今日から7月です。

ブログを開始して、7月に5日間お休みしてましたので、7月5日まで、毎日記事を書きたいと思います。

365日分書いたらしばらくお休みにしましょう。

今日は、昨日に続いて自作のイラストを使ったトレーニングです。

Sの下りです。

ビデオをどうぞ。




アノテーションを書き出してます。
①チューブの半周に赤いマジックで印をつけます。
S-topです。
②S-topを12時方向にして、屈曲の左端からアップアングルをかけた時のSの下りのイメージです。
③管腔のほぼ中央にスコープヘッドを位置させます。
④約40度ほど右ターンします。
⑤するとヘリコプターが4時半の屈曲にぶつかりそうになりますので、左アングルで、スコープヘッドを管腔の中央に戻します。
⑥さらに、約40度ほど右ターンをします。
⑦3時の屈曲にぶつかりそうになりますので、左アングル&ダウンアングルで、スコープヘッドを管腔の中央に戻します。
⑧さらに40度右ターンすると、1時半の屈曲が12時方向になります。
⑨ホバリングでスコープヘッドの位置を調節します。
主に右アングル&ダウンアングルをかけます。
⑩アップアングルをかけると、SDJを12時方向でアップアングルで挿入可能となります。
今日から、脾彎曲からの挿入のとき、体位によってどのように腸管が動くかについてお話したいと思います。

まず仰臥位です。
(先日からお話している左横行結腸の左ターンでの背側への押さえ込みは後日記事にします。)



以前右トルクで挿入する方法をご紹介しました。

コメントは以前の記事のままです。

今回横行結腸の動きだけ注目して下さい。




このビデオでは、右トルクをかけることにより、
腹側で、
頭側で、
肝臓側に(脾彎曲より肝彎曲の近いように)跳ね上がってます。

かなりスコープヘッドが深くなってから、初めて跳ね上がってますね。

腸管にかかる重力は、跳ね上がるときは、負担になります。
(これが、左側臥位では、利点になります。)

そのあとで、背側に収まってます。


跳ね上がる瞬間が、床下収納のドアを開けるイメージにつながってます。

見る向きが違ってますのですみません。(脾臓のほうから見たら、右ターンで跳ね上がります。)

頭側に跳ね上がるイメージです。



極端に表現すると、ビデオのようになります。