気分転換に、業者のセミナーを受けてみました。

講師は元銀行の為替ディーラーの方でした。移動平均線とMACD、RSIで相場を見るという手法でした。

「ファンダメンタルズは関係ない、すべてチャートから見る」と、きっぱり言い切ったり、「○○は参考にしない、見ない」といった感じで、自分のトレード法が一筋あり、相場をこなし、結果を出しているんだろうなあという印象でした。

なーが印象に残った部分をメモとして残そうと思います。


▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


①トレードの心構え

●熱くならないこと、あきらめないこと

●収益チャンスを逃さないこと

●正しいのは相場か、自分か

●相場を常に恐れるということ


②売買の意思決定までのプロセス

チャートを見る

↓ トレンドがあるのかないのか

相場観を立てる

↓ 強いのか弱いのか、どのくらい強いか弱いか

↓ 「分からない」可能性も視野に入れる

ポジションを作る

↓ ロスカットルールの策定

相場観の修正

  常にチャートと相談


③勝つためのヒント
􀂄ポジションを作るときは必ず成り行き(逆指値)で行う
􀂄利食い注文は指値注文で行う
􀂄ロスカットポイントは、ポジションを作った時に決めてある
􀂄ロスカット注文は成り行きで執行する
􀂄オーバーナイトポジションを取るときは、逆指値のロスカット注文(OCOによるものを含む)を必ず入れてから寝る
􀂄ポジションを作るときは、安くなったところを買わない
􀂄ポジションを作るときは、高くなったところを売らない
􀂄自信のある相場付きのときは、大き目のロットで勝負する
􀂄評価益が乗った場合には、買い乗せ・売り下がりを検討する
􀂄負けたらキレイサッパリ諦める
􀂄収益管理表を必ず付ける


④移動平均線は、その期間のマーケット全体の売り買いの平均コストを意味している

移動平均線がマーケット全体の売り買いの平均コストを意味しているのであれば、現在の値段と移動平均線の位置を比べることによって、買い方と売り方のどちらが心理的に有利かというのが分かる

􀂾現在の値段>移動平均線→買い方有利(売り方不利)

􀂾現在の値段<移動平均線→売り方有利(買い方不利)


▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


セミナーやブログで、基本的なことに触れるとき、自分が使用しているテクニカルであっても、「そういう使い方があるんだ」という発見をします。④に関してがそうで、移動平均線で心理を読むことはしていませんでした。

①~③はこの方のトレードルールですよね。自分と重なることもあるし、なるほどと思える事項でした。

やはり、エントリーに指値を使わない理由というのが一番印象に残りました。

指値に掛かるというのは、相場がそちらの方向に動いている証拠で、トレンドに対しての逆張りの行為だそうです。ちょっと言葉の表現がうまく出来ませんが、「トレードは基本順張り」というこの方の手法なんだと思いました。

あと、損切り値幅について… 今まで一番大きく取った値幅以上にしないこと。だそうです。(納得^^;)


なーがFXを始めた頃はこういた内容のセミナーってあったのでしょうか?

とにかく、字を読むことが嫌いなので、なーの場合、勉強してから相場に入るという人ではありませんでした^^;

ここに来て、やっと、セミナーや本の内容が身に沁みていくというか、理解できた気がします。

初期の頃のブログに「日本語として読めるけど、意味が分からない」とよく書いていました…

そこからは脱却できた感じです^^;