とかち、災害の避難生活からの生活再建への道。166日目。不満をぶち撒けろ!と思う。 | "元"東京人の北海道「とかち」移住日記Vol.2.1

とかち、災害の避難生活からの生活再建への道。166日目。不満をぶち撒けろ!と思う。

2017.02.11~12
とかち、清水町民の災害の被災者としての生活、166日目。

悩みが心を支配し、身動きを取ることすら嫌になり。
もちろん、そんなことは望ましくない!とは理解してるのに、どうにもならん!
苦しみが、苦しみを呼び込んでるかのように。

昼間の空のようにスッキリとした気持ちにもなれず。
ココロの傷はまだ深いなと感じる次第。

こんな状態で前に進むことはできるはずもなくて。
今のステータスとしては、停滞、という言葉しかない。

気持ちを紛らわすこともできなくて。
蔓延してるとしか言えない。

晩飯に久しぶりに、秋刀魚の炊き込み飯を作ってみた。
味付けはシンプルにして。
あっさりとした出来で、素直に美味しいと思えた。
こういう小さな喜びはな~んか嬉しい。
しかも、たった¥20分の秋刀魚しか使ってないのにね。
生の秋刀魚をぶつ切りにして、冷凍保存してるので。

野菜が減ってきた、でも買えない。正しくは買いたくても買えないというのが、真実だ。
貧困との闘い。
楽しみもなくて、ただ我慢だけの暮らし。
当然のことだ!と言われてしまうのは理解しているが、これが自分のバランスが取れないから、よろしくないことだ。

苦しみと寒さと飢えに耐えながら生きてる。
被災してるのに、まるでもうそういう人はおりません!みたいな偏見を持たれるような世論に持っていってるメディア。真実を隠したがる。その癖、見せたいところでは、復興への道は遠いという。産業やインフラについては、声高にいうくせに、被災者のことは言いたくないことらしい。

だから、私は負けない。被災生活をしている限り、訴え続ける。

被災の程度で地域の報道にウェイトを置く順位があるのは、わかる。
それと、ウェイトが下位のところにあるから、と伝えないのはメディアの悪意としか言えません。差別だよな。

現実が、歪曲されているのだ。だから、そういうメディアは許さない。

この町も必死に被災している地区のことには気配りして、何とか道筋をつけてあげたい、と希望を聞いてる。でも、お財布は、多くは、北海道や国が握ってるから、そこが理解してないから、苦しんでいる。
被災した人の安心して暮らせる家を空き家を探しては詳細を調べてるし、サポートをしようとしています。
理事者や担当部門の依頼や指示ではなく、自発的にね。
末端の現場は、責任者も担当もみな住民の暮らしを第一に、という当たり前なのだけど、それを忠実に守ってる。通常業務をしながらね。
だから、負担は大きいと思います。

なして、自治体の管理をすべき道の振興局は怠慢だ!としか思えないし、道庁から指示がないから、と何もしないし、現実を見ても何ともしようとも思ってない。そんな役所は、正直要らない。税金の無駄!

もう、災害対応をするコントロールタワーもないのは、明らかにおかしい。
終結してないのにね。

生産者の方への対応も必死でしてるのは、自治体。
激甚災害とはいえ、復旧のためのコストは全てを受け入れてくれない。国は。
だから、自治体がその分を負担してまで、地域の宝を守ることに必死である。
災害と関係のない皆様への影響がにもつながることなのにね。

そこの地域で調達できなければ、他から仕入れたらいいと、地域の衰退を示唆するようなことさえ、平気で考えてる。国内で無理なら輸入すりゃいい、くらいなレベルじゃ、この国の産業は滅びるでしょう。

そのツケも国民になすりつけるのだから、言語道断な話だ。

各地の被災した地域にも同じことにならないことを切に願います。
それが、地域再生とか復興ということになるはずでは?

政治や国の根幹を成すことに従事してる人には悪いが、明らかに国民の敵だ。
年金の財源の運用に失敗して、5兆円が消えた。
でも、誰も国はその責任について、言及することなく、それどころか年金の支給の抑制などと言ってる。関係省庁や国から分離した団体、政治家が身銭を削って補填しろよ!と言いたいよね。
そんな国を誰が信用できるってか??当然、国民は怒りしかないはず。

1億総活躍社会ではなくて、1億総崩壊社会に向かってる。
政治家の方には一度、1年間最低生活費で暮らしてみろ!と言いたい。
それで暮らせますか?と問いたい。
きっと、現実がみえるはず。

被災地で被災した方と同じ暮らしをしてみろ!とも言いたい。
如何に甘い考えで国民の声を無視して生きてるか?知るだろう。

みんな、必死で日々生きてる。なのに、貧富の差は拡大してるし、子供が減ってると問題にするが、子供を持ちたくても生きていけなくなる、生活が苦しくなると泣く泣く諦める人も増えてる。
結婚しても離婚率が高いし、非婚率も上がってる。すべて、生活という側面が強く作用してる。

この国の本当の姿を世界に示したら、いいと思う。
幻想は一気に消えることだろう。
世界に見栄を張る必要はないのでは?

時節柄、皆さま、お身体に気をつけ、冬の事故にお気をつけてお過ごしくださいませ。

2017.02.12
とかち、災害の避難生活からの生活再建への道。166日目。
@清水町御影より。