白井喬二 傑作選 

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 東京駅丸の内地下で古本を売っていた。見れば小栗虫太郎や海野十三などの新古本がある。これらは8000円くらいして高価なのよ・・・。お、白井喬二の「盤嶽の一生」があった・・・。欲しかったんだこれ...うんにゃ、傑作選って・・・5冊揃いだ!!!買った!!!全部で7400円。安い・・・。「帰去来峠」「翡翠侍」「神変呉越草子」「金色奉行」「盤嶽の一生」の5冊である。ついでに・・・写真の文庫本は拙者の蔵書?「新撰組」に「富士に立つ影」である。ちなみに写真は横向きなのを縦向きにしてある。

 白井と言えば「富士に立つ影」なんだが、「盤嶽の一生」が...欲しかった。なぜかってのは、随分前にテレビで市川崑版の「盤嶽の一生」を見たからだ。盤嶽は役所広司。女に騙されてはかっこう悪い盤嶽の姿がとっても好きだったのだ。
 
 白井の書く物語の主人公は...みな明るい主人公...で、時代小説で明るい主人公ってのはあまりないという。白井は91歳まで生きた。亡くなった場所は茨城県竜ヶ崎市。あ、そういえば今日は偶然にもそこに釣りに行ってきたんだ。今思い出した。合掌。

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新利根川のアライくん

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今日は久々に晴れたので、新利根川にでも釣りに行こうと思って早起きしたが、そのまま起きれなくて(笑)午後一で新利根川に向かった。しかし・・・間抜けな面構え・・・。

 

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 まずは手賀沼に寄って川の具合を見る。おお!川なのに大波が出ている。風も強い。今日はフライは無理だな・・・。ニコンD200に70~300ミリズームを装着し撮影してみる。うーん・・・三脚なしではあたいの腕ではテブレしますな。

 

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 鷺の集団?300ミリでもまだ遠い・・・。

 

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 風に揺れる青々とした稲が美しい波を作っている。新利根川支流の破竹川へ・・・。


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 ナマコちゃんは昨日買ったばかりの携帯電話の調整によねんがない。ったくしょうがねえなあ。


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 空も夏の空・・・。いいねえ。以下はナマコちゃん撮影のもの。


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 どうすか?こんな川でブラックバスやブルーギルをフライで釣るんですよ。しかし今日の本日は風が強いので、フライからルアーに変換。


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 どピュッ!!!ってルアーが風を切る。


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 で・・・ばしゃばしゃばしゃ・・・ってアライくんが泳ぐ。


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 久々にベイトロッドを振るあたい・・・。ルアーは「じたばたアライくん」だ。

 

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 目の前でフェラ鮒(笑)を釣る・・・少年。あたいをじっと見つめる。

 

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 ナマコちゃんは久々の休みが嬉しいのかはしゃいでいます。

 

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 携帯であたいを撮影するナマコちゃん。


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 「こりゃ凄い・・・」ってナマコちゃんが驚いている方向を見ると・・・。


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 青い田園の海を切り裂いて一本道があります。まるでモーゼの十戒のようです。


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 青い波はどこまでも続いています・・・。田園の中にぽつんと一軒だけ家があります。

 まるで海に浮かぶ船のようです。


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 利根川に架かる橋。新しくできた“若草大橋”である。軽自動車は150円。ナマコちゃんは駐車場でトイレを借りました。さあ・・・帰宅しましょうね。

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神州金欠城 3

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千葉県船橋市 牛スジラーメンを食しながらうんざりしている俺と僕

チンポよチンポよ何故踊る? コーマンの気持ちがわかって恐ろしいのか? (夢精窮策 猟奇歌より)

 「最近は本ばかり読んでるんだよ」
 「へえ、どんな本?」
 「うーん、“黎明に叛くもの:宇月原晴明 著” “私は「蟻の兵隊」だった:奥村和一&酒井誠 著” “日本沈没 第二部 小松左京&谷甲州 著” “プロ作家になるための四十カ条  若桜木虔 著” “伴侶の死 平岩弓枝 編” “鴎外選集”...」
 「いいよ、もういい。そんなこと聞いてもつまんない...」
 「まあ、聞けよ。“黎明に叛くもの”はね、松永久秀が主人公の伝奇小説だ。前から欲しかった本だ。国枝史郎のような伝奇時代小説が読みたかったので、変な時代小説を探していたんだ。そしたら本屋でこの本を見かけてさ、意識的に古ぼけた装丁にした...豪華本だったんだが、それが最近、文庫本になった(中公文庫)ので八重洲ブックセンターで購入したんだ」
 「ふーん、八重洲か? 最近はオアゾでしか買わなかったのにね」
 「ふふふ。八重洲には魔物が棲んでいると聞くぞ...。ペルシアの暗殺法を伝える山で刺客として育てられた美貌の稚児は長じて松永久秀と名乗り、京を手中に収める。織田信長より過激、斎藤道三よりしたたか...戦国一婆娑羅な悪党は妖しの法を自在に操り、信玄、謙信、光秀(明智)らを翻弄する...って表4に書いてある」
 「ほう...面白そうだね」
 「エロかっこいいか?」
 「なんじゃそりゃ?」
 「日本沈没 第二部は、小松左京が全体のテーマとして書きたかった“日本沈没後の日本国民”の生き様を描いたものだ。もう小松は老齢により体力的に書けないので谷甲州に代筆させたものだ。小野寺も玲子も大活躍だ」
 「平岩弓枝の“伴侶の死”は、文芸春秋に寄せられた四十編を文庫化したものだ。俺は最近○○○○○だから○○○なので、なかなか感動したぞ」
 「なんだその○○○ってのは?」
 「伏字ってやつさ。最近はお上がうるさいんだ」
 「いつの時代の話だ?」
 「一番凄かったのは“私は蟻の兵隊だった”だ」
 「なんだ、そりゃ?」
 「太平洋戦争時、中国戦線で戦っていた約2600人の日本兵が中国山西省に残留し、その後4年間も中国共産軍と戦った話だ。あ、そうそう。“蟻の兵隊”は、映画化されたんだ。今月から渋谷シアター・イメージフォーラム他で公開されてるぞ」
 「映画化されてるのか? 敗戦後4年も留まって戦ったってのは信じられない話だな」
 「そうなんだ。俺も知らなかったから、思わず五反田の本屋で買っちまった」
 「東電OL殺人事件で有名になった明屋書店か?」
 「いや、その先にできた新しい書店だ」
 「プロ作家になるための四十カ条は...」
 「ふんふん」
 「まだ読んでいないんだ」
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