3ヶ月ぶりの完全復活…かな | N360の部屋

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昭和の名車(笑)NⅢ360を楽しんでます。

プラグコード交換により一旦不調が治ったかと思ったんですが、どうも原因はそれだけだはない様です。

エンジンがある程度暖まれば良いんですが冷間の症状は益々悪化です。

朝エンジン起動後に一旦走り出すんですが信号等で停車するとそのままエンジンはストール…

セルを回しても、まともに起動してくれません。

手持ちのCVキャブにしても症状は変わらないので、感覚的には電気系の問題のように思えます。

プラグコードは新品なのでコイル、セミトラユニットの問題なのかな…

会社帰りにキャブの調整で何とかしようとしてると、ちょっとした異常に気づきます。

アイドリングが不安定なのでアクセルを手で吹かしてるとエキゾーストの発熱状況が気筒毎に違うようです。

エンジンを吹かし気味にするとエキゾーストが発熱しほのかに紅くなるんですが、明かに助手席側に対して運転席側が発熱による変色が見られません。

どうやら運転席側の気筒が正常に点火してないようです。

左右の気筒の点火を司ってるコイルに異常が有るのかも知れません。

だったらコイルに装着してるコードを逆にすれば逆転する筈ですが変えても左右の発熱状態は変わりません。

ん〜 キャブ、点火系ではないようで、エンジン本体可能性も出てきます。


もう一度冷静になって考えてみると一つの可能性に気づきました。

バルブクリアランスです。

早速会社帰りにタペットカバーを外してクリアランスを確認して見ます。


ビンゴです。

全般的にクリアランスが狭目で、特に運転席側のエキゾーストは全くクリアランスがありません。

これでは冷間時はエキゾーストバルブが閉じずに今回の症状となる筈です。


全てのクリアランスを再調整しエンジン起動してみると嘘のように安定してアイドリングしてくれます。


本当の原因が判明です。

バルブクリアランス調整後200km程走ってみました。

安定したアイドリングと全域の吹き上がり、トルク感も気持ち良い感じです。


燃費もここ最近は15km/lを下回っていたんですが、3か月ぶりに20km/lオーバー記録しました。


ん〜もう少し早く対策すべきでしたね。