さきほど、ある男性が言っていた。


「金環日食とか、なにが楽しいのかわからない」


って・・・わーい






うんうん。


きっとこの男性は、


理屈で納得しないと気が済まないタイプなのかもしれない。






わたし自身、すごく理屈っぽくて、


納得しないと先に進めないタイプだったからすごくよくわかる。






だから、心でつぶやいた。






――― 頭でなんて、わからなくていいんだよ ―――






きっと、それでいいと思う。


きっと、それが、いいと思う。






* * *






わたしは、


「感受性が豊かだけど、考えすぎなところもある」


と、いろんな人に言われてる。






心で感じることと


頭で考えることが


いつも対立し合っている感じで、






「心」 優勢で生きているとすごく心地いいんだけど


「頭」 優勢で生きてしまうとすごく息苦しくて、


ちょうどそのサイクルが最近わかってきたところ。






たとえば、


かつてのわたしはこんな感じだった。


「写真って、楽しいなぁ~わーい


って心で感じているのに、頭では考えてしまうの。


「こんなことしてても、これが将来、仕事につながるのかな??」って・・・。






そして、もったいないことに写真・カメラをやめてしまい、


また頭で考えるのよ。






なにか、わたしが活躍できる場所はないものかあたふたあたふたあたふた


と真剣に・・・。






今ならわかる。


将来のこと


仕事のこと


利益を生み出すかどうかということを頭で考えることで


せっかく心は楽しいと感じていることを止めてしまうだなんて


ホントにとってももったいなくて、






心で楽しいと感じていることを積み重ねていくその先に、


わたしだけのステキな世界が広がるんだということが・・・。






だから


人のことも自分のことも、


なんで楽しいのかなんて、わからなくていいと思う。


心で感じていることが真実で


その真実を理屈で打ち消してしまうだなんてもったいない。






だからきっと






――― 頭でわからなくていいんだよ ―――






きっと、それでいいと思う。


きっと、それが、いいと思う。






nina*