今日の昼飯は、JR鶴見駅西口の洋食屋「レストランばーく」さん。


【食楽・極楽】



とんねるずのTV番組で紹介されてからしばらくの間、混雑して行列が出来たとか、混んでいるから仕事が雑だとか、普段の「ばーく」を知らない客からの心ない評価をされていたこともありましたが、今では、今までの「ばーく」に戻ってます。


【食楽・極楽】


このお店を初めて知ったのは、当時タクシー会社で交通事故処理の示談交渉を担当していたとき、自社のタクシーとの事故で重傷を負い長期の休業と後遺症の懸念のある当事者と勤務先との交渉で鶴見の町を日参していました。

会社と相手方の板挟みで、正直言って楽しい仕事じゃないです。たまたま、その時期は重傷事故が続いて後遺症が懸念される当事者を2件抱えていて精神的にも参っていたんですが、平行線をたどり会社との板挟みで、それまでの交渉と対応で築き上げた相手方との信頼関係も崩れかけた苦しい示談交渉の帰りに、このお店を見つけて、会社に帰る前に飯食って帰るか…と思ってお店に入りました。


普段着の店で、接客は気取り気がなく適度に距離感があり、ボリューム感のある料理は普通に旨くて…モリモリ食ってるうちに元気が湧いてくるようで…笑顔で食事をする周りの人たちを見て、嫌な仕事だけど自分の仕事は事故の当事者全員の笑顔を取り戻す仕事なんだ…そして仕事を片付ければ自分も笑顔になれる…1日の仕事を終えた後の食事っていろんなことを気付かせてくれます…


現職の刑事時代…「刑事五十訓」というのがあり、その中に「飯は旨いもの食え」(「飯は高いもの食え」という場合もある)という言葉があり、どうして?と思っていたのですが、ちゃんとした食事には、心に余裕を与えてくれて、気分を切り替えてくれるんだ…忙しいからと言って普段の生活をないがしろにしたり、ちゃんとした飯を食う心の余裕をなくしちゃ、まともな仕事なんてできないんだ…と気づかせてくれたお店です。


そんな訳で、いい思い出が少ない鶴見の町ですが、時々引き寄せられるように途中下車しちゃうんです。

昼飯には早い時間にお邪魔したけど、いかにも地元のリピーターって客で相変わらずの繁盛ぶりです。

デーブが昼飯に選んだのは、お気に入りメニューの「ドライカレーハンバーグ」700円に、今日は単品の「目玉焼き」200円をトッピング。

【食楽・極楽】



普段からボリューム感満点ですが、目玉焼きをトッピングすると、ボリューム感が増幅しますね^^

皿から溢れそうに感じるボリューム感に、最近は健康上の理由から、大盛自主規制中のデーブは、ちょっと圧倒されそうです。


【食楽・極楽】



目玉焼きの半熟加減も良い感じだし、スパイシーでチーズとバターの風味が効いたドライカレーの味もオリジナリティに溢れていてハンバーグにかけられているデミグラスソースとの相性も良く、ハンバーグは、しっかりした食感で手作り感満点デーブ肉の旨味もしっかり感じられて、付け合わせの千切りキャベツもタップリで、温かみを感じさせてくれる下町の洋食屋の味です。

【食楽・極楽】



特別に良い素材使ってるわけじゃないだろうし、血統書つきの有名店の味って訳でもないんだろうけど、食べると自然と笑顔になれる味で、「お腹一杯になって欲しい」っていう店主の愛情が感じられる温かみのあるムードと味わいが、デーブは大好きです。



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