「せっかくの長い休暇、静かなところでのんびり過ごしたい！」
「ヨーロッパに行きたい！けどそこまで休みは長くない･･･」
「ごはんのおいしい国がいい！」
私たちのワガママな要望を全部叶えてくれたのが、高野さんに提案していただいたニューカレドニアでした。
旅行予定日までそんな日数もないのにもかかわらず、きめ細かくサポートしていただきました。
私たちを出迎えてくれたのは、どこまでも続く青い海と、高い空、色とりどりの花、白い砂、鮮やかな景色でした。
初日は本島のバスツアーに参加しました。
馴れない飛行機のせいか、ちょっと顔色の悪い二人ですが、実はウキウキです。
シーズンを少しはずして日程を組んだせいか、観光ツアーも貸切状態で現地係員の方も私たちの行きたいところや希望に柔軟に対応していただけました。
その後飛行機で念願のウベア島へ。
そこは、見渡す限りの美しい砂浜でほとんど人が居ない楽園！
あまりに海が綺麗すぎて海中に潜ってみると遠くの島までも見えそうでした。
島の人々は、観光客にもすれ違いざまにニッコリ微笑んで挨拶を交わす。私たちも家族の一員かのように迎えてくれる島です。
ウベア島で宿泊したのは、コテージ造りの「Paradis de Ouvea（パラディ ド ウベア）」。
広い広い部屋はバルコニーに出るとプライベートビーチに面していて、すぐに海に駆け込めます。
バルコニーの寝椅子に寝そべって、のんびり話をしたり、思いにふけったり、とても素敵なホテルでした。
オフシーズンということもあり、バルコニーや砂浜でぐだっとしていても、前を通る人はまばらなので自分の家のように寛げました。
「paradis,paradis!（楽園、楽園！）」が私たちの口ぐせでしたよ。
朝起きて、海を見ながら朝食を食べ、コーヒーを飲み、ひと泳ぎ。
遊びつかれたら昼ごはん。
そしてまたひと泳ぎして、お昼寝。
目覚めるともう夕方で、涼しい中を散歩。
ウミガメやエイの大群も見かけました。
目にもきれいなディナーをゆっくりゆっくり食べ、満天の星空を見上げます。
ちょうど七夕の頃で、一面の天の川。
南半球なので、星座が逆転して見えました。
潮の音と虫やトカゲの鳴声を聞いていると、いつのまにかおやすみなさい･･･。
まるで夏休みの子どものような、贅沢な時間でした。
あっという間にウベア島での滞在が過ぎ、本島に戻りました。
現地で日本人向けに発行されている「ピクニック」というフリーペーパーを読みながら、明日はどこに行こうなどと考えて夜を過ごしましたが、朝になってみると２人は足の向くまま気の向くままに街を散策
お洒落なレストランも良いけれどちょっと現地の味を、と広場周辺にある小さな食品屋さんで買ったテイクアウトのご飯。ビニール袋に入れただけの豪快な見た目だったけど、味は絶品！
街中にはテイクアウトのお店が沢山あるので、ついつい買い込み、くいだおれの毎日でした。
帰国後も島で飲んだエスプレッソとパンと発酵バターが忘れられず、我が家の定番になりました。
自然と、周りの人に感謝する気持ちが自然に湧いてくる、そんな島でした。
観光名所を回るだけでなく、現地に暮らしているような気分を味わったり、自分達らしくのんびり旅行ができました。
私たちだけのプランをたててくれたエヌワンツアーの高野さん、ありがとうございました。