野口賞決勝 | 愛内のブログ

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皆さん応援ありがとうございました。いろいろありましたが勝ちきることができずとても残念です。

今日は長くなるとは思いますが、この数日でいろんな人から聞かれたことに対する回答も含めていつもとはちょっと違う真面目な日記を書きたいと思います。w

まず1半荘目、自分の麻雀らしい良い麻雀がうてたと思います。
でも東1局、東2局は緊張してて頭が真っ白でした。字牌の切り順とか間違えてたかもしれない。
それから先は気を取り直して集中できましたが、とても良い配牌とはいえず苦しい場面が多かったと思います。
でも東4局に2件リーチにつっこんでいった3枚切れの2-5ピンをあがった時にいい流れができたんだなって思います。
たった、1000点の4本場だったけどそういう小さな良いあがりが
自分の気持ちを高めてさらに良い麻雀をうてた気がします。

南1の自分の親では5本場までいきましたが、たくさんあがったわけではなく、むしろ良い待ちをあがれず(先制テンパイ6-9ソウリーチして流局)苦しかったですがカン5ピンをトップ目からあがったあたりからどんどん自分の流れに変わったと思います。

ここからは、質問の回答も含めて書きます。

まずカン5ピンをあがった局ですが、中を1鳴きしなかったのは自分的にまだ鳴ける形ができてなかったからです。というか、せっかくの親なので局面を決めるあがりをしたかったので少しでも面前で高く・・・という気持ちがありました。そのあとすぐに中がアンコになって

(446678)2289中中中 ツモ7 ドラ7

というテンパイになったのですが、ノータイムでカン5ピン待ちにしたのは2が2枚切れで片シャボになってしまうからです。
画像だと見にくい方もいたと思いますがそういう理由です。

次にトイトイのポンテンを入れてリーチを後から受けて6ソウでおりた局ですが、
まずもちろん四暗刻あがりたい気持ちはありましたが安目3900、高目7700自分トップ目だったのと、待ちがあまりよくないので2シャンテンの時点から鳴くつもりでいました。

(222455)三三三四四南南
から対面から5ピンをポンして打4ピン
その後上家からリーチを受けて一発目に2ソウを切ります。
完全安牌はありませんが相手の捨て牌から見て(二六七の順番で切ってます。)三はほぼ通る牌です。次が四かな。その後もう1枚押しますが、次に持ってきた6ソウで即おりできたのはビタ止めではありません。
もちろんソウズがあぶないのはわかりきっていることでしたが、次に何か危ない牌を持って来たら降りようと思ってました。
理由は三を落として充分降り切れる巡目まできたからです。
そうでなければ押してましたし、一発目に369ソウ持ってきても放銃でした。
8ソウを持ってきてイーシャンテンに戻り、四をポンしてテンパイとり、安牌をなくしてまで自分にハイテイを持ってきたのはかけでした。相手にハイテイまわしたくなかったというのと、自分のテンパイ料どっちも大事だったので鳴きました。
もちろん何か持って来たら南か2ピンを切るつもりでしたが、頭で考えるより体の方が先に動いた気がします。

そのあとは自分の親が流れて自分トップ目からピンズの染め手の8000点をあがれたのはついてたし完全にこの半荘の決め手になったのではないかなと思います。
最初はチャンタ本線で鳴いたあの手が、役ホンイツ一通になったのはそれまでの我慢のご褒美だとさえ感じました。

オーラスの3900放銃は差し込みではありません。
単純に使えない牌だったし、素点を大事にする麻雀なので安直な放銃だったかなとも思いますが、結果だけ見ればむしろ差し込みでも問題ないというか麻雀としては正解まであると思います。

2半荘目は、東1、1本場の2-5-8マン待ちタンピンイーペーコーを曲げたあたりは快心のできでした。
状況は下のソウズの染め手に押してさらにリーチまでうったのは、最終半荘だったのでどこかで決めなければいけないのもあり、東1局ではありましたが思い切っていきました。
前回2着目の染め手をやっていたところから一発で出て8000あがり。

これでいよいよ優勝が見えてきてしまった私は焦ったのかしかけを入れては裏目に出るようなことばかり。

優勝を逃した一番の決め手だったのは、東3の自分親番のあの発の降りうちでした。
前回4着目の対面からのリーチをうけていて下家の前回2着目にタンヤオかトイトイっぽいしかけ。
普通に下家は私に放銃して打点はいるはずですからトイトイが本線
見えてない役牌は南と発
私の手は
22333455888発発 ツモ4ピン
普通に考えたら、4ピンは超危ない牌で、でも安牌という安牌は1枚もない。
超絶の長考をして打発

下家のトイトイ発南にささって8000

やっぱりこれだよなぁ。
普通に考えれば、トイトイでないとしたらタンヤオなので安い。
リーチ者は前回ラス目なので点棒をもたれてもいいと覚悟して3や8を切るか、まだ4ピンを切った方がよかったな。
全員に打ちたくないという私の欲が裏目に出た結果でした。

そのあとは少しでもあがれればもっと楽になったのに一回もあがれず、たんたんと進んでいき、ただラッキーでオーラスにはあがれば1位のままで優勝となった。

だけどタンヤオ確定の鳴きをいれたまではいいけれども、そのあと焦ってさらに鳴いて、あとで動画で見てたらそれこそ裏目に出てるんだよなぁ。
相手に急所がどんどん入ってって・・・

確率的には変わらないしたまたまだとは思うけど、
やっぱりあんな失敗しといて優勝なんてできるわけがないし、
あの発をうった事によって、結果優勝できていたとしてもとても納得のいく優勝ではなかったと思います。

あ、そうそう、最後に一個質問されていたのを忘れてましたが今回の優勝者の水城さんがトップ目にたって、この局しのげば勝ちってなった時、私の条件は水城さんかトントンさんから3900出アガリか満貫ツモ条件でした。

私はチャンタをやっていましたが最後の最後にツモ番があと一回しかない時結局テンパイを入れられず長考をしたのですが、いろいろな人からあれは何で?と聞かれました。
あれはリーチに対しておりるとか考えてたわけではありません。
そもそもリーチ者の条件的に私から直撃できるわけないのはわかってました。
最後もし奇跡でハイテイであたれるとしたら、どこから鳴きを入れればその条件がまだ残っているんだろうって、もし鳴きを入れたらどの受けにしようって考えてました。

ま、そんなことほとんどないと思いますが、できることは全部やろうと思っての長考でした。

これで今回の野口賞のことは以上です。
この反省を生かしてこれからの力にしていければと思います。