気分転換に、業者のセミナーを受けてみました。
講師は元銀行の為替ディーラーの方でした。移動平均線とMACD、RSIで相場を見るという手法でした。
「ファンダメンタルズは関係ない、すべてチャートから見る」と、きっぱり言い切ったり、「○○は参考にしない、見ない」といった感じで、自分のトレード法が一筋あり、相場をこなし、結果を出しているんだろうなあという印象でした。
なーが印象に残った部分をメモとして残そうと思います。
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①トレードの心構え
●熱くならないこと、あきらめないこと
●収益チャンスを逃さないこと
●正しいのは相場か、自分か
●相場を常に恐れるということ
②売買の意思決定までのプロセス
チャートを見る
↓ トレンドがあるのかないのか
相場観を立てる
↓ 強いのか弱いのか、どのくらい強いか弱いか
↓ 「分からない」可能性も視野に入れる
ポジションを作る
↓ ロスカットルールの策定
相場観の修正
常にチャートと相談
③勝つためのヒント
ポジションを作るときは必ず成り行き(逆指値)で行う
利食い注文は指値注文で行う
ロスカットポイントは、ポジションを作った時に決めてある
ロスカット注文は成り行きで執行する
オーバーナイトポジションを取るときは、逆指値のロスカット注文(OCOによるものを含む)を必ず入れてから寝る
ポジションを作るときは、安くなったところを買わない
ポジションを作るときは、高くなったところを売らない
自信のある相場付きのときは、大き目のロットで勝負する
評価益が乗った場合には、買い乗せ・売り下がりを検討する
負けたらキレイサッパリ諦める
収益管理表を必ず付ける
④移動平均線は、その期間のマーケット全体の売り買いの平均コストを意味している
移動平均線がマーケット全体の売り買いの平均コストを意味しているのであれば、現在の値段と移動平均線の位置を比べることによって、買い方と売り方のどちらが心理的に有利かというのが分かる
現在の値段>移動平均線→買い方有利(売り方不利)
現在の値段<移動平均線→売り方有利(買い方不利)
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セミナーやブログで、基本的なことに触れるとき、自分が使用しているテクニカルであっても、「そういう使い方があるんだ」という発見をします。④に関してがそうで、移動平均線で心理を読むことはしていませんでした。
①~③はこの方のトレードルールですよね。自分と重なることもあるし、なるほどと思える事項でした。
やはり、エントリーに指値を使わない理由というのが一番印象に残りました。
指値に掛かるというのは、相場がそちらの方向に動いている証拠で、トレンドに対しての逆張りの行為だそうです。ちょっと言葉の表現がうまく出来ませんが、「トレードは基本順張り」というこの方の手法なんだと思いました。
あと、損切り値幅について… 今まで一番大きく取った値幅以上にしないこと。だそうです。(納得^^;)
なーがFXを始めた頃はこういた内容のセミナーってあったのでしょうか?
とにかく、字を読むことが嫌いなので、なーの場合、勉強してから相場に入るという人ではありませんでした^^;
ここに来て、やっと、セミナーや本の内容が身に沁みていくというか、理解できた気がします。
初期の頃のブログに「日本語として読めるけど、意味が分からない」とよく書いていました…
そこからは脱却できた感じです^^;