相次ぐ航空機事故でブラックリストを公表 - 旅行業界のニュース7 -
先週位に、フランスが危ない航空会社のブラックリストを公表するということがニュー
スになっていましたので、待っていたところ、本日発表になりました。航空会社は、フラ
ンス上空の飛行を禁止されている航空会社となります。つまり公表はされていなかったが、
安全管理の問題等で、既にブラックリストに載っていたものを公表した形で、相次ぐ事故
への警鐘を鳴らすという意図があるのだと思います。
残念ながらブラックリスト入りしているのは、
高麗航空（北朝鮮）
セントトーマス航空（アメリカ）
インターナショナルエアーサービス（リベリア）
モザンビーク航空（モザンビーク、アフリカ）
プーケット航空(タイ)
の5社でした。北朝鮮の飛行機に乗る人は限られているとは思うのですが、アメリカ
のセントトーマス航空は、ヴァージン諸島を拠点とする航空会社で、アフリカのリベリアと
モザンビーク、そして、日本人には一番馴染み深いプーケット航空。
プーケット航空に関しては、バンコク⇔プーケット間には、多くの日本人が旅行で利用
していると思いますが、この中に入ってしまうとは、随分悪いようですね。これで、同区間を
運航するバンコクエアウェイズに旅行者が流れてしまいそうです。ちなみにこのプーケット航
空は、韓国⇔バンコク線が採算が合わないということで、運航中止をしようとしたところ、
韓国航空会社との債務関係が清算されていなかったため、乗客の乗った航空機が差し
押さえられてしまうといった事件がソウルで起こっています。
このフランスの発表を受けて、EU諸国の発表も行われるとのことです。フランスの発表
が多く取り上げられているようですが、関連して、ベルギーでもリストが発表されていて、
スイスは、現地木曜日には、発表になるそうです。
BBCニュースによりますと、ベルギーのリストに載ってしまったのは、（日本人にはあまり
馴染みがない航空会社が多いので、無理矢理日本語で表記しています。）
アフリカ・ラインズ（中央アフリカ共和国）
エアー・メンフィス（エジプト）
エアー・ヴァン・ラインズ（アルメニア）
セントラル・エアー・エクスプレス（コンゴ民主共和国）
ICTTPW（リビア）
インターナショナル・エアー・ツアーズ㈱（ナイジェリア）
ジョンソン・エアー㈱（ガーナ）
シルヴァーバック・カーゴ・フレイターズ（ルワンダ）
サウス・エアラインズ（ウクライナ）
となっています。ダブルで受賞は無かったようで、ほとんどアフリカの航空会社です。
日本では発表にならないのでしょうか、運輸省さん？
参考サイト ： BBCニュース（英語）
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