民間経験がスズメの涙ほどしかない…
というより、アルバイトぐらいしか民間での経験がないので、
「日経ビジネス」を購読して、少しでも足掻こうとしております。
昨年から購読していますが、ビニールに包まれたまま積み重なっていく一方です。笑

さて、4/22号の日経ビジネスに、
道の駅に関する約20ページに渡って特集が組まれておりました。


私も知らなかったのですが、

「道の駅」制度はすでに20年も経つ制度なんです。
その間に、全国に1000箇所以上も建てられました。

記事の中では、道の駅が成功するためには、
人が来ない」「ブランドがない」「情報がない」「リーダーがいない
の4つの「ない」を解消することにあるそうです。

議員になって、道の駅にも必然と関心が向かい、
今年の3月には、栃木県に道の駅関係で会派視察もしてきましたが、
街が活性化するのには何よりも重要な要素が、
「人の力」です。

視察先の宇都宮市にある「道の駅 ろまんちっく村」は、
指定管理者制度で、株式会社ファーマーズフォレストの松本社長が経営を担い、
元々あったJA系列の直売所を見事に改革した事例でした。



ちなみに松本社長は、宇都宮市の出身でもなく、農家でもありません。
それでも、閉鎖的な農業という分野において成功できたのは、
強い意志・熱意・戦略があったからこそだと十分に感じました。

特に印象的だったのか「地域商社」という言葉でした。

私にとっては、新しい概念であり、ビジネスモデルであり、
今後の地方の活性化のヒントになる言葉だと感じました。

翌日に視察した、茨城県で栗の加工・商品販売をしている、
小田喜商店の小田喜社長にも共通する雰囲気を感じました。



スティーブ・ジョブズがアップル社を立て直したこと然り、
物事が好転するときはやはり「人の力」です。
今回の日経ビジネスの特集で取り上げられている道の駅の成功事例も、
やはり「一人の人」から物事は始まっています。

昔から「よそ者」「若者」「ばか者」が必要と言われますが、
(失礼ながら)本当にその通りです。

東松山市では、JAによる新たな「農産物直売所」の建設が始まろうとしています。
立地や駐車場等の条件から「道の駅」の認可はおりないと聞いていますが、
ひたすら、東松山市の農業、さらに商工をひっくるめて、
地域の活性化に寄与することに期待するばかりです!

早速、日経ビジネスの特集記事は、農政課の課長にお渡しました。笑