母子避難について | naco

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3日前 突然我が家に 前桐生市議会議員 庭山由紀さんがやってきた
「放射能汚染地域に住む人の血って、ほしいですか?」
とツイッターでつぶやいた あの人である

私は そのときも『そりゃ 当然の事言ってるだけでしょ』と思っていたし
その後 議会の議決で下ろされたと聞いて 私に出来ない事をしてくれている人が
いなくなってしまったと がっかりしたけど

実際会ってみると とてもいいお母さんで 本当の事言える人なだけだと思った
彼女は中2男子と小2女子の とても優しいお母さん
放射性物質の怖さを実感しているだけあって 移住を考えている
だけれども 旦那様は お仕事もあるし 移住は考えられない派

私の住んでいる 和気町 というところには「やすらぎの泉」という
母子避難専門のシェアハウスがある
我が家からは4キロ 自転車でもいけるし 娘の保育園の近くなので
たまに寄ったり イベントなどにはよく出席している

震災後 おいでんせえ岡山という 被災者を支援する団体と和気の教会の牧師さんとで
去年の7月 オープンしてからおよそ30組の母子が利用している
その内 約半数が近隣に移住しているので よく近くのスーパーで会ったり
我が家に遊びに来てくれたりしています

そのシェアハウスに 庭山さんと一緒に出かけた
色々お話が弾んでいるうちに やはり 共通の悩み
お父さんがわかってくれない
「子供の命が一番じゃないの?」
「もし 自分の子供が病気になったらどうするの?」
とは やっぱりお母さん
でも お父さんは「そのときはそのときだ」なんだよね

命に対する価値観 子供を守りたいと言う母の気持ち
岡山に来ても生活が立たないという現実

どうしたら お父さんにわかってもらえるんだろう?

これが 母子避難のお母さん達の 共通の悩み
ねー ほんと 一回来てみたら?
そして うちに遊びにおいで

岡山いいところですよー
そして 雇われなくてもやっていけると思う 多分
私達 自分たちで自営業
バイトもせずに まあ やっと8年目ですけど
岡山は 確かに草木染めをやっている私達には
ちょっと厳しい土地ではありますが

食べ物はある
人もいい
災害は少ない
とにかく 安心出来る!

まあ 一度 岡山においでんせえ!!
なんとかなるよ きっと
生きる力を 身につけていこう
やれば なんとか出来るもの

こんな時代 サバイバルですよ
子供達に 生き方を見せていきたいのです
お金をかけずに 電気は最小限で
エネルギー自給の方向で
田んぼや畑と仲良くなって
みんなで環になって 乗り切っていこうよ

下の写真は毎年やっている梅干し
我が家でとれたプチトマトもドライトマトにしてみました
明日は昆虫食の友人が岡山に来てくれます
岡山に来てからと言うもの 色んな人が寄ってくれて
嬉しいなー


$naco
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