こんばんは。。。
どうやら夕方まで空が泣きださずに済んだ東京地方である・・・
明日からはまたしばらく梅雨空が続きそうだ。。。せめて心だけはカビが生えないよう、ジメジメしないように今週も頑張りたいものである。。。
さて、鎌倉の二回目・・・・成就院 → 極楽寺 → 導地蔵 と歩いて再び極楽寺坂を海に向かって歩く。
先ほどの成就院を右手に眺めつつ、星月の井や虚空蔵菩薩を左に見て、少し先にある『力餅屋』さんの先を左に折れる・・・力餅屋は３００年以上も続く、搗き立ての餅と餡のお店である。
角の軒先にもアジサイが美しく、レトロなポストが現役で置かれている。。。
５分ほど歩くと江ノ電の踏切の向こうに御霊神社の鳥居が見えてくる。。。
踏切の手前から境内になっている珍しい神社である。。。
案内をご覧いただければお分かりいただけると思うが、由緒ある神社である。
創建年代は明らかではないそうだが少なくとも平安時代後期だと推定されるそうだ。御霊とは五霊、すなわち関東平氏、鎌倉・梶原・村岡・長尾・大庭の五氏の霊を祀った五霊が転じて御霊神社と称せられたという。後に鎌倉権五郎景政に祭神は集約され、権五神社と呼ばれた。彼は現在の湘南地方一帯の開発に尽力し、後三年の役にも武勇伝を残す。。。
前置きはこれくらいにして。。。
苔むした趣が深い狛犬が迎えてくれる 
『八紘一宇』
の石碑も。。。
八紘とは日本書紀に出典が遡る、８つの方位、天地を結ぶ８本の綱・・・転じて世界を意味し、それをひとつの宇宙とする。。。すなわち世界平和を祈念する言葉・・・戦時中は帝国主義の覇権を意図しており戦後占領軍に禁じられた言葉である。
お社も質素でありながら大変荘厳な雰囲気が漂う。。。
鎌倉権五郎所縁（ゆかり）のものも多い。。。
境内から右に折れる道を出ると、ここにも素敵な紫陽花が花開いていた。。。
ここから長谷寺に向かうべく歩きだす。。。目指す長谷寺までは少しだけ歩くが、左手には長谷寺の領地を示す塀が続く。。。。長谷寺の勢力の大きさをうかがい知れる。。。
（さらに明日へ） 
