厚労省 副反応・痛み研究チーム信州大学医学部 池田修一教授)

 今回、初めて撮影された重い副反応の疑いがある患者の皮膚内の神経写真。軽い症状の人に比べて、白い部分、「むくみ」が多く見られ、異常が出ているのがわかるといいます。また、「まひやけいれんが生じている患者の手足は温度が健康な人と比べて低い」というデータ結果も出ました。自律神経の異常により、血流が悪くなっている可能性が高いといいます。

 さらに池田教授らが着目しているのは、「体位性頻脈症候群=POTS」という症状です。起き上がった時などに立ちくらみや目まいが起きる障害の一つ。池田教授は、こうした症状は「心身の反応」や「自然発生的」なものとは説明できないと強調します。

 「POTSはウイルス感染が先行しないと起こらない病態だと言われている。自然発生的に起こることは考えられない」(厚労省 副反応・痛み研究チーム信州大学医学部 池田修一教授)

 研究論文は、世界80か国に配信されている学会誌に9月に掲載される予定です。

 小児神経内科の専門家は、「ワクチンと副反応に因果関係があること」を示すと評価します。

 「ワクチン自体が身体に影響を与えて、末しょう神経、特に自律神経の問題を引き起こしている可能性がある」(国立精神・神経医療研究センター 佐々木征行小児神経診療部部長)

 厚生労働省は今回の研究の成果について、「“心身の反応”とした部会の結論に影響は出ない」としています。(09日23:12)TBSニュース



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