日本メンタルヘルス協会:衛藤信之のつぶやき

心理カウンセラー衛藤信之があなたに届けるメッセージ。



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 おっと!気がつけば7月になりました。
 夏ですねーと言いたいところですが、まだシトシト梅雨さんが自己の存在と役割をアピールしています。


 インディアンの人々は「自然を愛することは、晴れの日も、雨の日も、嵐の日も受け入れると言うことだ」と、受け入れの重要性を教えてくれました。
 僕は、そこから「人生を愛することは、楽しい晴れの日も、哀しい雨の日も、思いもしなかった周囲の出来事にふり回される日々も、受け入れることだ」と学びました。


 自然はいろんなことを教えてくれます。海が荒れるのは後に、海の栄養を循環させて、プランクトンが豊富になって海の恵みを豊かにしてくれます。嵐も大気を浄化し、大地を削りとることで肥沃な栄養を土の外へ導き出す手助けをします。


 一見、不幸な出来事の中に、将来の幸せが隠れています。陣痛の後に、新しい命の誕生があるように…


 良い子だった子どもが荒れています。「今まで愛されてなかった!」「いつも親の期待に応えてきた!」「したい事をさせてもらわなかった!」
 どうしたらいいのですか?


 それはね、お母さん。彼らが自分の生きる道を見つけ出そうとしている証拠なのですよ。


 彼らが言っているのは真実か、思い込みかは、どうでもいいのです。彼らが「そう感じた」と言うことですから「そう感じて、辛かったんだね」と聴いてあげて下さい。聴くことは「確かに、そうだったね」と、お母さんの非を認めることではないのです。彼らは「そう感じたんだ」と言う思いを聴いてもらいたがっているだけですから。


 その時に「違うよ!」「あなたは愛されたのよ!」と言い返すと「ほら、そこよ。いつも聴いてはくれないんだから」となります。いま彼らは思いを嵐のようにぶつけているだけですから、大地のようにドンと受け入れて聴いてあげて下さい。感情をぶつけられるのは、お母さんを信頼している証拠なのですから。信頼していない人には、感情は決してぶつけない。


 大人になって心にトラブルを持つ人は、反抗期のなかった人に多いのだから。反抗できるほどに安心できる家庭でなかったとも言えるのです。何を言っても受け入れてもらえるか?今、ただ彼らは甘えなおしをしているだけですから。感情をぶつけている彼ら自身も、心ではブルブルと震えながら血を流している。


 そして、やがて穏やかな朝が来る。
 それは、彼らが旅立ちの時かもしれません。そして、旅の途中でふりかえる。大地が大らかで、守られていたことを…


 今年の夏はネイティヴ・アメリカン(インディアン)の地に行こうと思っています。なんだか、乾いた大地が懐かしくて…












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