シャムスカマジック | 永井秀樹ブログ『Wander of This Life』 Powered by Ameba

シャムスカマジック

非常に興味深かったナビスコCUP決勝戦 大分トリニータが初タイトルを獲得した。残念ながら富山への移動中で試合は観れなかったけど空港のテレビに映ってた国立競技場半分を埋めたトリニータサポーターには感動した。そしてシャムスカマジック!本当にこの人は凄いと思う。
試合前にすでにマスコミに明日の試合は主将である高松大樹を先発で使うと明言していた。正直この報道をみてトリニータが優勝すると思った。
高松大樹はここのところケガの影響だろうけどスタメンで試合に出場していなかった。代わりにレンタル移籍で森島を獲得しリーグ戦では彼が活躍し最近代表にも召集されてた。そしてこの大一番の決勝戦。普通の監督なら間違いなく森島を使うだろう。しかしシャムスカは高松大樹を使った。それも前日から明言して!結果大樹が点を取り勝利。これこそが一流監督と二流監督の違いだと思う。
若くて元気が良く更にリーグ戦で結果を出してる代表候補選手ではなくトリニータ生え抜きで主将のエースに一発勝負の決勝戦を任せた。
トリニータにとっては初タイトルがかかる試合で選手の思い入れというか心を読み考えての選手起用。このあたりがシャムスカマジックと呼ばれる由縁だろう。
本当に素晴らしいと思う。
チーム全体をみても現代サッカーにおいて一番重要なポジション“ボランチ”に同じブラジル人で信頼のおける二人を配置し守りは固定し連携を高めてる。ベテランと若手を上手く融合させ常に選手のモチベーションを高めるチーム作り本当に見事だと思う。
まさにシャムスカマジック。大分に栄光をもたらした。
個人的にはエスパルスも大変思い出に残るチームだし健太さんにタイトルとって欲しかったけど…
まあ今回は神様 仏様 シャムスカ様に感謝。
大分トリニータ初タイトルおめでとう!


やっぱり監督に必要なのは心理学そして人間力だと改めて再認識した


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