映画な日々
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映画な日々

5ヶ月くらいず~っと観たくて観たくてしょうがなかった映画。
ただ、「フローズン」 でも書いたけれど、痛いシーンは自分が気絶してしまう可能性があるので映画館で大丈夫かと不安にもなったり…。
でもやっぱり、スクリーンで観る価値は絶対ある映画だと思って行ってきました。

結果、所々に痛いシーンや驚かされるところがあったけれど、連続ではなかったので大丈夫でした。

では、問題の内容はというと…これは確実に個人個人捉え方が違う映画

ニナ(ナタリー・ポートマン)は現実と非現実の境目がわからなくなるのだけれど、観客もニナ目線でストーリーが進んでいくため、わからない。
しかも、誰も正解を教えてくれないから自分で考えるしかない。

1.ライバルのリリー(ミラ・クニス)が家に訪ねてきて、クラブへ行ったあとは?
ニナは1人で家に帰ったのか、それとも描写されているとおりリリーは朝までニナの家にいたのか?

2.ニナは最後死んだのか?
リリーを殺してしまったかと思いきや、自分自身を刺していた…。

特に議論することになるのは、この2点かと思う。
私は、どちらも非現実の出来事だと捉えた。

1は、ドラッグをやったとはいえ効果が切れて意識があるので、自分の部屋に戻ってあんな大胆な行動に出ることはニナには不可能なのではないかと思ったから。
2は、さすがにあの傷を負いながら白鳥を踊りきるのはムリなのでは?

観終わってスッキリする映画ではない。
みんなと話したからといって、答えが出るものでもない。
でも観ないと損するそんな映画。


今日のひとこと
【観終わって1日以上立ってるのに、まだ余韻に浸っている…】

出演:ナタリー・ポートマン、ヴァンサン・カッセル、ミラ・クニス
監督:ダーレン・アロノフスキー
公開:2011年
視聴方法:映画館