草加せんべいさん、sawaさん等、鉄道好きの明日香ファミリーの皆さん
お待たせしました!!!
全国的にも有名な金光教信者の団体移動『金光臨』のレポートです。
今年は!なんと!!立教150年!!!という節目の年であり、尚且つ
この日が150周年を記念した特別な集会の日でもあり、全国各地から
金光教の聖地『金光』へ集いました。
まず、簡単に金光駅についてご案内しますと…
こちらは改札口入ってすぐの所から撮影したものですが、3面4線式の
島式ホームで、ご覧のように1面のホームがローカル駅にしては凄く
長いです。普段は最大8両編成?、最小2両編成の運用なんですがね。
各ホーム、ポイントの絡み等で先端の位置がバラバラであり、都市や
新興住宅地の駅みたいに足元に乗車位置なんぞは書いてません。
しかも、両端とも屋根がないエリアもあります。
ローカル駅ならではの弧線橋で、隠れてますがエレベーターも設置
されて、ちゃんとバリアフリーが整っていて、新倉敷に縁深いレーサー
の長屋宏和さんも車椅子で安心して里帰り出来るようになってます。
名所ガイドとして金光教本部の案内と、一山越えた先にある、幼い頃
よく泳いだ沙美海岸の案内がでてます。ちなみに親戚のおじいちゃんは
沙美海水浴場へ船で乗り入れて、館内アナウンスで僕らを呼んで、
船に乗せて当時建設中の瀬戸大橋の近所を周遊するクルージング(爆)
に連れて行ってくれたという伝説的な珍話もあります。
朝9時には金光駅に着いたものの、いつごろ金光臨が到着するのか全く
知らず、とりあえず来るまで今ではレアな昭和車(国鉄車両)が今でも運用
で使われてるんで、色々バシャバシャ撮ってました。
まずは、和歌山県?日根野より転属され、最近『瀬戸内色』に塗り替え
られた103系です。
この電車から、一人の高校生と思われるジャージ姿の男子が一人、
自分の所へ寄ってきて「金光臨の撮影ですか?」と声掛けられました。
その後、その男子と仲良くなって鉄道話で盛り上がりつつ、撮影続行
しました。
こちらは、117系 快速『Sunライナー』ですが…ご覧の通り、4灯のうち
1灯が球切れしているという、なかなかレアな編成でした。
ちなみに快速『Sunライナー』とは、岡山~福山・三原間の主要駅に
停車する快速で、停車駅は岡山・倉敷・新倉敷・笠岡・福山が標準です。
一部、金光・鴨方・里庄に停車する列車や、基本福山止まりなんですが
福山から先、各駅停車で三原へ行く列車もあります。
編成は117系前期型?の4両編成で、車内は『新快速(シティライナー)』
当時のままの茶色い造りをしており、なんと!山陽本線なのにワンマン
運転なのです。だから、運転士が発車前に笛吹いて戸閉めして、駅到着
案内は女性の声の自動放送なのです。
最近、地元や出会った男子(中庄出身)に聞く話によると、快速『Sun
ライナー』の数が減っていってるみたいです。
ってことで、その117系を使用した普通列車の運用にも出合いました。
ちょうど朝でもあったんで、時間的に走ってて当たり前かな?
この117系の普通運用は、岡山以西での運用の他、快速『Sunライナー』
がそのまま引き続き岡山より東へ行く普通列車として運用される事が
あります。ちなみに、ゆっきーの聖地・邑久・長船といった赤穂線にも入り、
兵庫県の播州赤穂まで行って、現旧の『新快速』車両が並ぶといった
光景も見れると思われます。
こちらは、岡山地区の広範囲で活躍している115系『カフェオレ色』です。
内装は、223系にソックリな造りで、もちろんオールクロスシートだった…
はずです(車両の連結部分辺りがロングシートだったかも?)。
偶然、カフェオレ3両+湘南4両の朝ならではの長編成が来たり…
瀬戸内色の4両編成も来ました。
ちなみに、湘南色・瀬戸内色の内装は、国鉄時代そのままです。
続きまして~京都・向日町電車区より転属された113系湘南色です。
自身も朝の赤穂線『糸崎行き』で乗車した事があるんですが、見た目も
内装も、国鉄時代そのまんまです。
こちらは、福山市の北隣りにある府中市(パラブ時代の横部実佳さんと
出会ったイベントホールの近所)という街と福山市を結ぶ『府中線』という
ローカル線の岡山直通列車です。昼間は岡山電車区内で眠り、夕方、
府中線へと回送されます。ちなみに夕方も『府中行き』が岡山のちょっと
東より直通運転されてるんですが、115系で運用されます。
こちらは、岡山地区に行くと、やけに沢山目撃するEF210-100番台『桃太郎』
牽引の貨物列車です。
九州・広島⇔関西・関東で沢山運ぶ物があるんでしょうか…?
ってなことで、高校生男子と喋りながら撮影してると…ついに来ました!
第1便は…
583系『きたぐに』仕様、12両編成でした!!!
ホームの最西端より撮影しましたが…12両編成でいっぱいいっぱい
の金光駅・・・カメラにケツまで収まるのが精一杯でした。
定番のS氏ショット!!(笑)なかなか上手くいきません…。
しかし…普段、日本海沿岸を走る為、車両の傷みが激しいです。
『きたぐに』のロゴマーク。
ステッカーを貼っただけのようです。
今度も583系ですが、9両編成でした。
なんと!この編成は!!『立教150年 金光教』という記念のHMを
表示してました!!!
今までは485系で表示してましたが、583系では初めてでした。
この9両編成は『シュプール』仕様でした。
こちらもボディの傷みが激しかったです。
しばらく2番線に『きたぐに』仕様、4番線に『シュプール』仕様が
停まってたんですが、2番線の『きたぐに』仕様が、後続の金光臨
到着の為に、金光駅を後にし、鴨方・里庄・大門・福山・備後赤坂の
いずれかの駅へ待避しに行きました。
そして…第3便!こちらは運転方向が逆です。
なんと!九州の金光教の人達は、JR九州の特急車両→500系W編成
→223系2000番台W編成という、凄く贅沢に感じられる移動をされて
金光へ来ました。
ってことで、500系W編成で福山で降りた金光教の方々を金光まで
お送りする団体専用です。しかし、車内は京阪神間を走る新快速と
良い勝負の超激混みでした。
ローカルな駅舎にハイテク?近代近郊型車両・・・ギャップに心が
沁みます。っていうか、関西で当たり前のように見るのとは違って
新鮮な気持ちになりました。
1000番台は、テールライトとヘッドライトは完全に分かれてますが、
2000番台は、ライト類はまとめられていて、始めは不細工に思い
ましたが、見慣れるとそうでもなくなりました。
そうこうしてると、第2便の『シュプール』仕様も金光駅を後にし、
鴨方・里庄・大門・福山・備後赤坂のいずれかの駅へ待避しに
行きました。
その後、第3便の223系2000番台W編成も、新倉敷か倉敷か中庄へと
待避に行ってしまい…さらに待つ事数十分…。
念願のsawaさんが追っかけ撮りまわってる485系が来ました!!!
しかも、両方向の先頭車両ともこの顔で、sawaさんもきっと、この編成
は、撮影してないかと思われますが…いかがなものでしょう。
近々、北陸特急『雷鳥』が全て683系に置き換えられ、この485系は全く
見れなくなってしまいます。
余剰となった485系を改造して、北近畿で使うのかなぁ…って思った矢先
にも、北近畿地区で走る全ての特急電車が683系をベースにした新車を
しかし、ここが金光駅であることが全く信じられなくなる光景です。
だって・・・電車特急が全く存在しない山陽本線で、しかも岡山西部の
ローカルな金光駅に485系が停まるって生まれて初めて見ましたから。
かなり感動しましたよ。
ってことで、今日の『金光臨』の話はここまで!
次回は、夕方までの空いた時間で撮った『新倉敷』での山陽新幹線と
乗客で超ごった返す金光駅をレポートします!!こうご期待!!!