先週、グローバル経営人倶楽部様主催で、新日本有限責任監査法人様のとりまとめで実施されたクラウドファンディングのセミナーにてパネルディスカッションに登壇させていただきました。
パネルディスカッションの前に、基調講演をしていただいた、
日本クラウド証券取締役会長の出縄良人さんのお話は非常に参考になり、
新日本有限責任監査法人の山田雄一郎さんの講演もプロジェクトユーザー感覚に富んだ非常に良いお話でした。
その後に、パネルディスカッションのパネラーとして私の他に
ジャスト・ギビング・ジャパン事務局長の梶川拓也さん
日本クラウド証券代表取締役社長の大前和徳さん
そして、引き続き新日本有限責任監査法人の山田さん
とともに議論。
主に、寄付型、購入型、融資型、投資型と言われる４つの切り口からクラウドファンディングを語りあいましたが、
やはり、どのような型であれ、
実際にプロジェクトを実行していく人たちの熱い気持ちをインターネットを通してどのように伝え、
どのように見た人たちの共感を呼ぶかが重要だという点が一致しました。
また、それに伴う、エンジェル税制の工夫や、金融ライセンス付与にともなう既存事業者たちの安定運営への責任なども議論され、業界自体にとって非常に建設的なディスカッションでした。
私としては
業界としてアクションを取らなければならない方向性のイメージが共有できたのが非常に収穫だったと考えています。
注目市場であり、今後様々なサービスが出てくることが予想される中で、
健全な市場をどのように育て、政府を含めたルール改定につなげていくかが重要なのは間違いないです。
我々も大胆なアクションとセットで細心の注意をはらった運営を心がけていきたいと思います。