Jリーグ昇格見送りの落胆と天皇杯勝利の感動から早2日。

それらが覚めやらぬ今日、J昇格見送りの件について、町田ゼルビア側で記者会見が開かれたそうです。

町田経済新聞とかで書かれているいましたが、スタジアムの設備に問題があったそうです。

なんでもスタンドやピッチ以外の設備面(控え室とか)「2010年基準」を満たしていなかったそうです。

これを聞いたとき「はっ!?」と思いました。

初めて聞いた言葉だったからです。

Jリーグの基準に適合するように、この夏から野津田は改修しているのではなかったのか?

なぜJリーグはその基準を早めに発表かつ説明しなかったのか?

何もかもが疑問だらけです。

ひとつ言えることは、

「このまま改修しても町田ゼルビアのJ昇格は不可能」

ということです。

後出しジャンケン、だまし討ち、裏切られたと言われても仕方ありません。

今回のJリーグの対応は。
(実際私もそう感じました)


これから新しい基準に沿ったスタジアムに改修できるほど現実は甘くないと思います。

また、町田市民の血税を使わなければなりません。

サッカーを知らない人もいる議会で承認をもらわなければなりません。

また、スタジアム再改修の承認が下りても2012年に間に合うとは限りません。

また、クラブの予算も今年以上のものは保証できないかもしれません。

そうなると質の高い選手やスタッフの獲得もままなりません。

面白く勝てる試合が減って観客が減少する恐れがあります。

結果的にクラブの運営が傾くという悪循環が…

記者会見では再来年の昇格を目指すと言っていましたが、このような厳しい現実が立ちはだかると思います。

ちなみにjリーグ側の言い分は「2009年基準を満たしていない部分が見られた」という事だそうです。
(ゲキサカより)

それでスタジアムに視察に来ずに門前払いというのは聞いたことがないですね…


これ以上疑心暗鬼になっても仕方がないので、今後のことを考えましょう。

町田ゼルビアが地域密着を謳い続け、老若男女がスタジアムで応援し続けるかぎり、私はこのクラブを追いかけ続けようと考えています。

5月の琉球戦や8月の鳥取戦での、選手の諦めない姿勢や観客が暖かく声援をおくる姿に感動しましたので(負けはしましたがw)。

経営が健全であれば、Jに昇格するのに何年かかってもいいと思います。
(早いに越したことはありませんが)

最も危険なのがJ昇格を急いで身の丈に合わない投資をすることです。
(その結果、破綻や経営危機に陥った球団をたくさん見てきました。)


まずは今週の土曜日のソニー仙台戦、町田ゼルビアらしさを選手・スタッフ・サポーターと魅せつけてやりたいところですね。
(相手はこの前の天皇杯であのJ1ベガルタ仙台を破っています。いわば金星ダービーといったところでしょうかw)

これからも町田ゼルビアの戦いっぷりと成長を見届ける。、その新しい一歩だと思います。

私も9/11、仕事が入らなければ、多摩(厳密には永山か?)に出向く予定です。

この試合で勝利を見届け、一筋の光明を見出したい、そんなことを考えています。