20160413 ~支持療法 がん副作用ケアに指針、臨床試験へ~ | なるようになるさ ~34歳胚細胞腫瘍の経過と鉄道・旅行記~

なるようになるさ ~34歳胚細胞腫瘍の経過と鉄道・旅行記~

宝くじ並にレアな【性線外縦隔原発胚細胞腫瘍】罹患(驚)
2014年8月8日 末広がりの日に入院(涙)
キツクも楽しい約半年に亘る抗がん剤治療を受け 2015年3月11日腫瘍摘出手術(痛)
無事退院して社会復帰(楽)
現在SLやまぐち号を中心に鉄道活動中(笑)

厚労省からようやく、抗がん剤などのがん治療の副作用を低減させるケアの指針、つまりガイドラインを決めようという号令が掛けられたグッ


ちょっと遅すぎやしないかという思いもあるが、以下毎日新聞の記事を引用下矢印




厚生労働省は、がんに伴う症状、抗がん剤などの治療による副作用や後遺症などについて、症状の軽減や予防を目指す治療「支持療法」の診療ガイドラインを作成することを決めた。今春から必要な調査・研究を開始し、臨床試験などを実施して具体的な治療法を開発する。治療に取り組む患者の負担軽減や、日常生活の改善につなげる。

 がん治療は、手術、放射線治療、抗がん剤などを組み合わせた治療が実施されるが、副作用や後遺症などを伴うことが多い。特に、抗がん剤では脱毛やしびれ、皮膚障害などさまざまな副作用が出る。副作用のつらさによって、治療が継続できなくなったり、後遺症が治療後の生活の支障となったりするなど、患者の悩みや負担となる。これらを軽減するケアを「支持療法」と呼ぶ。治療の継続や患者の生活を支えることから名付けられた。

 国内では、支持療法に関する研究が少なく、欧米に比べて診療ガイドラインの整備も遅れている。また、体や心の痛みをやわらげる緩和ケアとの関係も明確ではない。

 研究には、公募で集まった国内の複数の医療機関が参加する。医師、看護師、管理栄養士らがチームを作り、抗がん剤によって起きるしびれや皮膚障害などの副作用を軽くする治療法、手術によってリンパ液の流れが悪くなってむくむリンパ浮腫を改善するリハビリや、体重が減少した場合の栄養の取り方の開発が想定される。また、副作用が起きる仕組みの解明も同時に進める。

 がん医療が進み、全てのがんの診断から5年後の生存率は6割となり、がんになっても社会生活に復帰する人や通院しながら抗がん剤治療を受ける患者が増えている。研究期間は2018年度までの3年間を予定。支持療法に詳しい田村和夫・福岡大医学部教授は「がん治療は、がんを対象とした治療と、それをサポートしていく支持療法の両輪が働くことでうまく進む。支持療法は患者の皆さんにとって重要だ」と話す。




今までは第一に救命、第二が延命、三、四がなくて、第五に副作用ケア!で、とにかく救命(完治)が治療方針の第一義だったが(それは今も変わらないが)、助かる人(延命期間)が増えて(延びて)きたので、患者のQOLのために副作用に対するケア(支持療法)にも目を向けましょうキラキラ といったところだろうニヤリ


支持療法は、骨髄にムチ打ち白血球を無理矢理増やす「グラン」注射など、治療支持の側面が強かったが、痺れ、耳鳴りなどの副作用・後遺症にもこの度目を向けて研究がおこなわれることになったウインク


神経細胞の回復などには再生医療が不可欠だと思うが、がんサバイバーには朗報である。


また支持療法の研究によって、やはり第一義のがん治療分野の向上にも繋がるであろう星


ガイドライン策定に携わる人は公募で選ばれるみたいだが、是非頑張って欲しいものである筋肉




















ほな、また